脂が乗った対馬のあなごを贅沢にON!福岡で味わえる高コスパ丼

特集

【第2弾】福岡デカ盛りグルメでよかろうもん!

2019/06/26

脂が乗った対馬のあなごを贅沢にON!福岡で味わえる高コスパ丼

九州と朝鮮半島の間に位置する国境の島、長崎県対馬。好漁場と言われる対馬近海で取れたあなごは、脂が乗っておいしいと評判で、漁獲量は全国一を誇ります。そのあなごを丼で贅沢に楽しめる店が、福岡にあります。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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オフィス街の一角に佇む築130年の古民家で対馬の魅力を発信中

「対馬んこつなら、なんでん分かる!」をキャッチコピーに、島の味や文化、情報などを発信。開店6年目の2019年1月、来店者が12万4000人を突破した

九州の玄関口・博多駅より徒歩5分。博多口側のオフィスビルなどが立ち並ぶ一角に、長崎県対馬市初のアンテナショップ「よりあい処つしま」はある。オープンは2013年11月。白塗りの壁と瓦屋根を特徴とするこの建物は、130年の歴史を数える古民家を対馬からわざわざ運び、再現したものだ。

対馬出身の料理長による包丁さばきやアナゴが泳ぐ生けすが間近で見られる、写真左奥のカウンターが特等席。手前にある囲炉裏のテーブル席もなかなかの趣だ

店内の奥にある食事処は、落ち着いた和の佇まい。カウンター、テーブル、座敷とさまざま席が用意されており、人数や都合に応じた利用ができる。料理人が立つカウンターの後方には、モニターを設置。営業中は美しい海の景色をはじめ、対馬の見どころを紹介する映像を放映している。

ふすまや障子で仕切られた掘りごたつの座敷は、6人まで利用OK。このほかに、靴をぬがずに利用できる半個室が1室用意されている

対馬産のあなごとご飯がたっぷり味わえる理由とは?

「よりあい処つしま」の煮あなご丼。料理長の手によってキレイに盛り付けられた様は、まさに芸術品

対馬の新鮮な食材を使った料理ご当地グルメのメニューが豊富なところが、「よりあい処つしま」の一つの魅力だ。特に、ランチ限定の丼物は、ご飯のおかわりや大盛りが無料、おかずの増量OKであることから、近隣のオフィスで働くサラリーマンに人気が高い。1番人気は、対馬産のあなごをたっぷりと使用した、福岡では珍しい「煮あなご丼」。その魅力と高コスパの理由について、小宮憲司店長にお話を伺った。

\この人に聞きました!/

「よりあい処つしま」の店長・小宮憲司さん。温かな笑顔と軽妙なトークで、対馬産のあなごのおいしさについて丁寧に楽しく語ってくれた
小宮憲司店長
小宮憲司店長
対馬のアンテナショップなので、ランチはリーズナブルに、お客様に対馬の食の魅力をおなかいっぱい楽しんでもらえるようにしています。対馬産のあなごもたくさん食べていただきたいので、煮あなご丼では1.5倍増量が可能。毎週現地から活魚車で直送される生きたあなごを使っていますので、鮮度も抜群ですよ!」
料理人が腕をふるうカウンターの隅にある生けすで、元気に泳ぐ対馬産のあなご。丼のほか、刺身、天ぷら、塩焼き、あぶり、太巻き、みそ汁などで味わえる
小宮憲司店長
小宮憲司店長
「対馬産のあなごは一尾一尾生け捕りにするかご漁で水揚げされるため高品質で、泥臭さはなし。えさが豊富で速い潮流の海域で育つため、身が引き締まり脂が乗った肉厚のものを堪能できます。一般に、素材本来の味を楽しむなら6~8月、最高に脂がのった状態を楽しむなら10~12月と言われていますが、一年中おいしく食べられるところも魅力です」
丼には、2本のあなごを使う(今回は1.5倍を注文したので3本)。盛り付ける直前にバーナーで軽くあぶり、香ばしさを加えるところもおいしさのポイントだ
食べやすく切り分けた煮あなごは、丼を覆い尽くすくらい贅沢に盛り付け。最後に、煮汁をつめて作った特製のタレをたっぷりとかけて完成する
小宮憲司店長
小宮憲司店長
「丼は、錦糸卵海苔を敷き詰めたご飯の上に、軽くあぶった煮あなごを2本のせています。あなごは、うまみが逃げないよう、料理人が丁寧に調理。対馬の醤油ベースで味付けされた特製のタレで、味付けをしています。生き物に配慮して減農薬で作られた、佐護ツシマヤマネコ米もおいしいですよ」

煮あなご1.5倍増量丼と大盛りご飯で対馬の魅力を堪能!

