阿嘉島(あかしま)って知ってる?ウミガメも来遊する自然の島へ

2019/04/23

阿嘉島(あかしま)って知ってる?ウミガメも来遊する自然の島へ

天然記念物のケラマジカも生息する自然豊かな、「阿嘉島」(あかしま)の知られざる魅力に迫ります。「座間味島」(ざまみじま)から、フェリーで15分、離島旅ブームの今だから行きたい、のんびり処を紹介します。

地球の歩き方ニュース&レポート

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「阿嘉島」(あかしま)ってどんなトコ?

出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」』
マップで見る阿嘉島

沖縄県の那覇市から西方約40kmの慶良間(けらま)諸島にあり、ホエールウォッチングやダイビングスポットで国内・海外に人気のある座間味島からは南西約3kmの距離に位置する、人口約300人ほどの小さな島。座間味島からはフェリーで15分。座間味観光のついでに、離島体験をひとつ追加するにはちょうどいい?阿嘉島の魅力に迫ります。

座間味港から「みつしま」で阿嘉島へ

座間味と阿嘉を1日4往復する村内航路を結ぶ、「みつしま」

阿嘉島へのルートは2通りあります。ひとつは、那覇の沖縄都市モノレール「ゆいレール」の美栄橋駅から徒歩約10分の大通り沿いにある旅客ターミナル「とまりん」より毎日出港している『フェリーざまみ』に乗船し、阿嘉島で下船。料金は往復4,030円(大人1名)、もう一つは、座間味島と阿嘉島を結ぶ1日4往復している村内航路「みつしま」を利用する手段です。料金は大人片道300円、15分ほどの船旅です。「みつしま」は、座間味島、阿嘉島、慶良間島、三つの島に住む人たちをつないでほしい、という願いをこめて村内の小学生が名付けられました。開放的なクルーザーでケラマブルーの海を近くに感じてください。

座間味・慶良間、2つの島をつなぐ「阿嘉大橋」

提供:座間味村公式サイト

阿嘉島と慶留間島、2つの島をつなぐ橋。シーズンには橋の上から眺めると、透明な海の中をウミガメが泳いでいるところも見ることができます。サクバルの奇岩群や、慶良間の島々が見渡せる絶景ポイントでもある阿嘉大橋。自転車やバイクで、ランニング、ウォーキングで阿嘉から慶留間まで行ってみてください。座間味島、阿嘉島に来遊するウミガメは、アオウミガメ、アカウミガメやタイマイが主な種類です。5月~9月の中潮と大潮の夜の満潮時には、砂浜に上陸している姿も散見されます。

阿嘉島を満喫!ノルディックウォーキング

誰でも楽しめるノルディックウォーキング

阿嘉島やお隣の座間味島では、島内の複数あるルートを用いた「ノルディック・ウォーキング」を推進しています。ノルディック・ウォーキングは、専用のポールを使って歩くフィンランド生まれのスポーツで、日本だけでなく世界中で急速に人気が高まっています。人気のヒミツは身体能力や性別・年齢に関わらず誰もが楽しめること。また、通常のウォーキングにくらべて、腰や膝への負担が軽減されることも特徴で、フィットネスとしての注目も集まっています。

阿嘉島では「さんごゆんたく館」で受付可能

阿嘉島でチャレンジできるのは、中級者コース「阿嘉~慶良間空港コース」です。海と緑の絶景が広がる阿嘉大橋を渡り、さらに慶良間橋を渡って目的地に行く”島越え”のコースです。ケラマブルーの美しいサンゴ礁の海を眼下に眺めながら海を渡る、スペシャルな体験ができます。適度なアップダウンもあり、変化に富んだウォーキングが楽しめます。

ノルディック・ウォーキングは、座間味村観光協会で、ポールのレンタルとガイドインストラクターの受付が可能です。阿嘉島では、阿嘉港のフェリー乗り場から徒歩5分の場所にある、「さんごゆんたく館」ビジターセンターで受付ができます。

伝統の”ゆし豆腐”を手作りしよう

沖縄の伝統”ゆし豆腐”をつくろう

沖縄の伝統的な豆腐、”ゆし豆腐”(島豆腐)。普通の豆腐と違って。生呉(なまご)と呼ばれる、磨砕された大豆を加熱する前の段階でおからと豆乳を分離する生しぼりをおこなう製法が、伝統的な島豆腐の特徴です。その後、海水やにがりを加えた状態で、ふわふわしたものが”ゆし豆腐”です。阿嘉島にある、ゲストハウス すまいるでは、この”ゆし豆腐”を大豆を磨砕する工程から実際に体験できるプログラムがあります。

ゆし豆腐の豆腐チャンプルー
絞ったあとの大豆はおからに
ゆし豆腐のお吸い物

手作りの”ゆし豆腐”がその日の夕食の献立に。豆腐チャンプルー、お吸い物、島豆腐、おから、普段から口にするものでも、自分が作ったものはまた格別の味がすること間違いなしです。

かわいらしく、人懐っこいネコも3匹飼っているゲストハウス すまいる。のんびり、自然と食材と、ネコたちに癒されに訪れてみてください。

阿嘉島のもう一つの物語『マリリンに逢いたい』

阿嘉島の港にあるシロの像。向いている先には…

阿嘉島で飼われていた雄犬シロと、座間味島の雌犬マリリンの一途な犬の恋物語を映画化した『マリリンに逢いたい』(1988年)。マリリンに逢うために海を泳いで渡った実話を基に制作された本作、海を渡ったシロは阿嘉島の犬です。その向いている先には、座間味島のマリリンの像。時を経てもなお、マリリンとシロの絆は永遠です。

阿嘉島(あかしま)って知ってる?ウミガメも来遊する自然の島へ

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