札幌の肉バルで24時間食べられる 巨大ステーキ&ハンバーグ!

特集

てんこもりすぎる⁉︎ 札幌「デカ盛り」グルメ

2019/06/07

札幌の肉バルで24時間食べられる 巨大ステーキ&ハンバーグ!

グラム売りの全国チェーン店を筆頭に、カジュアルにステーキを味わえる店が定着した昨今。グランドメニューで1kgまでの巨大ステーキや600gまでの特大ハンバーグを、24時間、年中で食べられる店が札幌・すすきのにある。その名は「ブラジリアンバル ピッカーニャ南5条店」だ。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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夜は酔客でにぎわい、昼間は人影もまばらなすすきので休みなく営業

店があるのはすすきのの東側、少しネオンの輝きが落ち着く場所

札幌・すすきのの南5条通の夜といえば、メインストリートの駅前通と交差するエリアを中心に、最もにぎわいをみせる繁華街だ。そのエリアから東側、創成川方面に歩いて行くと徐々に飲食店ビルは少なくなる。昼間ともなれば人通りもまばらに。そんな場所に「24h OPEN」と明記された看板を掲げる「ブラジリアンバル ピッカーニャ 南5条店」がある。

木目の壁が目印の路面店。日中、周りの店はほとんど営業していないので「やっているのかな?」と少々不安になるが、ご心配なく!
入口の上に掲げられた看板には、しっかりと「24h OPEN」と記されている

店内に入ると1階の縦長の空間に、カウンター席とテーブル席が並ぶ。白木を基調としたインテリは、昼の営業も意識して、外光がたっぷり入り明るく開放的な雰囲気だ。2階にも大テーブルを備えたスペースがあり、グループでの利用やパーティ予約などに最適。

肉を焼く様子が眺められるカウンター席。お一人様の利用も多い
ランチ利用にまったく違和感のない、明るい雰囲気

肉好き必食!ブラジルスタイルで食べる厚切りステーキ

同店いちおしのランプ肉。牛の腰からお尻にかけてのほとんど脂身のない赤身だ

店名の「ピッカーニャ」とは、ブラジル語で牛肉の部位「ランプ肉」のこと。串刺しにした塊肉をグリルで焼いて、客のテーブルで切り分けて提供するブラジル式BBQ「シュラスコ」でよく使われる部位だ。

よく動く部分でサシが入りにくく、脂身部分も少ない赤身肉で、きめ細かい肉質と肉本来のうま味が味わえるという。低カロリー・高たんぱくなことから、女性やダイエット中の人、筋肉を作りたいスポーツ関係者には特に人気だ。

ランプステーキメニューの中で最大、1kgの「テラ」。このサイズの肉を2枚味わうことができる
塊で仕入れ、店の厨房で切り出す。だいたい最低4cmくらいの厚みをキープ

肉はオージービーフを使用。赤身のステーキは、サーロインなどサシの入った肉に比べて筋張って硬そう…というイメージがあるが、いちおしメニューとして提供するこだわりや工夫などを、店長の阿部涼太さんに伺ってみた。

ーーランプステーキの焼き方のこだわりは?

店長 阿部涼太さん
店長 阿部涼太さん
ランプなど赤身肉は、厚めに切ることで軟らかくうま味の詰まったステーキに仕上がります。焼き加減はレアが基本です。そうすることで、さらにふっくら軟らかな状態でお出しできます。熱々の鉄皿でお出ししますので、よく焼いた方がお好みの方は、余熱で調整できますよ」
短時間で焼き上げ、食べやすい状態で提供するため、焼く前にカットする
鉄皿はあらかじめ熱を通して熱々にしておく
味付けは塩・コショウのみ。両方ともかなりたっぷりと振るのがブラジル流だそう
鉄皿に乗せた途端「ジュ〜!」という豪快な音を上げ、おいしそうな香りが立ち上る
まず片面を焼き、鉄皿から1cm弱くらいまで焼き色がついたら、一気に返しもう片面も同じくらい焼いてできあがり

鉄皿からあふれそうな量の1kgランプステーキ「テラ」。見た目が焼く前よりもふっくらした印象だ。中央部分はまだ赤いが、しっかり熱は入っている。ソースはガーリックソースと和風おろしソースの2種類を用意。お好きな方を選んでも、両方もらうことも可能だ。

