鈴木砂羽も驚いた、神保町「餃子バル 餃子の花里」トリュフ餃子

連載

鈴木砂羽の餃子道【vol.1〜20】

2016/08/03

鈴木砂羽も驚いた、神保町「餃子バル 餃子の花里」トリュフ餃子

役者仲間や友人たちと「餃子部」を結成するほどの餃子フリークな、女優・鈴木砂羽。おいしい餃子を求めてさまざまな街を食べ歩く連載「鈴木砂羽の餃子道」第8回!

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

数百店舗食べ歩いてたどり着いたのは、母が作ってくれた餃子

こんにちは、鈴木砂羽です。梅雨も明けて、いよいよ本格的な夏に突入! 餃子を食べて元気に暑い夏を乗りきましょう♪ ということで、今回も神保町からお送りします。

今回お伺いしたのは、2014年11月にオープンしたばかりという「餃子バル 餃子の花里(けり)」。本場台湾仕込みの餃子ワインが売りというこのお店、いったいどんな餃子を食べさせてくれるんでしょう?

餃子バル、だけど店先には大きな提灯が。

お店に入ってメニューを見てみると、餃子以外にも和風なおつまみをあれこれ発見。お店の作りもちょっと和な感じがするし、そもそも内装も居抜きだし。今流行りのスペインバルみたいなのを想像してたけど、ここは限りなく居酒屋ライク。ぶっちゃけ私としましては、おしゃれすぎるお店よりも、こういう雰囲気のほうが落ち着くタイプです(笑)。

水餃子、トリュフ餃子、フォアグラ餃子、トマトスープ餃子など8種類の餃子メニューの中から、まずはベーシックな焼餃子からいただいてみましょう。

焼餃子(6個)380円

う〜ん! 透明感のある厚めの皮に肉がギュッと詰まってて、一口噛むと肉汁が飛び出す! 粗めに挽いた肉の食感がしっかり残ってて、肉料理を食べてるなあ!と実感。だけど生姜の香りが効いてて、あっさりパクパク食べられちゃう美味しさです。

「基本の餡は豚肉と白菜、ニラ、生姜。肉は国産豚で粗めに挽いたものを使っています。皮はもち粉を使って、ひとつずつ手作りしているんです」

そう語るのは、店主の浦崎進一さん。もともとIT企業にお勤めだった浦崎さんは餃子が大好きで、日本はもとより台湾まで足を運んで餃子を食べ歩いたというほど。そんな餃子好きが高じてこのお店をオープンされました。

皮から手作りする自慢の餃子。

「もともと自分でビジネスを興したいなと思ってて。IT関連の事業でもよかったんですが、ITよりやっぱり餃子の方が好きだったんで(笑)。それに餃子と同じぐらいワインも好きだったので、自宅で餃子をつまみにワインを飲んでたんです。そこから餃子とワインを中心としたお店のコンセプトが固まりました」(浦崎さん)

国内外数百店舗を食べ歩いてみた結果、自分の求めていた餃子は、子供の頃から食べていたお母様が作るお肉たっぷりの餃子だったのだとあらためて気付いたのだそう。最近は野菜をメインにした餃子が多い中、この肉肉しい餃子はひとつの個性といえますね。

トリュフ餃子にファアグラ餃子、そして謎の「パリ餃子」とは!?

「餃子の花里」の名物といえば、やっぱりトリュフ餃子フォアグラ餃子! 

「最初は焼き餃子と水餃子だけだったんですが、お客さんのほうからもっと増やせと要望がありまして(笑)。ワインと餃子って馴染みがない人にとっては組み合わせがイメージ湧かないみたいで。なので『もっとしっくりくる餃子ないかな?』って考えたところに、お客さんから冗談半分で『トリュフ餃子とフォアグラ餃子を作ってみてよ』と言われましたね。試しに作ってみたら、これが美味しくて。正式なメニューに加わりました」(浦崎さん)

今日はトリュフ餃子をいただいてみようと思います!

トリュフ餃子(6個)680円

綺麗に焼き色がついた皮にトリュフオイルがかかってて、まずはトリュフとバジルの香りが鼻をくすぐります。そして先ほどのベーシックな餃子の餡にトリュフが入ってるという贅沢さ! これはワインとのマリアージュを確かめなければいけませんね。

餃子とワインのマリアージュやいかに?

うん、相性バツグン! これが野菜メインだったらちょっと違った印象になったかもしれないけど、お肉の餃子だからこそ赤ワインが合う! ここでメニューに「パリ餃子」なる文字を発見。パリ? 餃子? なんですかこれ!?

「青がブルーチーズ、白は白トリュフ、赤は赤ワイン。お口の中でトリコロールになる仕組みです(笑)」(浦崎さん)

パリ餃子(6個)750円

ジャーン! 翼よあれが巴里の餃子だ。って冗談はともかく、こちらが追加オーダーしたパリ餃子でございます!

一口かじると……うわ! チーズが糸引いてる! ブルーチーズ以外にもいくつかチーズがブレンドしてあるようで、チーズの風味がグッときますね。トリュフの香りもバッチリ立ってる。だけど、ちゃんと餃子なんだな

ブルーチーズの他にもいくつかチーズを入ってるみたいでしたが、何を使っているかは教えてくれませんでした(笑)。

そして、赤ワインと合わせると……Oh!シャンゼリ〜ゼ! お口の中でトリコロールが完成しちゃいました! 肉肉しい餃子とチーズがすごく合ってて、とても美味しい餃子ですねこれは。

口の中でトリコロールが完成!

今日は食べることができなかったけど、バルサミコ酢の特製ソースで食べるフォアグラ餃子やトマトスープ餃子、コーン餃子など、他にも興味深い餃子メニューばかり! 「餃子の花里」さんには、これからもワインに合う餃子をどんどん開発していってほしいですね。

最後は店主の浦崎さんとギョーポー(餃子ポーズ)でキメ!

構成=宮内健、撮影=熊谷直子、ヘアメイク=吉野麻衣子

この記事を書いたライター情報

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

1994年に主演映画「愛の新世界」で注目を集め、同年ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞など多数の映画賞を受賞。以降、映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍。日本テレビ「幸せ!ボンビーガール」出演中。「YOU」 (集英社)にてエッセイ漫画「いよぉ!ボンちゃんZ」連載中。

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