パンとワインと料理がうまい店が上野・池之端にできました

2019/05/04

パンとワインと料理がうまい店が上野・池之端にできました

旬の食材を使ったシンプルな創作料理に加え、厨房で手作りしたパンと一緒にワインを楽しめる「Cise(チセ)」。2019年春に上野の山の麓にオープンした注目店のオーナーシェフに話を伺った。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

「おいしい物を作るのがとにかく大好き」

写真左から、オーナーシェフの宮武郁弥さん、お姉さんの愛理さん、スタッフの鈴木大知さん、そして開店のヘルプに北海道から駆けつけたお母様の美子さん

不忍池に沿ったゆるいカーブを動物園の裏手に抜けると、シックな外観の「Cise(チセ)」が見えてくる。新富町の創作野菜料理の名店「Coulis(クーリ)」から独立した宮武郁弥(みやたけ・ふみや)氏が2019年4月11日にオープンさせた、「パンとワインの店」だ。

北海道産の小麦「キタノカオリ」や「タイプER」を使ったパンのみの購入も可能。写真奥から「食パン」(大500円、中300円)、「チーズリュスティック」(1個250円)、「ブリオッシュ」(1個200円)

ーーワインに手作りパンを合わせるスタイルにした理由は?

Ciseオーナーシェフ・宮武郁弥さん
Ciseオーナーシェフ・宮武郁弥さん
「とにかく食べ物を作るのが好きで、クーリでも料理だけでなくパンも焼いていたんです。自分の店でも同じように楽しんでほしかったので、生まれ故郷の北海道産の小麦を使って厨房で毎日焼いているんです」
4月上旬の取材時はホタテの旬まっさかりとのことで「北海道・尾岱沼産ホタテのバター焼き」(写真右1500円)のほか、「Ciseのサラダ」(980円)、「パン3種盛り合わせ」(600円)をいただいた

ーー提供する料理はフレンチ系?

宮武さん
宮武さん
「自分がおいしいと思えば水餃子やさつま揚げも作るので、特にこだわりはないんです(笑)。“飲めるパン屋”というイメージで、価格も手頃で味のノリがいい旬の食材を使うよう心がけています」
料理のジャンルにはとらわれずおいしいものを作る

ーーホタテのバター焼きはクミンやコリアンダーがほんのり香ってすごくおいしいです。優しい味わいのパンとの相性も抜群です。

宮武さん
宮武さん
「ありがとうございます(笑)。出身地の北海道・別海町(べつかいちょう)でホタテ漁をしている友人に、一番おいしい時期のものを送ってもらっているんです。北海道の食材は積極的に使いたいので、今後はエゾジカなども提供する予定です」
提供するワインの一例。写真左から、「バブル・ド・ジュリアン2015(フランス)」「サンセール(フランス)」「ルノール(札幌)」「ピノロゼ2011(北海道)」「ウオーターバレー・エッジ・ピンク(長野)」

ーーワインはどういったセレクトですか?

宮武さん
宮武さん
「伝統的な醸造法で作られたフランスのヴァン・ナチュール(自然派ワイン)を中心に、国内外の醸造家がしっかりと手をかけた銘柄を選んでいます。最近では、国内でもポテンシャルの高い畑を持つ小規模なワイナリーが増えているので注目しています」
通りに面した店内は高い天井でくつろげる。半地下になっている店の奥には、よりシックな雰囲気のテーブル席も用意

「開業後しばらくはアラカルトメニューが中心ですが、余裕が出たらコースもご提供したいですね」と話す宮武さん。上野の美術館や動物園の帰りにはもちろん、谷根千散歩の休憩にも訪れたくなるような穏やかな雰囲気が魅力の店だった。

構成・取材・撮影・文=杉山元洋

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

SPECIAL

SERIES