大都会・銀座にある在りし日の中華屋。銀座萬福で中華ちょい呑み

大都会・銀座にある在りし日の中華屋。銀座萬福で中華ちょい呑み

2019/06/19

高級ブティックや、大手百貨店、高級料理のお店の数々…銀座といえば東京の中でもひと際存在感の大きな街。そんな銀座の片隅に、昭和生まれのオヤジたちが好きそうな一軒の中華屋があるそうな…そのお店の名は「銀座 萬福」。大正時代から続く老舗はまさに落ち着く街角の中華屋でした。

ゴールデン横丁

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銀座に現れた庶民のオアシス!大正創業の老舗中華屋・銀座 萬福

今回の食レポの舞台となるお店は「萬福」さん。なんとあの銀座で、大正の時代からお店を出しているという老舗中の老舗である!そう、つまり今回は高級なイメージがつきまとう銀座で、中華料理とラーメンで一杯やるのである。
…銀座の中華屋とかいうと、デッカイ回転テーブルの上に、熊の手とかフカヒレとかの高級中華料理が並びそうなものだが、果たして…

が、そんなことは杞憂でした(笑)

大正から変わらない味わい深い店構え

こちらが萬福さんの店構え!なんとも堂々とした佇まいだが、同時に感じるこの懐かしさはなんだろう…いかにもな看板のせいか、それとも気合いの入った「中華そば」の文字面のせい?…とりあえず、金の龍が巻き付いた赤主体の店構えじゃなくてよかった…

商売繁盛といえば、招き猫か福助か、はたまたビリケンさんか…

店に入っても当然安心…なんてったって、金の龍の彫像どころか福助くんがお出迎えしてくれるんだもの。

タイル張りにカウンター…昔通った中華屋のイメージそのままの店内

店内はこんな感じで、キレイだけど居心地のよい雑多さがある。福助に続いて招き猫も登場するし、さすが大正から続くお店は福が多そうだ。
そして、奥に鎮座する時計が「ボー……ン…ボー……ン…」と時を知らせてくれるのがまた堪らないのだ!
そんな萬福さんで登場するメニューの数々を紹介していこう。

懐かしい…だけどプロの味!本格中華と家庭のハイブリット料理の数々

豆苗炒めは絶妙な中華あんかけがたまらない
しっかり焼き目がついてるのに、モッチリ感が伝わる肉厚餃子

まずは軽く一杯!と注文したのが、豆苗炒めに餃子。萬福さんの豆苗炒めはオイスターソースが効いたあんかけ風。とろりとしたソースが豆苗によく絡んでうまい!
当然ながら餃子も逸品。皮も餡も肉厚で、とてもジューシー。カリカリの皮というよりは水餃子のようなモッチリさがうまい餃子。こんなものが出てきたら、そりゃあビールも進みます(笑)

味のしっかりした中華料理に、思わずみんなでビールで乾杯!

徐々にエンジンがかかってきたので、続いてはもう少しボリュームのある料理も。

中華薬膳らしい、独特の風味を持ったもつ煮
麻辣が効きすぎない、どこか家庭的なマーボー豆腐
見た目にも美しい、フワッフワのエビ玉

上から順に、もつ煮(薬膳煮)に、マーボー豆腐、エビ玉。マーボー豆腐やエビ玉は中華の定番だけど、もつ煮!?とは思ったが、食べてみるとこれがしっかり中華!八角などの中国の薬膳が使われていて、ほんのり薬っぽいんだけど、それがまた味に深みを与えていてうまい!マーボー豆腐は少し甘めで、どことなく家庭の味を感じる仕上がり。エビ玉はプリップリのエビとトロトロの卵がベストマッチで、これもまたうまい。
そして、いよいよメインディッシュである。

中華といえば、こいつら!炭水化物だらけのメインディッシュたち

なるとや卵など懐かしい具材がいっぱいのパラパラ焼飯

まず、注文したのが「焼飯」と名付けられたこちらのチャーハン!ナルトやグリーンピースが入ってるあたりがまたなんとも懐かしさを醸し出す。
お味はと言うと、醤油味ベースの日本風チャーハンといった感じなのだが、しっかりとラードが効いていて食べ慣れた懐かしい味にコクと深みが加えられている!

三角の薄焼き卵がチャームポイント!萬福自慢の中華そば

そして、看板メニューと言ってもいいのがこの中華そば。チャーシューにナルト、メンマなどに加えて、三角形の薄焼き卵をのせるのが萬福流!いかにも昔ながらの中華そば、という風情なのだが、スープにラードが入っているのかあっさりしつつもコクのあるスープがうまい!そして、そのスープに中太ちぢれ麺がよく絡む。うん、これはうまい!

また、中華屋らしからぬメニューとしてはまかない料理として、数量限定でカレーライスもあった。

中華薬膳を活用したまかないカレー!その日限定のまかないメニューも魅力!

蕎麦屋のカレー、ならぬ中華屋のカレーは、先に紹介した薬膳煮がベースとなっているのか、どこか薬膳のスパイスの香りが特徴的なお味。いわゆる家庭のカレーとは一線を画す味わいはオススメだ。
※まかない料理のため、提供されてない日もあります。

全体的にいわゆる本格的な中華というよりは、日本人が好みそうな、「日本の中華」という感じの味付けが多く、そういった意味でも街角の中華屋感がいい感じだ。しかし、プロの仕事として、ひとつひとつの味付けなどにもこだわりが感じられ、近いんだけどさらにうまい、という絶妙な感覚を味わえる。
最終的にはちょい飲みというよりはガッツリ食べる感じになってしまい、店名通り、満腹にさせていただいた。
ちょい飲みにも食事にも最適な街の中華屋「萬福」さんを、銀座の行きつけにしてみてはいかがだろうか?

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