W杯開幕までもうすぐ!現役選手も訪れるラグビー専門バーを紹介

2019/06/12

W杯開幕までもうすぐ!現役選手も訪れるラグビー専門バーを紹介

2019年9月20日より日本で開催されるラグビーワールドカップ。日本国内でも着実にラグビーへの注目度は上がっています。今回は初心者でも楽しめる素敵なラグビーバーをご紹介しましょう。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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ラグビー好きが高じて店をオープンした熱血マスター

高田馬場駅から徒歩5分ほど。神田川沿いのビル2階にある「ノーサイドクラブ」をご紹介します

高田馬場にある「ラグビーダイナー ノーサイドクラブ」はラグビー専門のスポーツバーです。店内には常にラグビーの試合映像が流れ、ラグビー好きが夜な夜な集まり、お酒を片手にラグビー談義に花を咲かせます。都内のラグビー関係者でこのお店は知らない人はいないほどの有名店だとか。

店のエントランスに掲げられた「OPEN」のサイン。意匠はもちろんラグビーボール。さっそく入ってみましょう

店内に入ると目を引くのは正面のモニターです。椅子に座ってお酒を飲みながら、大画面で見るラグビーの試合は、まるで生で観戦しているかのような迫力と臨場感があることでしょう。店内には所狭しとラグビーグッズが飾ってあります。

大きな窓ガラスで開放的な雰囲気の店内

店がオープンしたのは2011年。もともとスポーツバーだったというこのテナントを訪れた店主の竹内さんは、前オーナーが店を手放そうとしていることを知って、跡を継ぐことを決意します。大好きだったラグビー専門バーを作りたいと考えたのです。

オーナーの竹内方和さん。高校時代は茨城の強豪校でフッカーを務めました。今でも記憶に残る試合は「天野義久選手が劇的なトライを決めた1994年の大学選手権準決勝の同志社対明治戦」

大学時代にヒップホップにはまり、卒業後はDJとして音楽業界で活躍していたという竹内さん。念願だったラグビーバーを作ったものの、オープンから1〜2年は閑古鳥が鳴いて、何度も店を閉めようと思ったとか。現在のように人気店になったきっかけは、大好きなラグビーの試合会場へ足繁く通ったことだといいます。

ノーサイドクラブ竹内さん
ノーサイドクラブ竹内さん
「ラグビーが大好きだから試合に行くと選手と仲良くなりますよね。すると選手が遊びに来てくれるようになりました。次に選手のファンたちが来るようになって、ラグビー好きがどんどん集まるようになったんです」

店主も想像しなかった意外な客層が常連に

店内のいたるところにラグビーファンなら「おおっ」とうなりたくなるようなグッズが

店の経営が安定してきたころ、竹内さんは意外なことに気がつきました。開店当初は、ラグビー経験者やその周辺の人たちの利用を想定していたのですが、「ラグビーは未経験でもラグビーが好き」という人が店の常連になっていったのです。

ノーサイドクラブ竹内さん
ノーサイドクラブ竹内さん
「年配のラグビーファンの方は多かったですね。かつてラグビーをテーマにしたドラマ『スクール・ウォーズ』が人気でしたから。五郎丸歩選手が人気になった前回のW杯(2015年)直後は、店は連日若い女性たちで大混雑でした」
ラグビーの基本ルールはボールを前に進めること。単純で奥が深いスポーツなんです

新しいファンの獲得はどんなスポーツにとっても大命題。竹内さんは月に1回「ラガールデー」と題した女性向けイベントを設けています。ラグビーをよく知らない女性が一人で来ても、女性スタッフがルールなどをわかりやすく教えてくれるとあって大好評なんだとか。

ノーサイドクラブ竹内さん
ノーサイドクラブ竹内さん
「やはりラグビーの醍醐味は生の試合観戦です。ラグビーに親しんでもらって試合会場に観戦に行くイベントも定期的にやっています。また、元日本代表をコーチに招いた大人のための初心者ラグビー教室も大好評なんです」
黒板にはお店で行われるイベントの予定がギッシリ書かれています
こちらはお店の7周年に贈られた選手のサイン入りのジャージ

ラガーマンも大満足。フードも充実しています

2015年W杯で南アフリカ代表を破った日本代表の大野均選手が、相手キャプテンと交換した貴重なジャージも展示されている。ぜひお店でご覧ください

ダイナーとうたう「ノーサイドクラブ」は、フードも充実しています。中でも人気は「ノーサイドコンボ」(1000円)。鳥の唐揚げ、ポテトフライ、ウインナーという男の子の大好きな3大メニューが一堂に会しました。

人気メニューが仲良くノーサイド。フローズン日本酒を使った人気ドリンク「SAKURAブロッサム」(850円)と一緒にどうぞ

そしてラグビーに欠かせないドリンクがビールです。英国生まれのラグビー観戦を楽しむに、パブでおなじみのビールは必須アイテム。

ノーサイドクラブ竹内さん
ノーサイドクラブ竹内さん
「ラグビーでは試合終了後に両チームの選手と関係者が一同に集まって親交を深めるアフターマッチファンクションという文化があります。試合が終わったら『ノーサイド 』。ビールはその場に欠かせない大事な飲み物なんです。だからラグビー関係者はビールが大好き(笑)」
おいしいビールを提供するため、ビールソムリエの資格も取得した竹内さん。「泡アート」も楽しめます

お店を訪れたお客さんは、旧知の仲でなくとも、ラグビーという文化を介して、あっという間に仲良くなります。ノーサイドクラブでは、東日本大震災で被災した釜石市に、募金とエールを送る活動を続けています。釜石市はかつてラグビーが栄え、W杯でも試合が開催されます。ラグビーを通して、人と人を繋ぐ。竹内さんが思い描いた理想がこの店にはあります。ラグビー好きも、ちょっと興味がある人も、W杯を前に一度足を運んではいかがでしょう。

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取材・文/キンマサタカ(パンダ舎)

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