まさにデカ盛り界のキング! 名古屋「わだ泉」の醤油カツにKO

特集

【第2弾】名古屋は「デカ盛り」もどえりゃあ!

2019/06/13

まさにデカ盛り界のキング! 名古屋「わだ泉」の醤油カツにKO

新・名古屋めしとして頭角を現してきた「醤油カツ丼」で有名な「わだ泉」。メガ、ギガ、キングと3段階のデカ盛り醤油カツ丼があると聞いて、最高峰のキングサイズを頼んでみたら……。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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ミルフィーユカツが24本! 5000gのキングサイズに絶倒

名古屋市守山区に本店を構える創業50年の「わだ泉」。二代目社長が新名古屋めしとして編み出した醤油カツ丼が、メディアや口コミで広がり、今や行列のできる人気店となっている。

2019年で2周年を迎えた錦店の店内

現在は4店舗にまで増えた「わだ泉」。今回は名古屋市の繁華街に位置する錦店へお邪魔してきた。

「わだ泉」独自のミルフィーユカツとは

新・名古屋名物として考案され、2016年の名古屋めしの祭典「NAGO-1グランプリ」初出場にして第3位を獲得したのが「わだ泉」の醤油カツ丼
初代がカツを醤油で食べていたことからヒントを得て開発され、構想1年以上、試作100回以上を重ねて完成したメニューだ。

「醤油カツ丼」(1000円)

今回の目的はデカ盛りの最高峰、キングにお目にかかることだが、その前に「わだ泉」のミルフィーユカツの魅力についてお伝えしようと思う。まずは素材。

赤身と旨みのバランスがいい薄切り肉を重ねてミルフィーユ状に

希少な三河産二元豚のモモ肉をスライスし、ミルフィーユ状に重ねたものをカツに仕上げるのが「わだ泉」流醤油カツ丼の特長。水で溶いた小麦粉とパン粉で衣を付け、油に投入して4~5分くらいで棒状のカツができあがる。

何層にもなった肉の層を崩さないように衣を付けていく
手際よくどんどん揚げられていくカツ

揚げたてのカツに醤油ダレを絡めるのだが、この醤油ダレが肝!
初代の頃から使用しているこだわりの醤油と、上白糖・黄ザラメ、みりんなどをブレンドし半年寝かせて熟成させた醤油ダレ。香りだけでも食欲がそそられる!

揚げたてのカツを醤油ダレにドボン! とたんに香りが漂う

醤油をまとったカツをご飯に乗せたら、醤油カツ丼の完成だ。

ご飯一升、カツ24本、総重量5000gのこれがキングの貫禄だ!!

通常の醤油カツ丼の場合、カツが3本載って運ばれてくるが、キングはなんと24本も載ってくる。単純計算しても8倍……。
まず手始めに、器だけを比べてみよう。

このサイズ感、おわかりいただけるだろうか

スタッフさんが持っているのが通常の醤油カツ丼用どんぶり。写真左から1500gのメガ盛り、3000gのギガ盛り、そして一番右が5000gのキング盛り用の器。キングの存在感は器だけでも感じられる。

錦店・大竹店長
錦店・大竹店長
「メガを2~4人のシェアメニューとして提案しているので、キングは量としては10人分以上だと思いますね」
メガ盛りは1人で挑戦する場合は3000円(20分以内に完食できれば無料)。仲間とシェアする場合は4000円(制限時間なし)

まずは、キング専用・すり鉢の器にご飯を盛り付ける。その量、なんと一升! そして、てんこ盛りになったご飯の上にネギを散らして先ほどの醤油に浸したカツを盛り付けていく。

一升炊きの炊飯器が空っぽになるまでご飯をよそう
どんどんとカツの山ができていく!
24本をバランスよく盛り付けるのはなかなか難しい
「お待たせしました~」と錦店の大竹店長
真上から見ても相当なインパクト
器の重さも含めると8000gを超える

そもそものデカ盛りの始まりについて二代目社長の和田仙一さんに聞いてみたところ―。
「こういうのがあったら面白いなぁと思って(笑)」とのご回答。確かに、こんなのが運ばれてきたら面白い! SNS映えも間違いなしだ。

左が通常サイズ、右がキング

ちなみにキングを60分以内で完食すると1万円がキャッシュバックされるという。錦店でキングを完食したのは今のところ1人。

錦店・大竹店長
錦店・大竹店長
「デカ盛りを始めた5年ほど前は、完食すると5万円のキャッシュバックだったんですけど、全国からフードファイターの方がたくさんいらっしゃって、これはヤバい!ってことになりまして、今は1万円です(笑)」
店内にはメガ、ギガ、キングを完食した人たちの栄光の写真が

3度美味しい醤油カツの食べ方とは

「わだ泉」が行列のできるお店となっているのは、デカ盛りや賞金などの話題性があるからだけではない。先ほども紹介したように、素材や醤油ダレの味に魅力があるのはもちろん、「わだ泉」流のこだわりの食べ方がウケているからだ。
食べ方は3通り。

その1)そのままいただく

お肉の柔らかさとサクサク感を感じられる

その2)わさびをつけていただく

味の変化を楽しみたい人は、わさびでさっぱりと

その3)出し汁をかけていただく

熱々のダシをかけるとまた一味違った味わいに

出汁に醤油と肉の旨みが合わさった、なんとも言えない芳醇な味。行列ができるのもうなずける。
名物・ひつまぶしのように3通りの楽しみ方ができるのが「わだ泉」の醤油カツ丼がウケている最大の理由なのだ。

錦店・大竹店長
錦店・大竹店長
「出汁は、カツオ、ムロアジ、昆布などからとった深みのある味。そもそもうちはうどん屋なので、出汁の味には自信があります」
手前「醤油カツ丼」(1000円)、奥「醤油カツ丼」キング盛り(12000円)

醤油カツ丼がひつまぶしに並ぶ名古屋名物になる日は近いかも!? 3通りで楽しめる新・名古屋めし、ぜひトライしてみてほしい。
デカ盛りサイズは要予約なのでご注意を!

取材・文=まつおまいこ(日本プリコム)
撮影=水野由佳

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