ランプステーキ1kg「テラ」(3800円)。最小サイズ180g(1080円)から、230g(1296円)、300g(1620円)、600g(2376円)もある

まずは何も付けずにいただこう。表面の味付けは濃いが、厚い肉は肉汁たっぷりで、口の中でちょうどいい加減になる。肉のうま味が濃厚だ。かみ応えはしっかりあるが、サクサクと歯切れが良く、するすると胃の中に消えていった。

次にガーリックソースと和風おろしソースで。どちらも濃い目だが、すっきりしているので食べ飽きしないソースだ。それにしても、この値段は驚き。100g換算でスーパーなどの肉の値段と変わらないのだから。ランプ肉の一部で少し脂身が付いて軟らかな「イチボ」を、同じ値段で選ぶことも可能だ。

右がガーリックソース、左が和風おろしソース。たれの加工会社に委託したオリジナルソースだ
スパイシーなガーリックソースはビールなどお酒が、和風ソースはご飯が欲しくなる!

ーー塩・コショウやソース以外でおすすめの食べ方はありますか?

店長 阿部涼太さん
店長 阿部涼太さん
「実はブラジルでは各家庭で手作りし、飲食店でも定番の『ヴィネグレットソース』をぜひ使ってほしいんです。トマトやタマネギなど家々でお好みの刻み野菜を使い、酢などで作る爽やかな酸味のソースです。さっぱりしているので、肉がいくらでも食べられますよ。肉だけでなく魚など何にでも合いますよ」
オリジナルのヴィネグレットソース(108円)。LINE登録するとサービスになる。酢やタマネギに含まれる酵素で、肉を軟らかくする効果が期待できるという

ハンバーグや馬肉、エゾシカステーキなども激盛り!

ソフトボールくらいの大きさ! 600gハンバークは2808円。最小は200g・1080円
珍しい馬肉ステーキはランプと同じ値段だ。写真は1kg。肉の味はあっさりしている

ランプステーキ以外にも肉メニューをそろえている「ブラジリアンバル ピッカーニャ 南5条店」。牛肉ではランプ肉より脂身が付いてサーロインに近い「旨味牛」というステーキを、150g(1296円)から800g(5184円)まで提供。

ハンバーグは、つなぎなしの牛肉100%で、ステーキ肉を下処理した時に出るスジや脂身を使うことでうま味と食感が良くなり、リーズナブルに提供できるのだ。また、珍しいところでは、馬肉ステーキやエゾシカステーキもオンメニュー。

まるでカーリングのストーンみたいな形の600gハンバーク
表面全体に焼き目を付けてから、オーブンで中までしっかりと熱を通す

ハンバークは目玉焼きをトッピングして、ケチャップをかけたら完成。

ーーケチャップだけとは意外と珍しいですね?

店長 阿部涼太さん
店長 阿部涼太さん
「ミンチ自体に数種類のスパイスや調味料でしっかり味を付けていますので、そのままでもおいしいですし、複雑なソースよりケチャップだけの方が合うんです
ケチャップの赤が鮮やかなハンバーグ

11:30〜15:00までのランチタイムには、150gのハンバーグに75gのランプや旨味牛などをセットにしたランチメニューが登場。いろいろな組み合わせが楽しめて、中ライス、ミニサラダ、1ドリンク付きとボリュームもあって880円〜とリーズナブルだ。

ーーこれまで最高どのくらい食べた方がいましたか?

店長 阿部涼太さん
店長 阿部涼太さん
「24時間営業の中で、深夜1〜2時台と早朝5〜6時台に満席になることがよくあります。1日に3回ご来店されて、ステーキを600g、1kg、1kg食べていかれた男性、1回で1kgのランプと800kgの旨味牛を完食された女性もいらっしゃいました。誰でも手軽に食べられるステーキを提供していますので、ぜひ思う存分味わってください!」

すすきのの南7条店(24時間営業)と、札幌の西区琴似(12:00〜23:00)に姉妹店がある。肉が思いっきり食べたい、という願望をいつでもかなえてくれる、肉好きのための店だ。

取材・文・撮影=石田直樹

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