ごちそうランチ3〜県産食材最強ピザ&関西文化柿の葉寿司/熊本

2019/03/31

ごちそうランチ3〜県産食材最強ピザ&関西文化柿の葉寿司/熊本

何も高価なものや希少価値が高いものだけがごちそうだとは限らない。旬をちりばめた、記憶に残るとっておきのごちそうランチをご紹介します。

シティ情報くまもと

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イタリアのピッツェリアの味と、熊本の食材がコラボする最強系。

幼い頃から料理が好きだったという「堀川ピッツァ」店主の福島さん。
10年のサラリーマン生活を経て、なお冷めやらぬ料理の夢を形にするべく、福岡や阿蘇の有名シェフの元で経験を積み、震災を機に独立。その後単身ヨーロッパへ渡り、言葉も通じない彼方の地で惚れ込んだ老舗ピッツェリアの味を、その情熱と人間力で見事習得した。

菊陽町の特産、人参。その良さをより多くの人に知ってもらいたいとの思いで考案した「堀川スペシャル」(1728円)

小麦粉、チーズ、焼成窯など味の決め手となるものはイタリア製を使用し、本場の味を再現。生地は常温発酵で1日、低温発酵で1日、計2日寝かせることでもっちりとした食感に。

本場イタリア製の窯を使用することで、現地の味をより忠実に再現。窯の半分で薪を燃やし、もう半分のスペースでピザを焼き上げるナポリスタイルを継承

さらに菊陽町の人参や産山村産の手作りハムなど選りすぐりの郷土の味と融合させた1枚は、もはや熊本に置ける“ピザ革命”と言っても過言ではない!

均一に火が通るように、手作業でピザをくるくる回転させながら、約500度にもなるという高温で一気に焼成。美味しさへの飽くなき探求を続ける、店主のこだわりが垣間見える

小さな柿の葉に包まれた、偉大な食のストーリー。

1988年、大津町で創業した「柿の葉寿司」が道路拡張工事に伴い、現在の場所に移転オープンしたのは2017年の6月のこと。そもそも柿の葉寿司とは関西の文化。海から離れた山里の地のお祝い料理として作られていたものだとか。

一番人気は月替わりのランチコース「紫陽花」(1500円) / 写真は一例

具材はサバ、エビ、鮭の3種。抗菌作用のある柿の葉で密閉した寿司は、専用の木型に入れて(その並んだ姿もまた可愛い)、常温保存で一晩寝かせる。

専用の木箱に詰められ、一晩寝かせて味を仕上げる

すると具材と酢飯の味に一体感が出て、よりまろやかな味わいに仕上がるのだという。その装いは限りなくシンプルだが、そこには豊かな食の世界が凝縮されている。

関西で飲食店を営んでいた店主の渡邉さんが帰熊する際、柿の葉寿司の文化を持ち帰り、大津で店を始めたのがはじまり

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