北九州市・小倉のスタミナ男メシ!「娘娘」の大盛り肉やきめし

北九州市・小倉のスタミナ男メシ!「娘娘」の大盛り肉やきめし

2019/05/31

福岡県北九州市のJR小倉駅近くにある商店街において60年近く続いている中華料理店「娘娘(ニャンニャン)」。中国語で高貴な女性を意味する店名に対し、名物メニュー「肉やきめし」は創業から北九州の働く男たちに人気の高い、いわゆる『男メシ』。その、愛される理由を探ってみよう。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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60年の間に名物が餃子から肉やきめしに変化

JR小倉駅から南西側の位置にある小倉中央銀座商店街、通称ちゅうぎん通り。街の中心となる魚町銀天街と平行に連なる商店街で、小さな雑貨屋や飲食店などが並んでいる。この一角にあるのが1960年創業の中華料理店「娘娘」だ。

現在は、2代目となるご主人・藤川さんと奥様がお店を切り盛りする。肉やきめしは創業当時から提供していたが、クセになる濃いめの味付けとそのボリュームに、ファンがどんどん増えていったとのこと。

歩道に約250mのアーケードが設けられている、ちゅうぎん通りで一際目を引く赤い外観
店頭にも肉やきめしの看板が。以前は皮から手づくりする餃子が名物だったが、現在は休止中
普通・小盛・大盛に、ラーメンとのセットなどいろんなバリエーションで注文できる
2階は自然光が入る明るい雰囲気。約20人収容

男たちを満たして愛された肉やきめし

具材、ご飯ともあらかじめ下準備をしておき、注文が入ったら再び炒めあげるスタイル。やきめしの上に、甘旨醤油タレで炒め煮にした豚コマ肉をどっさりと盛り付けたら、肉やきめしの完成だ。

2代目の店主・藤川さん。ひっきりなしに続く注文に対して、ひたすら中華鍋を振るう
2階席には店内のミニエレベーターで配膳される
藤川さんの奥さま。「肉やきめし大盛り」がいかにボリューミーかがわかる
奥さまの藤川さん
奥さまの藤川さん
「北九州は日本有数の工業地帯。そこで身体を使って働く男性の方たちが、ウチにもたくさん来られていました。そんな方々のお腹と舌を満たしてあげようと先代が肉やきめしを作っていたんじゃないでしょうか」
大盛りの肉やきめし(700円)。総量は普通盛りの1.5倍の600g。肉はコクを出すためにザラメをたっぷりと使用し、濃厚な豚骨スープで炊いている。素朴でしっとりしたやきめしとの相性もバッチリ
厚切りで歯ごたえがあるというのも高ポイント。噛むほどににじみ出る甘辛い味わいがやきめしに絡み、濃い味付けで食欲が止まらない

以前は現在より脂と塩気が効いていたとのこと。客層も広がってより食べやすくなり、多い時は、1日で100食出ることもあり、お米を3升の釜で5回炊くほど注文が入るそうだ。

ラーメンやチャンポンなどの麺類とのコンビもおすすめ

ラーメンの単品は400円。上の肉やきめし大盛りとのセットでは、1050円になる
肉やきめしに付くスープとラーメンには、同じ醤油豚骨の出汁を使用している

ご飯がなくなった際の早仕舞いにも注意

働く男性のためのスタミナ飯として愛され、60年の間に人気を拡大してきた小倉っ子のソウルフードをぜひ味わってほしい。ただ客のほとんどが注文するため、少なくなると大盛りもNGになったりする日もあるので閉店間際に行く時は確認しよう。

奥さまの藤川さん
奥さまの藤川さん
「1年前くらいまでは19時30分まで営業していましたが、今は昼間の4時間30分だけになっています。テレビなどの反響が大きく、途中で売切れてしまうこともありますので早めにご来店ください」
閉店の16時前でも、売り切れにより早仕舞いすることもあるので注意しよう
他にも飯類、麺類、炒め物などさまざまなメニューが揃い、いろんな組み合わせが楽しめる。麺類にご飯を付けてもプラス50円とおトクだ

取材メモ/冷めてもおいしいくいただける持ち帰りもOKなので、食事する時間がない場合には連絡して買いに行こう(普通盛りのみ)。

取材・文=シーアール 写真=中島昌吾

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