階段、階段、また階段!魅力溢れる「尾道の風景」に会いに行く!

2019/04/04

階段、階段、また階段!魅力溢れる「尾道の風景」に会いに行く!

映画の町、文豪の町・尾道。寺院が多く「西の小京都」とも呼ばれるこの町を愛した人は数知れず。それは一度でもこの地に足を踏み入れてみるとよくわかる。町の雰囲気、海と山の景色、風。全てが何となく優しく、どことなく懐かしい。瀬戸内に面した坂と階段の町「尾道」で美しい風景を探します。

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あてのない「尾道散歩」のススメ

尾道の風景

瀬戸内海に面した町・尾道は、「坂の町」として知られています。特に尾道駅の東側は、山が海岸線間際まで迫っていて、その山肌に寺社や住宅が密集しています。

尾道の風景

縦横に走る無数の路地、軒を連ねる建物、そして穏やかな瀬戸内海。
この風景を愛し、志賀直哉や林芙美子はこの地に居を構え、小津安二郎や大林宣彦はこの地を舞台に映画を撮りました。

時代を経て、建物や道の舗装こそ多少なりとも変わったものの、戦火も免れたこの町は、「西の小京都」の名に違わぬ美しさを今も残しているのです。

尾道の風景
尾道とネコ

とはいえ、その美しさと日々の生活の大変さは別の話。

国道2号線から山陽本線の踏切を渡り、千光寺方面へと上がっていく道を見上げるとよくわかります。行く手が霞むほどに、坂道と階段が延々と続く風景。

尾道の風景

あなたはきっとこう思うでしょう。

「地元の人達、郵便や宅急便の人達。この道を毎日のように行き来する人たちの大変さはいかばかりだろう・・・。」
「ベビーカーとか車いすの人はどうするのかな・・・。」
「日々の往来もさることながら、大きな物の移動、例えば冷蔵庫とかソファとか箪笥とかの移動は一体どうするのだろう・・・。」
「どう考えても大きなトラックは入れないし、そもそもトラック以前に車も入れない。オートバイなら行かれるルートがあるのかな・・・。」

尾道の風景

そんなことをぼんやり考えながら、階段をようやく上り、ふと振り返った時の瀬戸内海の美しさ。

その瞬間、あなたの心は、志賀直哉や林芙美子や小津安二郎や大林信彦のそれと重なるのです。

尾道の風景

目の前に広がる町並み。緑の木々。橋や島、そして海。
おだやかで優しくて涙が出るほどに美しい。
それは心の柔らかい部分にすーっと入ってくる感覚です。

日本には美しい町は数多くありますが、
これほどまでに階段と坂が多く、それでも平和で穏やかな雰囲気を漂わせている町がほかに幾つあるでしょうか。

尾道の風景
尾道の風景

尾道メモ

嘉応元年(1169年)に、大田庄で徴収された年貢を積みだすための「倉敷地」に指定されたのが、尾道発展の始まりといいます。

地形が入り組んでおり、天然の良港であった尾道は、以降港町として大きくなっていきました。

江戸時代には北前船が寄港するようになり、さらなる賑わいをみせるようになります。その繁栄のおかげで、今も見られるような立派なお寺などの建築物が築かれ、町並みが整備されました。

尾道の風景

また、京都と九州を結んだ「西国街道」と、石見銀山からの銀を運ぶための「銀山街道」が交差する陸上交通の要衝でもあった尾道は、海上交通と陸上交通双方において重要な存在となり、各地からやってきた様々な人々が日々出入りしたといいます。多彩な文化や技術、知識、情報などが混じり合い、今の様な美しい町並みが出来上がったのですね。

尾道の風景
尾道の風景

というわけで、「尾道の美しい風景」をお届けしました。

自由気ままな一人旅に特におすすめの町「尾道」。是非、足を運んでみて下さいね。

一度も行ったことのない方は一度は是非。一度足を運んだ方は是非二度目も。何度も行ったよという方もさらに何回でも。

それほどの魅力がある町「尾道」へのアクセスは、新幹線の新尾道駅からバスで約20分。または新幹線の福山駅、または三原駅から在来線に乗り換えて、尾道駅下車。駅からは徒歩でのんびりと。

尾道とネコ

ガイドブックやウェブサイトに掲載されているようなモデルコースももちろん楽しいですが、
あてもなく風景を楽しみながら、ただ散歩をするのもおすすめです。

そうそう、尾道のご当地グルメ「尾道ラーメン」を味わうのもお忘れなく!

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