春~初夏の淡路島 メバル&ガシラ料理には地元のこのお酒

2019/05/29

春~初夏の淡路島 メバル&ガシラ料理には地元のこのお酒

お魚釣り最大の楽しみは、もちろん目的の魚を釣り上げることだが、さらにアフターフィッシング! すなわち釣った新鮮なお魚を美味しくいただけるのが、釣り人の特権なのだ。というわけで季節の釣魚料理、メバルとガシラ料理にマッチする淡路島の地酒を淡路島観光ホテルさんにチョイスしてもらった。

WEBマガジンHEAT(ヒート)

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陸っぱりで!船で!釣った魚をすぐに食べられる 淡路島観光ホテルはフィッシングパラダイス

兵庫県洲本市にある淡路島観光ホテルは、淡路島南部の大阪湾側に突き出した抜群に潮通しがよい場所に立地し敷地内にあるプライベート釣り場で四季折々の魚が釣れる。さらに本格的な船釣り体験、チャーターボートでのルアーフィッシングなどが楽しめる釣りプランが盛りだくさんなのだ。

ホテル敷地内にあるプライベート釣り場で手軽にサオを出せるのが淡路島観光ホテルの「日本一」たる所以。レンタルタックル、仕掛やエサの販売、初心者にはやさしく釣り方をレクチャーしてくれる

いろいろな魚の通り道にあり、年中何かしらの魚が釣れる同ホテルのプライベート釣り場を例にとると4月は根魚がメインで、ゴールデンウィークのころにはサバやカタクチイワシなどのサビキ釣りが楽しめるようになる。また周辺のどこよりも早く青物の回遊がみられるのも同地の特徴。ファミリーで楽しめる本格的なサビキシーズンは小アジも釣れ始める6月から。ツバスやハマチなど青物やタチウオの本格シーズンに突入するのが夏。昨年から今年に関していえばタチウオはずっと釣れ釣れ続けているのだそう。

投げ釣りで海底をねらうと春先からはカレイも釣れ、初夏になり水温が上がればキス釣りも楽しい。また9月になれば30cmオーバーのアジが釣れるのでアジングファンの人気沸騰。今年の1月末まで大アジの回遊が続いたという。

ホテルのロビーには釣り具や仕掛、エサの販売コーナーなどがありフィッシングムードたっぷり

そして何より、同ホテルでは釣り上げたお魚を料理して夕食メニューに追加してもらえるサービスを実施しているのだ。基本的には有料だがメンバー会員になれば数量やサイズ限定で無料になる特典もある。宿泊のお客様は宿泊する各お部屋、または館内の「夜食処いそべ亭」で釣り上げたばかりのお魚を味わうことができるのだ。

釣った魚の料理の受付はロビーのフロント横で!

ホテルスタッフおすすめ魚料理に合う淡路島の地酒

取材させてもらったのは4月上旬。大阪湾の4月といえばもっとも釣れる魚が少ない時期ではあるがメバルやガシラは元気だ。メバルは産卵後の体力を回復しつつある時期。個体差はあるが20cmクラスのメバルなら身の質は上々。ガシラはちょうど産卵期でプリプリと太っている。ということで準備していただいたのが「メバルのお造り」「メバルとガシラの塩焼き」「ガシラの煮付け」の3品。

さて、この3品にあう日本酒を推薦していただいたのは接客係リーダー・寺見和也さん、「夜食処いそべ亭」店長の宮田清美さんのお2人。実は宿泊時にお部屋でいただけるお酒と、いそべ亭で飲めるお酒がそれぞれで違う、というのがお2人にお聞きした理由。

メバルのお造り

メバルのお造り

お造りには甘口の都美人酒造「生麗 きれい」と辛口の千年一酒造「特別純米酒 冷酒」がレギュラーなのですが、白身であっさりしている「メバルのお造り」には甘口の「生麗 きれい」がおすすめです。逆にブリやサワラなど脂が乗ったお魚のお造りには「特別純米酒 冷酒」がよいと思います。料理に合わせて甘口、辛口の飲み分けをおすすめいたしますが、飲みやすさでいえば基本的にのどごしすっきりの辛口を選ばれるお客様が多いですね。お酒そのものを味わいたい方には、のどに余韻が残る甘口がおすすめです。

