1ポンドの存在感!“でらデカ盛り”な「三河屋」の名物味噌カツ

特集

【第2弾】名古屋は「デカ盛り」もどえりゃあ!

2019/06/14

1ポンドの存在感!“でらデカ盛り”な「三河屋」の名物味噌カツ

今回紹介する「みそかつの三河屋」の味噌カツは、これがスタンダードだ! と思わせる正統派の味。しかも、通常の3倍、メガサイズで提供される“でらデカい”メニューがあるというから、味にもこだわるデカ盛りファンは必見!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

ポンド級の味噌カツ! 通常の3倍サイズで満腹感もマックスに

妙音通(みょうおんどおり)エリアにある「三河屋」

名古屋めしの代表格「味噌カツ」は、来名したら絶対に食べてもらいたい一品。
名古屋市瑞穂区にある「みそかつの三河屋」(以下三河屋)は、創業から60年、地元に愛され続ける老舗。店名に冠されるように、創業当時から味噌カツは定番中の定番メニューとして君臨している。

味噌かつ定食、ざるそば、エビフライ。人気メニューのサンプルが店先に飾られている

これが、でらデカい“特製”味噌カツです!

いきなりではあるが、「三河屋」のデカ盛り味噌カツというのがコチラ!

お皿にギリギリ乗っかっている

重量450g、約1ポンドの豪快なボリューム

普通の「味噌かつ」が150gであるのに対し、こちらの「特製味噌かつ」は3倍の450g。約1ポンドの重量級だ
女性スタッフさんに持っていただくと、よりその大きさがおわかりいただけるのではないだろうか。

スタッフさんが小顔なだけではない、カツがでらデカいのである
店主・森公三朗さん
店主・森公三朗さん
「普通の人が一度に食べられる限界が、450gくらいなんじゃないですかね。最後まで美味しく食べてもらえるように試行錯誤して、今の味ができあがりました」
ご主人の手に余るほどの大きさ

丁寧な下処理と植物性油であっさりとした味に

相当な大きさであることはわかったが、そのお味は? 味噌カツといっても、味噌の味から揚げ方など、お店ごとに個性がある。三河屋の場合、どんなこだわりがあるのだろう。

店主・森公三朗さん
店主・森公三朗さん
「まず油は植物性の油を使っています。一日に2回ろ過することで油の酸化を防いでいるので、胸やけしにくくあっさりとしたカツに仕上がっています
昼と夜の2回、油を循環させ、ろ過している

下処理にも秘密があるそうで―。

店主・森公三朗さん
店主・森公三朗さん
「普通のお店ではあまり使っていないと思いますが、うちではスジ切り専用の機械を導入して、お肉を食べやすくする工夫もしています。衣には牛乳と溶き卵を使ってふんわりと仕上げているのも特徴です」

肝となる味噌ダレは、八丁味噌をベースにした名古屋味噌カツのスタンダード的な味。

店主・森公三朗さん
店主・森公三朗さん
「うちの味噌は味噌カツのお手本といってもいいんじゃないでしょうかね。それこそ“手前味噌”になっちゃいますけど(笑)」
三河屋の味噌ダレは、甘辛さと濃度の加減が絶妙

丁寧な下処理によって、より食べやすく仕上げたカツは、昼も夜もオーダーが次々と入る人気メニュー。
定食は、ミニうどん、小鉢、ご飯が付いて1690円でいただける。

「特製味噌かつ定食」(1690円)

450gもあると、これ一枚でお肉の味わいの変化も楽しめるという。

店主・森公三朗さん
店主・森公三朗さん
「向かって右側がお肉らしいジューシーさを感じられる部位、左側はあっさりとした味わいが楽しめる部位になっています」

右から左から、豚ロースの旨みを存分に感じながら攻めてみたくなる。

写真だと、奥側がジューシーな部分、手前があっさりした味の部分

味噌カツの味の探求だけでなく、地元でのルーツについても考察しているご主人。

店主・森公三朗さん
店主・森公三朗さん
「この辺りは戦後、串カツ屋さんがいっぱい建っていたんですよ。串カツ屋さんでは、スジとかホルモンとかを味噌で煮た『どて煮』を出しているお店も多かった。串カツをソースだけじゃなく、『どて煮』の味噌を付けて食べるスタイルが定着していって、そこから発展したのが今の味噌カツじゃないかと考えています」

味噌カツ以外にも、きしめんのルーツや、「コロうどん」の語源など、名古屋めしのトリビア的な知識も豊富。
オーダーしたメニューが届くまでの間、壁に貼られたトリビアをチェックしてみるのも面白い。

ランチメニューの右隣に貼られた「コロうどん」についての考察

美味しいものを満足いくまで食べてほしいから

ランチタイムはご飯・キャベツのおかわり無料という、デカ盛りファンには嬉しいサービスもある。

ご飯のおかわりはセルフサービスだから、気兼ねなくおかわりできそう
店主・森公三朗さん
店主・森公三朗さん
「この辺りは準工業地域で、工場がたくさんあるんですよ。お腹を空かせた若い人たちもいっぱい来ますしね、そういう人たちに満足してもらいたくて、ボリュームのあるメニューを出しているんです」
10時50分からオープン。ランチタイムにはほぼ満席になるが回転は速い

ちなみに、ご飯は契約農家から直送されたものを自家精米、うどんやそばは自家製麺。厳選した粉を使い、一貫した手作りで仕上げる「三河屋」自慢の手打ちうどんは、コシがあってのどごしがいい。

奥には30名ほど座れる座敷を完備。宴会も可能だ

味噌カツの王道を食べに行こう!

うどん屋、定食屋のメニューにはたいがい「味噌カツ」はあるし、昼ご飯でも夜ご飯でもアリで、大人も子どもも食べられて、価格帯も手頃。
名古屋名物は数多くあるけれど、味噌カツほど優秀なものはないかもしれない。

熱々のカツに味噌ダレ。垂涎もの

名古屋駅から電車と徒歩で約30分。
最近では熱田神宮やレゴランドに来た観光客が立ち寄ることも多いそう。来名の際は、お手本のような味噌カツをデカ盛りサイズの「特製」で、ぜひオーダーしてみて。

創業60年の伝統の味を守り続ける

取材・文=まつおまいこ(日本プリコム)
撮影=水野由佳

名古屋のデカ盛りはこちらもチェック!

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

SERIES