札幌・北大通りの人気定食店名物は 「バラかつ丼」てんこもり!

特集

【第2弾】てんこもりすぎる⁉︎ 札幌「デカ盛り」グルメ

2019/07/02

札幌・北大通りの人気定食店名物は 「バラかつ丼」てんこもり!

北大通り沿いに、コスパに優れた定食屋がある。名物はボリュームたっぷりの「てんこ盛り」。ウワサを聞きつけて、ある大食い女性タレントもプライベートで訪れたという「定食屋 六宝亭」を訪れてみた。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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学生を愛し、地域に愛される。夫婦で営む定食屋

地元に愛されて20余年。すでに「老舗」の領域に入った

地下鉄南北線「北24条」駅の2番出口を出て、南に5分ほど歩くと、黄色と白を基調とした洒落たマンションが見えてくる。その1階にあるのが「定食屋 六宝亭」だ。通りにもおいしそうな匂いを漂わせていて、思わず店内に吸い込まれそう!

「お腹いっぱい食べてほしい」と、笑顔で迎える秋山夫婦

店を切り盛りするのは、店主の秋山康司さんと園子さん夫婦。フランチャイズ全盛の時代において、確かな味と真心のこもった接客で地元の人たちの心をしっかりと掴み、連日多くのお客さんでにぎわっている。

メニューは定食を中心に、丼物やカレーライスも提供。人気の理由の一つになっているのが、いずれも「ご飯のてんこ盛り」や「おかずの大盛り」を選べること(有料)。若者を中心に、コストパフォーマンスに優れた「メガ盛り」が食べられると評判だ。

ご飯とおかず「総重量1850g」に挑戦!

人気のメニューが、スライスの豚バラ肉で作る「バラかつ丼」。こちらをごはん「てんこ盛り」、おかず「大盛り」で頼んでみた。

厨房で用意された肉の量は総重量800g。1枚1枚衣をつけられ豪快に揚げられていく
ご飯の量は、茶碗5杯分に相当する1050g。尋常でない量だ!
スライス肉なので、揚がったカツはサクサクの口当たりに。それらを重ねて豪快にカット
卵やネギなどと合わせて具の部分が完成

「どうだ!」とばかりに差し出されたフライパンは、バラかつがはみ出してきそうな迫力だ。これを見て「おいしそう」と胸を躍らせるか、「食べきれるかな」と弱気になるか。それはあなた次第。

バラかつ丼(ご飯てんこ盛り・おかず大盛り)1130円

湯気を立てながら肉の山が現れる

テーブルに運ばれた「バラかつ」の全景。思わず「ごはん山脈」と呼びたくなる!

豚バラ肉が幾重にも重なり、見事な起伏を形成している。まるでオーストラリアの「エアーズロック」を彷彿とさせるダイナミックなフォルムだ。手前の漬物の小鉢と比較すると、その巨大さは一目瞭然だろう。

どんぶりの直径は、軽く20cmをオーバー。温かいうちにいただこう
量は多くても、バラかつは食べやすいサイズにカットされているのでどんどん食べ進められる

ご飯にかけられたカツオダシのタレとの相性も良く、程よく箸が進む。かなりのボリュームながら、「結構注文は多いですよ」と秋山店主。中には、てんこ盛りプラス大盛りメニューしか注文しない大食漢もいるそうだ。

バラかつ丼(580円)に、ご飯てんこ盛り(220円)とおかずの大盛り(330円)をプラスしても、合計1130円。約5人前に相当する量なので、一食分に換算すると、確かにリーズナブルである。

ニンニクで下味した「からあげ」もオススメ!

鶏からあげ定食(750円)

もう一品紹介したいのが、「鶏からあげ定食(750円)」だ。写真は通常の量ながら、からあげが7つも!満足のいくボリュームで提供されている

おいしさの決め手は下味にあり! 調味料と衣の材料を一緒に入れて豪快に仕上げるスタイル
シンプルな味付けなので、飽きずに食べることができる

ニンニクを効かせて下味された鶏肉を、卵を混ぜて揚げている。パリパリの衣と柔らかい肉質がマッチし、いくら食べても食べ飽きない、店主自慢の一品だ。

店主の心意気が盛りを大きくさせた

秋山さんは、22年前に「定食屋 六宝亭」をオープンした。お店の歴史について伺ってみた。

カウンターで店主と話をしながら食事をするのもいい

――お店を開いた理由を教えてください。

店主 秋山康司さん
店主 秋山康司さん
「定食屋を開く前は、サラリーマンでした。父親がラーメン屋をやっていて、時々手伝っていたことや、私自身食べるのが好きなので、脱サラをして始めたのが「六宝亭」です」
店名に父親への思いを受け継いだ

――店名の由来は?

店主 秋山康司さん
店主 秋山康司さん
「父のラーメン店が『六宝飯店』だったので、そこから二文字いただきました。ただ、父の店ははす向かいにあったので、メニューがバッティングしないよう定食屋にしました」
「おいしい」のひと言が聞きたくて、毎日厨房に立つ秋山さん

――てんこ盛、すごい量ですね。どのような方が注文されますか?

店主 秋山康司さん
店主 秋山康司さん
「北海道大学が近くにあるので比較的学生さんが多いですが、さまざまな方が召し上がります。華奢な女性など、意外な方が注文されます。一度、女性大食いタレントがプライベートで来店されたことがあります。先程のバラかつ丼のてんこ盛のほかに、カレーライスも完食されて行かれたので、それはさすがに驚きました」
この一杯が、地域の若者の活力を支えている

――どのような発想からてんこ盛メニューを提供しているのですか?

店主 秋山康司さん
店主 秋山康司さん
「学生さんに、安い値段で腹いっぱいに食べていただきたいと思ったからです。最初は普通の量でしたが、『もっと食べたい』という要望を聞いていくうちに、だんだんと盛りが大きくなってしまいました(笑)」
「第二のふるさと」「青春の味」という言葉がぴったりなお店

――学生さんを応援するメニューなのですね。

店主 秋山康司さん
店主 秋山康司さん
「就職などで札幌を離れて行ったお客さんが、札幌に遊びに来たついでに寄ってくれることも多いんですよ。だから、いつでも来店していただけるよう、お盆や年始は休まないようにしています」
この笑顔に惹かれてお客さんが集まる

温かいご飯と、温かい気持ちで迎える定食屋

「定食屋 六宝亭」のてんこ盛りは、店主の心意気から生まれたメニューだった。「ふるさとのようなお店でありたい」と秋山店主。これからも温かいご飯と、店主夫婦の温もりを求めて、多くの人たちが訪れることだろう。

取材・文・撮影=吉田匡和(Write House BuleOrca)

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