都美人酒造「生麗 きれい」 口当たりがよくフルーティーで飲みやすいのが特徴。冷やや冷酒で気軽に飲める
千年一酒造「特別純米酒 冷酒」 キレがあるスッキリ感と純米独特のコクが軽快な旨味を生み出す冷酒

グレードアップするなら都美人酒造の「大吟醸 凛美」や千年一酒造の「花の大吟醸」がよろしいでしょう。ともにフルーティーな味わいが特徴で、お造りだけでなく様々な料理に合うオールマイティーさがありますね。お酒好きの方でしたら「大吟醸 凛美」ですね。このお酒だけをグイグイいってしまうほど美味しいお酒です。普段、あまりお酒を飲まれない方や女性が多い宴会などでも同様にフルーティーなお酒に人気があります。特に「花の大吟醸」は瓶も美しいですしね。見た目も大事なんですよ。

都美人酒造「大吟醸 凛美」 40%精米した兵庫県産のお米、山田錦を厳寒期に少量ずつ低温発酵で仕込んだ気品あふれる風味が特徴。ろ過処理しておらず、お酒本来の色と味を楽しめる
千年一酒造「花の大吟醸」 端正ななかに華やかさを感じる味わいで、フルーティーな香り、すっきりとした飲み心地が女性に人気

都美人酒造「しぼりたて薄にごり」や千年一酒造「しぼりたて原酒」は、ともに原酒でアルコール度数も19~20度と高めでのどに残ります。普段飲み慣れていらっしゃらない方にはハードルは高めですが、お酒好きの方なら間違いなくハマってしまいます。(接客係リーダー・寺見和也さん)

都美人酒造「しぼりたて薄にごり」 昔ながらの「槽(ふな)掛け天秤搾り」という製法で絞り出した原酒そのままを瓶詰め。手間暇掛けて絞ったお酒は非常に柔らかく、開栓時にプシュッと音がするのがお酒が生きている証
千年一酒造「しぼりたて原酒」 若々しい麹が口の中で広がる搾ったままの生酒原酒。非常に口当たりがよく女性にも人気。冷や、またはロックがおすすめ。期間限定
接客係リーダー・寺見和也さん

「いそべ亭」はお夜食が専門ですので「ちりめん」や「淡路牛スジの煮込み」などの小鉢を突きながら、ゆっくりお酒を飲んでいただくお店なのですが、もちろんお客様ご自身が釣り上げられたお魚の料理もお出ししています。「メバルのお造り」でしたら千年一酒造「千代の緑」がおすすめです。大吟醸で爽やかな香りでワインのようなお酒です。小アジの唐揚げなど油料理でしたら、お米、山田錦の旨みがしっかり出た都美人酒造「無限大」がおすすめです。(夜食処いそべ亭店長・宮田清美さん)

千年一酒造「千代の縁」 さわやかな香り、口いっぱいに広がる優雅な味わい、すっきりとしたのどごしの大吟醸原酒。38%精米。杜氏の精魂がこもった芸術品
都美人酒造「無限大」 槽掛け天秤搾りで仕上げた純米大吟醸酒の極上品。原料米と米麹だけでどちらも山田錦

メバルとガシラの塩焼き

メバルとガシラの塩焼き

塩焼きは塩味に加え、お好みでレモンを搾りますので甘口の都美人酒造「生麗 きれい」がいいですね。「お酒が主役!」と贅沢に飲まれるのでしたら、やはりオールマイティーな都美人酒造「大吟醸 凛美」と千年一酒造の「花の大吟醸」です。いろいろなお酒を味わいたい方でしたら最初はお料理の味を邪魔しない辛口でスタートし、徐々に飲む方に重点が移ってきましたらフルーティーな甘口、最後にがっつりと原酒、という順番がよろしいかと思います。(接客係リーダー・寺見和也さん)

