広島はカキだけじゃない!「あなごめし」も必食グルメ!

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【特集・第5回】地元人が推薦! グルメ甲子園 〜 ローカルフード編 〜

2019/06/26

広島はカキだけじゃない!「あなごめし」も必食グルメ!

「あなごめし」はカキに並ぶ広島名物。宮島近辺に集中する老舗から名店と名高い「うえの」を紹介。(「TJ Hiroshima」)

Yahoo!ライフマガジン編集部

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明治34年創業の名店。いつの時代も「あなごめし」といえば「うえの」

JR宮島口駅から徒歩2分の場所に位置。「うえの」の「あなごめし」のルーツは駅弁で、JR宮島口駅開業とともにその歴史は始まった

「あなごめし」は、宮島でお米の商いをしていた「うえの」の初代店主・上野他人吉さんが明治30年のJR宮島口駅開通の際に駅弁として旅行客へ販売(明治34年頃〜)したのが始まり。当時は宮島近海でアナゴの水揚げが盛んだったことから、地元でも穴子丼が頻繁に食べられていたそう。それ故、今でも宮島周辺には「あなごめし」を提供する店が多数存在している。

4代目店主の上野純一さん

甘辛タレとアナゴの最強タッグ!

「あなごめし上」(赤だし・漬物付2250円)

アナゴの骨と頭で取った出汁と醤油で炊き込んだ醤油ご飯に、じっくり焼いたアナゴを美しく盛り付け。伝統の甘辛いタレにくぐらせながら、アナゴの脂を頼りにじっくり焼くのが老舗流。蒸しても煮てもいないのに香ばしさの次にプリプリとした弾力が追いかけてくる、まさに至福の味。「あなごめし弁当」も有名だが、宮島口まできたのなら、1階の食堂で出来立ての「あなごめし」を食べよう!

平日でも行列の人気店。弁当は予約OK!

明治や大正時代に作られたレッテルを復刻して弁当のパッケージに。全12種類のデザインがあり、側面には宮島観光にまつわるコラムが添えられている

宮島観光のお供に、あるいはお土産におすすめしたいのが「あなごめし弁当」。出来立てを経木(きょうぎ)の折箱に詰める。経木が冷めてもおいしいとされている理由は、冷める時に底からご飯の水分が良い具合に抜けていくと同時に、アナゴの旨みをご飯が吸い取ってくれるから。ご飯の味付けも弁当用に少し濃いめに調整する徹底ぶり。弁当に限り予約可能。平日でも行列ができるほどの人気店なので予め電話注文しておくとスムーズだ。

100年以上続く味と伝統を守り続けていく

「あなごめし弁当」(普通サイズ2160円)。弁当は宮島口駅のセブン-イレブン、広島駅構内のエキエ(2階)、広島三越でも販売中

1日に100匹以上のアナゴをさばき、本店だけで500個以上の弁当を販売する中で、店主の上野さんがこだわるのは品質の良いアナゴの見極め。自社に良いものを入荷する努力はもちろん、業界の先頭に立つ「うえの」だからこそ、アナゴを取り巻くあらゆる問題にも目を向けている。

店主 上野さん
店主 上野さん
「全てはおいしい『あなごめし』をお客様にお届けするため」
趣ある店内。2階の「他人吉」では、1階の食堂で食べられる「あなごめし」に加えて、定食やコースが楽しめる。「他人吉」は予約可能
「うえの」に隣接する「みやじまぐちの想い出shop epilo」は、ブックカフェと雑貨の店。旅の思い出に購入したいアイテムがずらり。待ち時間にショッピングするのもおすすめ
オシャレなしゃもじがたくさん! しゃもじは宮島の定番土産
店主の生家を改装した店内。趣ある店内にはハイセンスな家具がレイアウトされている

取材メモ/地元にもファンがたくさんいる人気店。鰻重のタレよりもあっさりと味付けされているのが特徴で、子どもから大人までおいしくいただけます。取材中、直火ならではの香りに、食欲を刺激されました!

取材・文=篠原ゆき 撮影=長尾剛明

TJ Hiroshima

TJ Hiroshima

毎月25日発行、500円

2017年に40周年を迎えた広島のタウン情報誌。グルメ、レジャー、ファッションなど広島の街ネタなら何でもおまかせ! 巻頭特集が40ページ以上で読みごたえ十分。広島カープの選手インタビューも毎月掲載中。

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