ビール党よ集え!天神から最も近いビール醸造所

ビール党よ集え!天神から最も近いビール醸造所

2019/06/29

ホテルオークラ博多の地下にはビール醸造所があります。中洲の目と鼻の先で、ビールを製造しているんです。天神からちょっと歩けば、つくりたての地ビールが味わえる。それも、ラガーから黒ビールまで。ドイツ風に言うとケルシュやスタウトを。さぁ、ビール党よ、オークラの地下を目指すのだ。

クイッターズ福岡

クイッターズ福岡

ホテルオークラ福岡 オークラブルワリー(博多区下川端町)

入口で金色のタンクがお出迎え

店内に入るとテンションが上がります。

なぜなら入口すぐに輝くタンクが鎮座しているから

オークラは1958年に設立された、
日本のホテル業界における老舗。
帝国ホテルやニューオータニとともに
「御三家」と称されることもあります。
オークラのロビーで待ち合わせ、と言われれば
ちょっとよそいきで行きたくなるし、
オークラでランチ、と聞けば
いつもより長めに昼休みをとりたくなる。
そんな「特別感」のある場所なのです。

そのオークラの地下にタンクが並んでいるなんて

しかも会社の飲み会や歓送迎会で行きたくなる
コースもある。老舗ホテルで飲み会。
いい響きですね。

通された席の目の前にあの黄金のタンクが

ランチは土日祝のみ、夜はコースも

ランチがあるのは土曜、日祝日。
メニューはホリデーランチセット(2000円、税・サ込)や
ランチパーティープラン(3000円、90分)、
アラカルトがあります。

夜はカジュアルパーティプラン(3900円、120分)があり、
おつまみやサラダ、ソーセージ、アヒージョ、揚げ物、
ピザなどのフードと地ビール・博多ドラフトをはじめとする
アルコール飲み放題がセットです。
ほか7000円プランもありますよ。

ランチタイムは子連れ客がたくさんでした

頼んだのはホリデーランチセット。
スパゲティ、ピッツァ、フォカッチャサンドから選びます。
スパゲティは本日のスパゲティ1種のみ。
ピッツァはマルゲリータ、アラビアータ、
カルボナーラ、クアトロフォルマッジの4種から
セレクトできますよ。
この日はスパゲティ(カルボナーラ)と
ピザはマルゲリータを選びました。

飲み物はソフトドリンクのほか博多ドラフトから
1種選べるのが嬉しい。もちろんビールでしょ。

定番は3種。これは「ズィルバー」

羽根が生えたように軽やかなビールでした。
コーヒーでいうところのスペシャルティのように
苦味が控えめで軽く、少しだけ甘い。
そしてキレがいい。ああ、他も飲みたい。

小さいボウルほどのサイズのサラダ。量がいい

レタスにサーモン、生ハム、にんじん、トマトと
気前よく盛られ、彩り鮮やか。
カリッカリのガーリックトーストが添えられています。
これだけでビールが進む。

食べ終わる頃にカルボナーラ。タイミングばっちり

濃厚ですよ、と言わんばかりの色、
そしてもったりとしたソース。
チーズがわんさか入ったであろう、
ホワイトソースの濃さ、そしてコクは
ビールにもよく合います。
そしてシメジやベーコンがごろごろ入り…
早くもおなかが満たされ始めました。
まだピザがあるのに。

ここで3種飲み比べセット(236ml×3、1425円、税・サ込)を追加

左からアルス、シェーンアルト、ダイコクです。
先ほどの「ズィルバー」が少女だとしたら
アルスは少年。キレ、苦味がイキイキとしています。
ドイツ・ケルンのケルシュという
上面発酵ビール(エール)を参考に
つくられているそうですよ。

シェーンアルトは青年のよう。
アルスよりやや甘味があり香ばしい。
そして、ハッとするほどホップの苦味が残ります。
こちらはデュッセルドルフのエールがお手本です。
この中では、ダイコクが好みでした。
もともと黒ビールが好き、というのもありますが、
ここのダイコクは、コクと甘味がありながら
後口がサッパリしていてやはりキレが良いのです。
デザートのアイスクリームにも合いました。

そしてマルゲリータピザ。クラストがパリッパリ

クラストがとても良かった。
生地にビールとビール酵母を入れ、
短時間で焼き上げているからか、
ミミの部分はハリがあり、具材の部分は引きがある。
おなかいっぱいなのに、軽くてするっと入ります。

ここで、ピザをアラカルトで頼んだ時の価格を見ると…
マルゲリータ(1544円)
アラビアータ(1782円)
カルボナーラ(1782円)
クワトロフォルマッジ(2257円)
なので、ランチセット(2000円)で頼む時
最もお得なのは4種のチーズのピザです。

本当にここで、つくっていた

デザートのアイスクリームはいちごとベリー

デザートを味わいながらふと見上げると…

デザートを味わいながらふと見上げると…
湯気が出てる
さっきまで見えていたタンクが湯気でかき消されている!

本当にここでつくっているんだ…と
思えた光景でした。
聞くと、金色のタンクで麦汁(ばくじゅう)をつくり、
となりのタンクにできたての麦汁を移すと
こういうふうにもうもうとした湯気に包まれるのだそうです。

そうしてできたビールを
すぐに今、味わったんだなぁと思うと、
なんだか満ち足りた気分に。
やはりオークラは「特別感」がありました。

奥永智絵

奥永智絵

ライター・エディター(株式会社チカラ)

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旅行や日々のグルメ探訪に! 福岡在住のライターが自腹で食べ歩いた福岡のレストラン情報を、本気でレビューします。

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