名古屋のうどん屋で、そびえ立つ「デカ盛り味噌カツ」に遭遇!

特集

先週の人気記事 TOP10 (5/13~5/19)

2019/05/16

名古屋のうどん屋で、そびえ立つ「デカ盛り味噌カツ」に遭遇!

名古屋といえば味噌カツ。一口に味噌カツといってもその味は千差万別。そして大きさもまた然り。JR東海道本線名古屋駅から1駅、尾頭橋(おとうばし)駅近くの商店街にある、昔ながらのうどん屋が出す噂の“デカ盛り”味噌カツを取材してみた。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

地元民に愛される、下町うどん屋のボリューム満点「味噌カツライス」

昔は「尾頭橋市場」や「尾頭映劇」などがあり、このメインストリートはたいそうな賑わいだったという尾頭橋商店街

尾頭橋商店街のメインストリートに建つ、いかにも下町のうどん屋といった佇まいの「葉栗屋」。現在の店主で三代目だというこのお店は、創業から90年以上、変わらない味を堪能できる店として地元の人を中心に手堅い人気を誇っている。

内装は変わっているものの外観はほぼ創業当時のままだそう

麺も丼も洋食もある! メニューの豊富さに定評あり

有名人のサインがたくさん飾ってある店内

お品書きには「めん類(一)」「めん類(二)」「丼物・洋食」「土日祝限定セット」と、バリエーションが豊富。

「きしめん」の450円を筆頭に、リーズナブルな値段設定も嬉しい
大将
大将
「昔のうどん屋さんはこんな感じ。フライとかカレーとかなんでも出していたんですよ。それを今でも変わらずに出しているだけ」

天ぷらをのせたりカレーをかけたり、どんなアレンジもできて何と食べても相性がいい“うどん”の懐の深さゆえだろうか。とにかくメニューの幅が広い。

ランチタイムなどは満席になることも多いが、意外と回転が早く、少し待てば座れる

一日80皿のオーダーが入ることも! 人気NO.1の「味噌カツライス」

一番人気の「味噌カツライス」を、さっそく作っていただくことに。まずはお皿に山盛りのキャベツを盛り付けスタンバイ! 

厨房の奥でキャベツマウンテンがカツを待つ
真剣なまなざしで味噌ダレをかける大将

倒れそうなキャベツの山にもたれかかるようにカツが乗っかる。慎重に味噌をかけ、お客さんの元へ。

約1/3玉分! 迫力のキャベツタワー

テーブルに座っていると目線の高さまでキャベツが!「味噌カツライス」はご飯とお吸い物セットで1240円

ドーン!と迫力のあるキャベツの山が目の前に。そう、「葉栗屋」のデカ盛りは味噌カツではなくキャベツがデカ盛りなのだ! 千切りキャベツがなんと約1/3玉分。測ってみると高さは約25cm。何も言わずに「味噌カツライス」をオーダーするとこのサイズで出てくる。

味噌につけて食べるもよし、テーブルに置かれたソースで食べてもOK

キャベツの量は「普通」~「なし」まで調節可能

ところで、なぜこんな山盛り出すようになったのか―。

大将
大将
インパクトあるでしょ(笑)。野菜だからヘルシーだし。お客さんも喜んでくれているみたいだから」

確かに。味噌カツではなくキャベツのデカ盛りなら、女性でもペロリと平らげることができそうだ。それでも、ここまで多いのはちょっと、というときはこちらの表を参考にオーダーすればお好みの量に調節してもらえる。

「ほんの少し」の下「4~5本」をオーダーする人はさすがに少ない
こんな張り紙も。食べきれなかったときは遠慮なく持ち帰ろう

適度な厚みのカツとオリジナルの味噌が絶品!

つやのあるオリジナルの味噌ダレにファン多し!

キャベツタワーにばかり気を取られてしまったが、肝心のカツはというと―。

大将
大将
「普通のトンカツだね。昔から変わってない。うちは奇をてらったようなデカ盛りじゃなくて、普通においしく食べてもらえるものを提供したいから

植物性の油でカラッと仕上げた揚げたてのカツは、ちょうど食べやすい厚みで肉のうまみを感じられるシンプルなもの。

大将
大将
「ただね、味噌のブレンドにはこだわっています。名古屋独特の赤味噌が少し苦手という人でもこれならいけると言ってくれる人も多いんです

何をブレンドしているのかは企業秘密ということで教えてもらえなかったが、見た目よりも味はあっさりしていて食べやすいと感じた。

熱々のカツに味噌ダレ。最強コンビだ
大将
大将
「インターネットで見たって言って大阪や九州からもお客さんが来てくれます。長野県の伊那から車で2時間もかけて、女の子が来てくれたこともありましたよ」

ご飯になかなかたどり着けない「味噌カツ丼」もいかが

ちなみに「味噌カツうどん」も相当なボリューム感だと評判。撮影をお願いしてみたが、今後このメニューはやめてしまうかもしれないとのこと。
代わりにと店長が用意してくれたのが「味噌カツ丼」。

実際は写真で見るよりデカい

ご飯は中盛りくらい。その上に、これまたたっぷりのキャベツを敷き詰め、上にトンカツを載せている。

大将
大将
いくら食べてもご飯にたどり着けないって、お客さんに怒られちゃったこともあります(笑)」

時期によってはキャベツの値段が高騰することもあり、なかなか厳しいときもあるそうだ。けれど、喜んでもらうためにと値段もボリュームもそのまま。
キャベツも愛情もたっぷり詰まった下町の味。ぜひ一度足を運んでみてほしい。

取材・文・撮影=まつおまいこ(日本プリコム)

名古屋のデカ盛りグルメはこちらもチェック

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

SPECIAL

SERIES