お酒を味わいたい方でしたら最初はお料理の味を邪魔しない辛口でスタートし、徐々に甘口、最後にがっつりと原酒。と語る寺見さん

メバルやガシラの塩焼きですと「千代の縁」「無限大」どちらのお酒も合いますが強いていえば「無限大」でしょうか。(夜食処いそべ亭店長・宮田清美さん)

強いていえば…「無限大」がおススメ
夜食処いそべ亭店長・宮田清美さん
夜食処いそべ亭の営業時間は19~0時

ガシラの煮付け

ガシラの煮付け

煮付けの場合は千年一酒造「特別純米酒 冷酒」がおすすめです。味が濃いお料理ですからスッキリしたお酒がよく合いますね。都美人酒造「大吟醸 凛美」もいいですよ。(接客係リーダー・寺見和也さん)

千年一酒造「特別純米酒 冷酒」

「ガシラの煮付け」でしたら「千代の縁」「無限大」どちらも冷酒がよく合います。日本酒党の方でしたら「無限大」、飲み慣れない方や女性でしたら飲みやすい「千代の縁」ですね。(夜食処いそべ亭店長・宮田清美さん)

宮田さんがおススメする「千代の縁」と「無限大」

料理長に聞くメバル&ガシラ料理のコツと美味しい食べ方

最後にせっかくなので調理部リーダーの宮田良守さんにメバル、ガシラ料理のノウハウ、美味しくいただくためのコツをお聞きした。

メバル&ガシラ料理のコツと美味しい食べ方は?

当ホテルでふるまわれるお魚はすべて地元、淡路島の近海で獲れたものです。野菜、肉も淡路島産なんですよ。お魚料理は味の薄いものからお出しするのが基本ですので、まずは「メバルのお造り」です。続いて焼き物。最後に煮付けの順番です。

メバルやガシラ料理を美味しく仕上げるコツは、残りやすいウロコをできる限りきれいに落とすことです。メバルもガシラも白身でクセのない味ですので、とにかくお造りは鮮度が命ですが焼き物にする場合は半日ほど、そのまま寝かせたほうがよろしいです。身が新しいと焼くときに皮がはじけてしまいますから。ただし脂が多い魚を寝かせる場合は先に塩をしておかないと身に味が入りません。脂が少ないメバルなどを塩焼きにする場合は焼く直前に塩を振るだけで大丈夫です。

調理部リーダー・宮田良守さん

煮付けのコツは素材の味を殺さないこと。下処理として熱湯をかけて霜降りにし、頭の部分などに残ったウロコやヌメリを指先で綺麗に落とすことが大切です。今回の煮付けは旬のワカメと甘みたっぷりの淡路島のタマネギを一緒に煮ています。

お造りの剣や塩焼きに添えられているミョウガやハジカミ、煮付けの白髪ネギなどは、お料理の彩りという意味もありますが、舌直しという意味合いも大きいですので、お料理の合間に食べて舌をさっぱりさせていただくことで、違ったお料理、お酒にすすむうえで、その味が生きてくるようになります。(調理部リーダー・宮田良守さん)

添えられているミョウガやハジカミ、白髪ネギなどは、お料理の彩りの意味だけではなく、舌直しという意味合いがあるって知ってました?

ちなみに現在、淡路島には酒造組合加盟メーカーは都美人酒造千年一酒造の2社。戦前は島内に40数軒もの酒蔵があったとか。南あわじ市の都美人酒造は第二次大戦中に島内10軒の酒蔵が合併し現在に至る。メインの純米酒は山廃仕込み。大吟醸は地元・兵庫の山田錦の40%精米という贅沢な造り。淡路市にある千年一酒造は地酒を造り続け140余年。阪神淡路大震災で大打撃を受けながらも蔵の一部を建て直し、宮水と同質の鐘軌山の山水と最良の米でスッキリとした美味い酒を造りたいと日々努力を重ねる。
淡路島観光ホテルはもちろん淡路島釣行の際は是非お立ち寄りを!

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