愛知・刈谷市 異なる魅力を持つ二つの公園で桜を楽しむ

愛知・刈谷市 異なる魅力を持つ二つの公園で桜を楽しむ

2019/04/05

毎年、亀城公園と洲原公園で開催される刈谷の桜まつり。2019年は3月24日から4月上旬にかけて実施されます。刈谷市観光協会を訪ね、両公園のそれぞれの見どころや、立ち寄りたいおすすめスポットを聞きました。

中広

中広

名所に囲まれた刈谷市 春の訪れを存分に感じる

刈谷市の西部にある亀城公園と北部にある洲原公園は、刈谷市の桜の名所として知られています。

2つの公園で同時に開催される「桜まつり」では、亀城公園に6万人以上、洲原公園には3万人以上と、毎年多くの人が訪れます。

「亀城公園の北側に開館した刈谷市歴史博物館のオープニングに合わせ、2019年の桜まつりは3月24日から開催しています」と刈谷市観光協会担当者。亀城公園は昭和12(1937)年に開設し、一昨年に、80周年を迎えました。もともとは天文2(1533)年に築城された刈谷城があった場所で、現在の敷地は本丸と二の丸の一部にあたります。

約400本のソメイヨシノが咲き誇る様は、県内外からの花見客をひきつけます。とくに堀跡である城池や子亀池に沿って立ち並ぶ桜が美しいと評判。期間中は日没から21時頃にかけてぼんぼりを点灯し雰囲気を盛り上げます。日が落ちると、淡い照明が桜と池を優しく照らし出し、情緒あふれる夜桜見物が楽しめます。

日没後は、ぼんぼり点灯に照らし出される夜桜と池の見事なコントラストを楽しめます

わくわくゲームランドや市民茶会など催事も豊富

亀城公園といえば、大正5(1916)年に刈谷城の本丸隅櫓(すみやぐら)跡に建てられた十朋亭(じっぽうてい、昭和47年改築)が有名。その後、昭和44(1969)年に高台一帯に日本庭園が造成され、周辺には桜が植えられました。桜まつり初日には、この十朋亭で刈谷茶好会による「市民茶会」が行われました。3月30日、31日は、芝生広場の一画で「わくわくゲームランド」を実施。刈谷市レクリエーション協会による子ども向けのゲーム大会で、昨年はビー玉落としや輪ゴム鉄砲などが好評を博しました。今年も4~5種類のゲームが用意されました。

桜まつりの期間中は、両公園とも多数の出店でにぎわいます

心ゆくまで桜を満喫した後は、オープンしたばかりの刈谷市歴史博物館へ。初日はオープニングイベント企画として、野外特設ステージに、万燈祭や大名行列山車祭、野田雨乞笠おどりなど、刈谷の伝統的な祭りが大集合しました。また、水野勝成をテーマにした企画展も開催。水野勝成展に関しては入場料無料で見学できます。

昨年は刈谷市マスコットキャラクター「かつなりくん」も登場して桜まつりを盛り上げました

地域に残る昔からの自然を生かした大切な祭り

洲原公園は、昭和44(1969)年に開設。今年4月でちょうど50周年を迎えます。

刈谷市井ケ谷町の洲原公園。敷地が広く、ゆっくり落ち着いた雰囲気で花見を楽しみたいという人におすすめです

「今年は、大きなすべり台など新しい遊具を備えた広場も再整備されました。昨年度には、園路も整備されており、桜がより見やすくなっています」と担当者。桜の数は約420本。亀城公園と同様、期間中はぼんぼり点灯も行われます。園路沿いに腰を下ろせるスペースがつくられたため、「のんびりと、ぼんぼりに照らされた夜桜を眺められるようになりました」とほほ笑みます。

両公園とも火気の使用は厳禁。洲原池東側の洲原公園レクリエーション施設ではバーベキューを楽しめるのでおすすめと教えてくれました。

「桜まつり開催にあたっては、両公園とも、道が渋滞するなど、地域の皆さまにはご迷惑をおかけしていますが、ご理解とご協力に毎年感謝しています」と観光協会。「刈谷の桜まつりは、昔から地元で大切に守られ引き継がれてきた、自然と共存したイベント。これからも世代を超えて、誰もが楽しめるようにしていきたいと思っています」

期間中、それぞれの公園では、屋台が立ち並び刈谷市内の飲食店も多数出店。亀城公園は、にぎやかな雰囲気が楽しめ、洲原公園では、ゆっくりと落ち着いた時間が流れます。

春の訪れを告げる刈谷の桜まつり。異なる魅力を持つ二つの公園に足を運び、自然の中で気持ちのいい一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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