船上で広島の四季を眺めながら堪能できる牡蠣(かき)料理

特集

全国ご当地グルメ(広島県編)

2016/03/22

船上で広島の四季を眺めながら堪能できる牡蠣(かき)料理

広島市内中心部、平和記念公園対岸に浮かぶ牡蠣(かき)船。古くは1867年に牡蠣養殖からスタートした「かなわ」は、今や広島の牡蠣の名店として知られている。昨年のリニューアルを機にリーズナブルなメニューを充実させ、新たなファンを増やしている。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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牡蠣(かき)船のルーツは江戸時代にあり

1963年、広島市中心部を流れる元安川に誕生したのが「かき船かなわ」。牡蠣船のルーツは江戸時代。牡蠣養殖業者が大阪まで船で牡蠣(かき)を運んで販売していた時に、客に試食をさせるようになったという。それが発展して船の上に座敷を設け、牡蠣料理を楽しんでもらうようになったことから始まった。

当時は全国に数百隻の水上料理店があったというが、今は片手で足りるほどに。そのうちの一つが「かなわ」である。15年秋には、長年営業を続けた平和大橋たもとから現在の場所に移転し、店内では地元客はもちろんのこと、観光客の姿も多くみられる。

リーズナブルな単品料理や御膳を提供するフロア「瀬戸」。カウンター席もあり、女性一人でもOKな気軽さがうれしい

会席料理を中心にした個室席が中心の「和久」と、予約なしで単品からでも楽しめる「瀬戸」にフロアが分かれている同店。気軽に、でも余すところなく牡蠣(かき)を楽しみたいなら、「瀬戸」で提供する「かき御膳」がおすすめ。シンプルに素材の味を感じる焼き牡蠣やオリジナルソースで食べる牡蠣フライ、さらに口の中に入れた瞬間ふわっと香りが立ち込める牡蠣飯など、定番の牡蠣料理をしっかり楽しめるボリュームある内容だ。

予約なしで食べられるかき料理が好評。口にするととじゅわ~っとジューシーな焼き牡蠣は絶品。牡蠣フライは最初は香り、噛むごとに甘味が感じられる逸品だ(画像はイメージです)

広島県大黒神島沖で養殖した牡蠣は小ぶりでうまみがギュッ

調理されているのは、どれも瀬戸内海で最も水質がよいと言われる広島県大黒神島沖で養殖された牡蠣。身は小ぶりだが、塩分濃度が高い海域で育ったため、水膨れせずに火を通してもふっくら。海の恵みが存分に詰まっていて、しっかりとしたうまみが感じられる。水揚げした翌日には店で提供するというだけあって、鮮度も抜群。年間を通して生で食べられるので、牡蠣好きにはたまらない。

元安川に浮かぶ牡蠣船。15年秋に移転リニューアルしたばかり

「キラキラ光る元安川の水面と、季節の移ろいを見せる平和公園を眺めながら、牡蠣はもちろん、広島の食材や地酒をのんびりと楽しめる、広島のよさが詰まったお店です。女性一人で訪れて、ゆったり過ごす方もいます。ぜひのんびり、ぜいたくな時間を楽しんでください」と女将の山本直子さん。観光客はもちろん、地元民も新たな広島のよさに気付ける空間になっている。

※掲載の内容は2016年3月時点の情報に基づきます。
※2019年5月に店舗(住所、電話番号、営業時間など)、メニュー、料金などの一部情報を更新しました。

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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