カラッと揚がった衣にジューシーな肉。これぞ大分名物とり天!

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【特集・第5回】地元人が推薦! グルメ甲子園 〜 ローカルフード編 〜

2019/06/25

カラッと揚がった衣にジューシーな肉。これぞ大分名物とり天!

とり天発祥の店! 元祖ならではのこだわりが詰まったとり天と看板店員を満喫しよう。(「シティ情報おおいた」)

Yahoo!ライフマガジン編集部

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元祖の名におごらず歴史と研鑚を重ね作り上げた味

丁字路に面した赤い看板が目印

泉都と呼ばれるだけあって多くの温泉がある別府市は、昼夜とも大勢の観光客でにぎわっています。そんな温泉郷のJR日豊本線通り沿いに大正15年から続くとり天の発祥とされるお店「レストラン東洋軒」はあります。今回はこのお店の看板メニューである「本家とり天定食」をご紹介します。

「これが『本家とり天』!」。明るく気さくな副料理長の中村公則さん

1日250食出るおいしさの秘訣とは!?

看板メニューの「本家とり天定食」(1350円)は、卓上のかぼす酢しょう油で酸味をプラスしてもおいしい。だが、まずはそのままガブリとどうぞ

「東洋軒」の創業者、宮本四朗さんが考案したと言われるとり天。当時は今のようにブロイラーの鶏は少なく、肉の堅い地鶏ばかりだったそう。そのため鶏をミンチにし、かまぼこ状にしてから揚げたのがとり天のルーツに。その後食感のある現在のそぎ切りの形になり、今では大分県内外を問わず全国で食べられる人気の郷土料理となりました。現在は宮本四朗さんの孫にあたる3代目の宮本博之さんが「東洋軒」を引き継ぎ、歴史ある味を守っています。

もちろんビールなどお酒のおつまみにももってこい!

「東洋軒」の元祖とり天は国産鶏のモモ肉の皮をはぎ、筋をしっかり取り除いた後、平らにそぎ切りにし特製しょう油とニンニク、ごま油で味付けしてカリッと揚げます。肉にはしっかり下味がついているので、何を付けなくてもどんどんイケる! 新鮮な素材の味とシンプルな味付けで勝負するそんな一品です。

新鮮な朝採れ卵と小麦粉、片栗粉を絡ませる。水を使わないことで、より衣がカリカリに
165℃〜170℃の油で3〜4分揚げる
キツネ色になるまでカラッと揚げ、中に鶏肉の旨味を閉じ込める

TVでも話題となった、忘れちゃいけない名物店員

左が人気店員の中村良一さん。彼を目当てに来るお客さんも多い(真ん中と右は実際に記念撮影をお願いしていたお客さん)

この店で駐車場の警備をし始めて3年目の中村さん。なんと言っても人気の理由は明るい性格と個性的な動き。その可愛らしくキレの良い身振り手振りが話題を呼び、現在では、テレビの取材でもたびたび紹介されています。取材中も中村さんと写真撮影をしたいお客さんがひっきりなし……。今では「東洋軒」の無くてはならない看板店員となっています。

中村さんに会えるのは月~土曜まで。日曜はお休みのため悪しからず
お客さんが見えなくなるまで手を振る中村さん。常に全力でお客さんをお出迎え
駐車場警備担当 中村さん
駐車場警備担当 中村さん
「わざわざ数あるお店の中から『東洋軒』を選んでくださったお返しとして、お客様へ恩返しをしたい気持ちを動きで表現しています(笑)」
テーブル席のほか座敷もあり、ゆったりと食事を楽しめる

取材メモ/やみつきになる絶妙な味加減とサクサクとした食感のとり天。そして看板店員の中村さんの魅力。毎日でも通いたいと思いたくなってしまうほどでした。またランチを食べに行こうと思います!

取材・文=高山真慶 撮影=馬場美穂

月刊シティ情報おおいた

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毎月25日発売、350円

“大分をもっと楽しく、もっと元気に”をモットーに、大分県内の旬な情報を発信する、「CJO」の愛称で親しまれているタウン誌です。

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