濃口醤油ラーメン「富山ブラック」の火付け役はここだった!

濃口醤油ラーメン「富山ブラック」の火付け役はここだった!

2019/05/05

富山生まれの濃口醤油ラーメン文化を全国に知らしめた「麺家いろは」。その取り組みは、あらゆる意味で濃厚でした。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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富山「ブラック」ブームの火付け役!

世界に広がる全店舗を運営する本社も徒歩圏内にある

「麺家いろは 射水本店」は、富山市と高岡市、富山県の二大都市のちょうど中間地点に位置する射水市(旧小杉町)にある人気ラーメン店。「富山ブラック」の聖地ど真ん中から、現在は国内9店舗、海外17店舗を展開し、 富山発の“美味しい”ラーメンを万人へ届け続けています。

「いろは」の創業者、代表取締役会長の栗原清さん

1990年代前半からラーメン一筋で飲食業を営んできた栗原清さんは、そのノウハウを富山伝統の“濃口醤油味”に集約させ、“火付け役”として「ブラック」文化を発信してきました。実際、「東京ラーメンショー」では「ブラック」で4回、「白エビ」で1回の売り上げ日本一を記録しており、その実績は全国でもレジェンドクラスです。

看板メニューはなんといっても「ブラックらーめん」

「富山ブラック味玉らーめん(並)」は890円
会長 栗原さん
会長 栗原さん
「濃厚な醤油スープで見た目はしょっぱそうですが、『いろは』の『ブラック』は意外にもあっさりなんですよ。旨み成分が多く、塩分控え目の超濃厚な魚醤を使うことで、キレのよさと深いコクを引き立てています。魚のすり身も出汁に使うスープは香りもよく、食欲が途切れることなく、食感のある中太ストレート麺を味わえます。丁寧に、ちょっとずつ、妥協なく、新しいことを取り入れながら辿り着いた自慢の一杯です」
タレを注ぐ段階から香ばしさが漂います

創業以来、注ぎ足しながら使っているという「黒醤油ダレ」は、まさに熟成の“秘伝”! そこに丸鶏などを使った食肉系と、白エビや宗田ガツオが効く魚介系を合わせたWスープが重なることで、「いろは」だけの「ブラック」ベースが完成するのだそう。

「白エビ塩味玉らーめん(並)」は890円
栗原さん
栗原さん
「『黒』の真逆のアプローチとして、『白』もあります。『白エビ塩らーめん』は、富山湾の宝石と呼ばれる海の幸、高級珍味の『白エビ』をふんだんに使った一杯です。白エビの殻を乾燥させた『白エビの殻干し』の出汁で、上品で奥深い魚介風味に仕立てました。殻干しにタウリンが豊富に含まれているので、健康志向な一杯として女性にもオススメです!」
写真は「白エビらーめん」などあっさり系に用いる細ストレート麺

スープやタレの微細な改良を日々怠らない「いろは」では、 “絡み”で随時順応できるよう、麺も自家製麺を採用。基本は濃厚系に合う中太ストレート麺と、あっさり系に寄り添う細ストレート麺を使い分けていますが、本店限定の一杯専用に「極太手もみ縮れ麺」もあり、そのこだわりも留まるところを知りません。

お土産らーめん(富山ブラック・白エビ4色セット)1500円

レジ横では、「黒」と「白」を2食ずつ入れたお土産ボックスも販売。それぞれ2食ずつなら、袋入り(750円)でも購入できます。通販も可。また、食品メーカーとコラボしたカップ麺も登場したばかりで、今後益々の全国浸透が期待できそうです!

世界を見据える「いろは」の本店は活気もすごい!

本店なら、他店舗に先駆けた限定メニューにも出合える(かも)!

「麺家いろは」は、富山県内なら「富山駅前cic店」と「富山空港店」にもあります。香港、台湾、タイ、ベトナムなどアジア圏にも進出中で、最近は食材に制約のあるイスラム圏向けのラーメンをリリースしたばかり。「世界に富山の美味しいラーメンを!」の思いがあふれる栗原会長率いる「いろは」。……その勢いと活気を味わうべく、ぜひ一度、「射水本店」を訪れてみましょう!

取材メモ/文中にも登場した「自家製全粒粉手もみ麺」を用いた「特製煮干しブラック炙りチャーシューメン」(1200円)は食べ応え抜群すぎでした! 手がかかりすぎるため、当面は本店限定だそう。ぜひチェックを!

取材・文・撮影=S.H

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