土鍋炊きの佐賀産水車米と青い卵を堪能できる!? 武雄の梅農園

2019/04/16

土鍋炊きの佐賀産水車米と青い卵を堪能できる!? 武雄の梅農園

梅農園・ドッグラン・茶屋を営んでいる「たのしい農家お百笑さん」。毎年6月、農園で獲れた梅を使って梅漬け体験ができることで人気のお店だ。この茶屋でもっとも注目されているのが、年中楽しめる青い卵の卵かけご飯! 自然の恵みを体で感じることで身も心もリフレッシュできる空間だ!

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体感型観光梅園「たのしい農家 お百笑さん」

たのしい農家お百笑さんは、400本の梅の木を目の前に食事ができる「百笑茶屋」と、ワンちゃんが走り回れる「ドッグラン」、毎年6月頃に梅漬け体験ができる「梅しごと教室」がある体感型の観光梅園だ。

武雄市若木町の山中にある

現オーナーの両親が栽培していた梅を加工したことから始まった。どうしたらたくさんのお客様のもとに商品が届くのか、と販売促進の方法を考えていく際、「美味しい梅の漬け方を教えればいいのではないか」という発想が浮かんだ。そこから始まった梅しごと教室は今年で17年目を迎える。1年目は10人だった体験希望者は、現在では1ヶ月の体験期間中に700人もの人が参加するほど広く知られるようになったそうだ。

400本の梅の木に囲まれた清々しいテラス

2月の梅の花が咲く時期には梅の花を見に訪れるお客様も多いそう。自然に囲まれたロケーションでほっと一息するも良し、ペットのワンちゃんを連れて遊びに来るも良し。そんな癒しの空間である「お百笑さん」をMAKIとHITOMIが体験した。

イノシシ除けも兼ねて、農園の常連客さんと一緒に作り上げたドッグランがこちら
ペットのワンちゃんを連れて遊びに来てくれるお客さんも多いという
消臭・防虫効果のあるクスノキチップをドックランに敷き詰めることで雑草が生えないのと、ささくれしないほど柔らかいのでワンちゃんの足にも優しいという利点があるそうだ
こちらは2年ほど前に完成したテラスでは、ジャズコンサートやえんぴつ研ぎ大会など面白いイベントも開催されているそうだ

茶屋で味わう体験型のTKG

お百笑さんのTKG(=たまごかけごはん)は「百笑卵手箱(ひゃくしょうのたまてばこ)」という可愛らしいネーミングだ。そして、ここを訪れた誰もが驚くのがこの青い卵! 「幸せを呼ぶ卵」と呼ばれており、アローカナクロス(南米チリ産のニワトリ)の卵だ。

こちらではアローカナクロスを25羽ほど飼育しており、2~3日に1個しか卵を産まないという貴重な代物

土鍋を使ったお米の炊き方:なべ底に当たるぐらいの火で5分経たずにポコポコと鍋蓋の音が鳴り出す。その後、とろ火で8分。火を止めて10分蒸らすと完成だ。

土鍋で炊き上げるには20~30分かかるが、立ち込めるご飯の香りとポコポコという音を聞きながらだとあっという間に時間は過ぎる

普段は炊飯器でしかご飯を炊かない現代人に、土鍋で炊く楽しみを味わってほしいということと、電気がなくても水・鍋・お米があればご飯は炊ける。そんな生きる力を伝えていきたいという思いから、この体験を始めたそうだ。

あ~、いい香り♪ と嬉しそうなHITOMI
自家栽培の米を昔ながらの精米方法である「水車」で6時間かけて精米する
浅く突いているため皮が完全に剥げておらず白くはならないが、その分栄養価が高く、食物繊維も摂取できるため美容にも効果的なのだ
青い卵の中身は一般的な卵と見た目は同じだが、卵の味が濃く、お醤油をかけなくても美味しいのが特徴だ

百笑卵手箱 702円
野菜たっぷりで、地元産の若楠ポークを使った豚汁は絶品だった。その他、自家製の梅や梅みそ、つくだ煮などの薬味が付いてくる。


梅を使ったデザートもあるよ!

左:梅ジュース 378円/梅サワー 432円(ノンアルコール)/右:梅みつ最中 162円

あんこには自家製の梅ジャムが乗っている。パリパリの最中生地も美味しい!

左:フルーツヨーグルト 486円/右:しあわせプリン(カラメル or 和紅茶) 378円 

プリンの紅茶シロップは桜花(おうか)を使用。フルーツヨーグルトもソースが選べるよ。

自然に囲まれたテラスでのんびり一休み。心地良い風を感じてMAKIもHITOMIも爽やかな気分♪

親であり戦友でもある梅の木/オーナー 大古場美由紀さん

この梅農園の管理は大古場さんお1人で行っており、手がかじかむ冬場に剪定を行うのは毎年6月に最高に美味しい梅の実を収穫するためだそうだ。お百笑さんは農業観光ビジネスではなく、誰もが農業を体感するタイプの農園として運営されている。梅の成長をはじめ、自然の素晴らしさや脅威など全てを感じ取ることのできる場所なのだ。

オーナーの大古場さん

体感型の農園をはじめた当初は梅の収穫体験を行っていたが、梅の実を収穫したところで美味しい梅干しは出来ない。だったら美味しい梅の漬け方を教えたらいいんじゃないかと生まれたのが「梅しごと教室」。今では1ヶ月の教室期間中に700人のお客様が参加されるという。

今年も実を付けた梅の木

両親から受け継いだ400本の「梅の木」は、大古場さんにとってであり戦友のような存在なのだそう。自然の大切さや怖さ、害虫の事など色んな事を教えてくれ、いい梅の実を実らせるために365日共に戦っている。そうやって出来た梅たちは、手塩に掛けた子供のようでもあると大古場さんは語る。

自然と触れ合うって素敵なことだね

実は幼い頃は両親がやっている農業なんてやりたくなかったという大古場さん。しかし、子供を産んで以降、食の大切さ、命をつなぐことの大切さを実感し、この自然を私が守らなければ次の世代に残せないと思うようになったという。今ではこの仕事が何より楽しみであり、生きがいとなっている。それもこれも両親から受け継いだ「梅」のおかげなのだ。

姉妹でこちらの農園を切り盛りしている

お百笑さんはドッグラン、百笑茶屋、梅しごと教室など多くの間口を持つ梅農園。大古場さんは「お客様が興味を持たれた入り口はどこであれ、会話の中でお客様に食の大切さや自然の大切さを伝え、最終的にはまたここに来たいと思ってもらえる関係性を築いていきたい。ここは単なる食事処ではなく人と人をつなぐ場所であり、この先もそんな場所でありたい。」と語る。
のどかな自然を体感し、時間を忘れてゆっくりと過ごせる場所としておすすめできる農園だ。

お店の様子

メニューもたくさんある百笑茶屋でカフェ気分を味わって
梅しごと教室を開催している温かみのある店内
梅の木の釉薬だけを使って焼き上げた味のある土鍋
ヨーグルトにかけると美味しい梅ジュレ
梅みそは野菜スティックやご飯にピッタリ!
暑い夏には梅ドレッシングのサラダでさっぱりしよう
贈り物にピッタリの詰め合わせセットもあるよ
百笑卵手箱で使用されいているお米も販売中!
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