新潟・上越市で支持される町中華のラーメン。愛される味をつなぐ

2019/03/21

新潟・上越市で支持される町中華のラーメン。愛される味をつなぐ

ふと恋しくなる、町中華のラーメン。新潟県には地元で愛され続ける名店や老舗の町中華があります。今回紹介するのは、上越市で地元の人から絶大な支持を集める「王華飯店(おうかはんてん)」さん。

月刊新潟Komachi

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父から息子へ、地元で愛される味をつなぐ

王華飯店(オウカハンテン)/上越市

上越市は、県内でも中華料理店特に多いエリア。
なかでも、地元の人たちから絶大な支持を集めているのが「王華飯店」さん。
卒業祝いや入学式、同窓会など、大事な節目の行事には、こちらのごちそう中華を食べに行くのがこの町の定番です。

これぞ町の中華屋さんというたたずまい

創業者の小嶋善明さんは宮城県出身で、20歳のころ都内の中華料理店で修業するために上京。その後、奥さんの故郷である上越市で店を開くことを決意。
5年前からは、中華料理、和食、イタリアンと幅広く経験を積んだ、息子の善大さんと親子2代で腕を振るっています。

2人で素早く料理を仕上げていく。特に言葉を交わさない様子に親子の絆を感じる

「常連さんから、『息子の代になって味が変わった』と言われないように気をつけています」と善大さん。
店の味を支える清湯(チンタン)スープは、今の嗜好季節に応じて肉や野菜の分量を調節細かな気配り変わらぬ味わいを守っています。
「どんなに本格的な中華料理でも、地元の人に受け入れてもらうことが大切」という父・善明さんの思いをしっかり受け継いでいます。

「五目ラーメン」850円。ニンジンやインゲンは丁寧に飾り切りしている

創業当時からある「五目ラーメン」は、たっぷりの具材をシンプルで雑味のない清湯スープが包み込む一杯。
ずっとこのラーメンを食べている常連客はもちろん、初めて食べる人でも安心できる味わいです。
契約農家から仕入れる上越産の食材を使うことも、善明さんの代から続くこだわりひとつ

「春巻」800円、「焼売」800円はテイクアウトもOK。自家製ラー油とトウバンジャンの刺激的な辛さの「麻婆豆腐」900円と上越産の青トウガラシと四川サンショウで香りにこだわった「白麻婆豆腐」950円

また、新作メニューの創作にも余念がない善大さん。
2年ほど前、親子2人で意見を出し合いながら考案したという「白麻婆豆腐」は、早くも店の名物に。
最近では、上越市のご当地麺「酒粕ラーメン」の開発にも注力し、昔ながらの味を守りつつも、常に新しいことに挑戦し続けています。
店の歴史にあぐらをかかない、その心意気には脱帽。小嶋さん親子は、常に進化しながら、今日も心を込めてラーメンを作っています。

店内。毎月12日は「トーフの日」ということで、マーボー豆腐が半額になるうれしいサービスも
 

親から子へ受け継がれる味。
地元で愛される味が“つながれていく”。素敵なことですよね。

そして、昔ながらの味を守りつつも新しいことにも果敢にチャレンジする、この姿勢が中華料理店の多い上越市で支持を集める理由の一つなのかもしれません。

お近くにお越しの際は、ぜひ「王華飯店」さん、立ち寄ってみてください。

※掲載の情報は、取材当時のものです。

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