海の見える露天風呂「かつうら御苑」と熊野速玉大社・那智の滝

2019/04/22

海の見える露天風呂「かつうら御苑」と熊野速玉大社・那智の滝

温暖なエリア「紀伊半島(和歌山県)」のおすすめスポットを紹介します。旅のテーマは、「世界遺産」「海の見える露天風呂」「落差日本一の大滝」。南紀の美しい海を見渡せる露天風呂であたたまりつつ、世界遺産の社殿や落差日本一の大滝など、紀伊半島の見どころをレポートします。

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名古屋から車で南紀へ ~まずは「熊野速玉大社」へお参り~

ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部 画像提供:「熊野速玉大社」

和歌山・南紀エリアへは、東海地方からは自動車で行くのが便利ですが、途中慢性的に道路が渋滞することもあり、到着までに約4時間はかかります(天候、交通事情による)。ゆったりと旅をしたかったので、今回は2泊3日間で紀伊半島を一周する旅を計画しました。

南紀エリアに向かう東名阪自動車道の渋滞を避けるため、12:00過ぎに第一目的地である「熊野速玉大社」に向けて名古屋市を出発しました。車を走らせること約3時間30分、ようやく「熊野速玉大社」に到着しました(ほぼ休憩なしでこの時間になりました)。

朝早くから多くの人がお参りに訪れていました 画像提供:「熊野速玉大社」

「熊野速玉大社」は、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神としています。ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産となっており、このエリアを訪れたのならぜひとも参拝しておきたいスポットです。

縁結びで有名な神社だけにお守りも種類が豊富 画像提供:「熊野速玉大社」

「熊野速玉大社」は、御神木の梛(なぎ)が有名です。樹齢千年にも及ぶ梛(なぎ)の大樹は、熊野権現の象徴として信奉篤く、古来から道中安全を祈り、この葉を懐中に納めてお参りすることが習わしとされています。熊野牛王と梛(なぎ)の葉をいただくことが、難行熊野詣を無事に果たす大きな支えとなりました。

また、鎌倉時代初期の公家、歌人の藤原定家が、「千早ぶる 熊野の宮のなぎの葉を 変わらぬ千代のためしにぞ折る」と歌に詠んだことでも知られています。この梛(なぎ)の実で奉製した熊野速玉大社独自の「なぎ人形」や「なぎまもり」等のお守りがあり、社務所で購入することができます。

宿泊は「海の見える露天風呂」がある旅館をチョイス

入浴が楽しみな「海の見える露天風呂」 画像提供:「かつうら御苑」

初日の宿泊は、南紀勝浦の宿を予約しました。

このエリアには、「海の見える露天風呂」がある旅館やホテルがいくつかありますが、「海と山が一望できる露天風呂」というキャッチフレーズに引かれ、「かつうら御苑」を選びました。公式サイトで見たお料理がとてもおいしそうであったことも、チョイスした理由のひとつです。

夕方17:00過ぎに旅館に到着し、日のあるうちに露天風呂に向かいました。お風呂は期待どおりのすばらしさで、世界遺産の熊野の山々や眼下の那智湾の眺望は最高でした。次第に日が暮れてゆく風情も楽しめ、本当にすばらしい露天風呂でした。

「かつうら御苑」の夕食です。ボリュームたっぷり
南紀の海で獲れた魚は超新鮮! とってもおいしいお刺身

「海の見える露天風呂」はもとより、「かつうら御苑」は、料理がとてもおいしかったです。夕食のマグロのトロや朝食の出汁巻玉子は絶品です。お値段もそれほど高くはありませんので、一度泊ったらもう一度泊りたくなる満足度の高い旅館です。

「熊野那智大社」と「那智の滝」は絶対に見逃せないパワースポット

那智大社へ行くには急な階段を上がる必要があります

「かつうら御苑」をチェックアウトして、まず向かったのが「熊野那智大社」です。那智勝浦には、有名な熊野三山があります。「熊野本宮大社(本宮)」「熊野速玉大社(新宮)」「熊野那智大社(那智)」の三社で、熊野三山へお参りするための道が熊野古道です。

熊野古道は、古来より多くの参詣者が列をなして歩んだことから、「蟻の熊野詣」と形容されるほどのにぎわいだったと伝えられています。

絶景の「那智の滝」 写真提供:公益社団法人和歌山県観光連盟

本当は熊野三山すべてに参拝したかったのですが、時間の都合上、「熊野速玉大社」と「熊野那智大社」の2ヵ所のみの参拝になりました。限られた時間のなかで、もし一社だけでも参拝したいということであれば、筆者は迷わず「熊野那智大社」をおすすめします。

大社の壮麗な社殿のすばらしさもさることながら、落差133メートル、一段の滝としては落差日本一の「那智の滝」の絶景は、必ずや旅の記憶として残るでしょう。

参拝の順路ですが、境内にある駐車場に車を停め、「熊野那智大社」→「青岸渡寺」→「那智の滝」の順に参拝するのが一般的です。ただ、早朝からかなり混雑しますので、境内ではなく付近にある民間のパーキングを利用してもよいでしょう。

いかがでしたか。紀伊半島一周旅行のレポートでした。紀伊半島は見どころが満載です。2019年3月17日(日)に新名神高速道路が開通し、新四日市―亀山西間の渋滞が大幅に緩和される見込みです。これにより東海地方から南紀エリアへのアクセスがグンとよくなりますので、ぜひ、家族、友人を誘って紀伊半島を訪れてみてください。

hossie

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地球の歩き方 名古屋・愛知Web特派員

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