松葉がにだけを想い冬を戦う稀有なる専門店。鳥取「かに吉」

2019/03/25

松葉がにだけを想い冬を戦う稀有なる専門店。鳥取「かに吉」

鳥取県鳥取市、鳥取駅前の商店街にある松葉かに専門店『かに吉』。大将の山田達也氏と母・満子氏はシーズン中の11月〜3月にかけて、競りが行われる日は毎朝浜坂漁港へ向かうという徹底ぶり。取材申し込みから1年以上、計4回の訪問の末、辿り着いた『かに吉』の全貌をお届けします。

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日本全国広しといえど、この店ほど特種かつ情熱的な、かに料理専門店に会ったことがありません。

鳥取県鳥取市、鳥取駅前の商店街の2階にひっそりと店を構える『かに吉』はその名の通り松葉かに専門店です。しかし、鳥取市内いや日本全国広しといえど、この店ほど特種かつ情熱的な、かに料理専門店を我々ONESTORY取材班は出会ったことがありません。

鳥取県との県境、松葉がにの水揚げ全国一位を誇る兵庫県の浜坂漁港の仲買でもある大将・山田達也氏と母・満子氏が、11月〜3月のシーズン中、競りが行われる日は毎朝浜坂漁港へ向かうところから一日は始まります。そして、その日一番の特上の松葉がにを競り落とし、すぐさま店へ運び下拵え。さらに営業中は厨房の満子氏と客前の山田氏の連携によるめくるめくパフォーマンスで、余す所無く松葉がに尽くしを楽しませてくれるのです。「シーズン中は松葉がにの夢ばかりみます」と笑う山田氏。冗談かと思いきや、メラメラと燃える眼差しと、重い言葉の圧力に、初めてならば尻込みするほど。それほどまでにこの店は松葉がにだけのことを思い、ひと冬を過ごすのです。では松葉がにのない夏は、どうなるのか? そんな疑問も沸き起こり、取材班は夏の鳥取へも。

そこにはもうひとつの驚くべき『かに吉』がありました。取材申し込みから1年以上。計4回の訪問の末、辿り着いた『かに吉』の全貌。今回は、松葉がに専門店『かに吉』だからこそ成し得るワンストーリーをお届けします。

極上松葉がにの秘密を探るため、漁港での競りに密着!

競り落としたばかりの特上の松葉かに。今日イチの逸品だ

ただただ旨いかにを食べさせたい。松葉がにに生涯を捧げた、ある親子の物語。

『かに吉』の店主であり大将の愛称で親しまれる山田達也氏と母・満子氏

年4回『かに吉』に伺ったのは、まったく異なる夏を知るため。

夏、冬2回、まったく異なる店へと変化する『かに吉』

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