ボリューム満点の煮あなご丼1.5倍(1150円、通常の場合は900円)。ご飯を大盛りにしたが、料金は変わらない。みそ汁、小鉢、漬物、酢の物付き

まずは、ボリューム満点の煮あなごから実食。身はふっくらやわらか。甘すぎず、辛すぎず、あなごの甘みを引き立てた上品な味付けになっている。錦糸卵と海苔も名脇役で、ご飯がどんどん進む。軽くあぶられたことによる香ばしさもちょうど良い。

0.5倍分のあなごが別皿で用意されるところも魅力の一つ。ご飯を大盛りにして最初にのせるもよし、追いあなごにしてもよし、さまざまな楽しみ方ができる

対馬の食材を使うおかわりOKのみそ汁は、ダシがきいてて上品さがあり、美味。この日用意されたみそ汁の具材はアオサだったが、旬が終わるとワカメに変わるという。これだけのボリュームがありながら、料理は一つ一つ丁寧に作られているので、1000円前後という料金は高コスパ。平日ランチの繁忙時間は満席になる日が多いようなので、早めに行ったほうが良さそうだ。

味の変化を楽しむ時に便利な卓上の薬味。山椒や柚子胡椒、柚子一味、一味唐辛子などが用意されているが、こちらもほとんどが対馬産だ
小宮憲司店長
小宮憲司店長
毎年7月は、7月5日の『あなごの日』に合わせて『あなごフェア』を開催。毎年好評で、今年も行います。期間中は、煮あなご丼のお値段はそのままで、煮あなごを増量。詳しい情報は当店のホームページやSNSでも発信しますので、この機会に当店で、対馬産のあなごのおいしさを知ってくださいね」

まだある! ランチ限定コスパ丼&種類豊富な物販コーナーに注目

ランチは丼と定食のみで、7種を用意。いずれも対馬の新鮮で旬の食材をふんだんに使ったメニューばかりだ。定食のおかずは、単品でも注文が可能だ

煮あなご丼のほかにも、対馬の魅力を堪能できる高コスパでボリューム満点のランチメニューが充実。すべて、ご飯の大盛りやおかわり、みそ汁のおかわりが無料でできる太っ腹さだ。ここで、煮あなご丼以外で用意されている、2種の丼をピックアップして紹介しよう。

対馬近海で捕れた鮮魚4種が盛られた海鮮丼(900円)。使用する魚は季節によって変わる。みそ汁、小鉢、漬物、酢の物付き

まずは海鮮丼。使用する魚はすべて対馬近海で取れたもので、ヒラマサやアナゴ、マグロ、ミズイカといった定番のほか、時期によっては、ヒラメやアラカブ、イサキが登場することもある。+250円の特盛にした場合は、さらに3種の魚を追加。内容もグレードアップする。

とんちゃん丼1.5倍(1000円)。期間限定の増量メニューが好評につき、2019年7月以降レギュラー化。こちらもみそ汁、小鉢、漬物、酢の物が付く

全国のグルメグランプリで話題になった対馬のご当地グルメ、とんちゃんもランチ限定丼で味わえる。とんちゃんとは、醤油や味噌をベースとした甘辛い焼肉ダレに漬け込んだ豚肉を、キャベツやタマネギなどの野菜と一緒に焼いた料理のこと。煮あなご丼と同様、1.5倍の増量は0.5皿分が別皿で用意されるところもうれしい。

物販コーナーには、海の幸、名物グルメ、調味料など対馬の物産品がずらり。ラックには、さまざまな対馬の観光パンフレットやチラシが置かれている
ウニヤイカ、サバをはじめとした、対馬近海で取れた特産品も充実。対馬産のあなごの加工品、とんちゃんの冷凍品やタレも販売している
対馬で造られた日本酒や焼酎といった酒類、醤油をはじめとした調味料の種類も豊富。現地以外ではここでしか買えないという商品も多い

店内に入ってすぐの場所に配置されている物販コーナーには、アンテナショップらしく、対馬の特産品や関連グッズが勢ぞろい。約100商品が並んでおり、見ているだけでもその文化を感じることができる。

対馬市のPRイベントで見かけるご当地キャラクターのしまひこが、たびたび店に出現するという情報をゲット。運がよければ、記念撮影ができるかも!?

夜は、サツマイモのでんぷんのみを使った麺料理「ろくべえ」(1050円)や、地鶏またはメジナ・ブリなどの魚、野菜がたっぷり入った「いりやき鍋」(1人1750円、2人前から要予約)といった郷土料理も楽しめるという。福岡に居ながらにして「対馬に行った気分になれる」食事処で、たまにはプチ贅沢な時間を過ごしてみてはいかが?

取材メモ/普段は回転ずし店でしかたらふく食べれなかったあなごが、こんな近くでおなかいっぱい食べられることがわかり、今回の取材に感謝。あなご増量が料金据え置きになる7月のイベントは、絶対オススメです。博多駅近くに店があるので、福岡の方はもちろん、県外の方もぜひ!

取材・文=西田武史(シーアール) 撮影=長﨑辰一

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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