しっとりもっちり食感がたまらない!出町ふたばの「水無月」

2019/07/15

しっとりもっちり食感がたまらない!出町ふたばの「水無月」

決まった日に決まった和菓子を食べる京都の食文化。6月30日の「夏越の祓(なごしのはらえ)」には水無月をいただく風習があります。今回は京都が誇る人気和菓子店「出町ふたば」の水無月を現地ルポ!

TABIZINE(タビジン)

TABIZINE(タビジン)

氷への憧れから生まれた和菓子

古くから、その季節ならではの和菓子を食べる風習が浸透している京都。1年の半ばにあたる6月30日には、半年間の身の汚れを祓い、残りの半年の無病息災を願う神事「夏越の祓(なごしのはらえ)」が各神社で催されます。

その時期に欠かせないものといえば「水無月」という和菓子。夏が近づくと京都のあちこちの和菓子屋さんで見かけます。

ういろうの上に、邪気を払う小豆を散らした「水無月」。三角形はかつて暑気払いとして宮中の人々の間で食べられていた氷を模したもの。製氷技術のないその昔、一般大衆には氷を口にすることができなかったことから、氷を表現した「水無月」を食べて涼感を得る風習が始まったのだそう。

夏越の祓当日、出町ふたばはいつになく大盛況!

出町ふたば店頭

「夏越の祓」に食べるのが恒例となっている水無月。せっかくなら名店の味を楽しみたいと思い、京都が誇る人気和菓子店「出町ふたば」に訪問。名物“豆餅”を求めるお客さんで常に行列ができることで有名な出町ふたばですが、この日はいつになく大賑わい!

みな月 味いろいろ

スタンダードなものから黒糖、抹茶、白小豆など種類豊富。

豆餅と水無月

夏越の祓当日という書き入れ時だけあって、この日は名物の豆餅と水無月のみが販売。京都人の水無月愛への深さが伺えます!

水無月包み

水無月は保存料などを一切使用していないので賞味期限は当日限り。帰京するまで待てそうにないので新幹線の中で食すことに。

水無月

白いういろうの上には大粒の丹波産大納言。つやつやとした輝きに食欲も一層刺激されます!

水無月

パッケージを開けてから菓子楊枝がないことに気づき、お行儀悪く恐縮ですがダイレクトに手でいただきます。

滑らかな口当たりのういろうは、しっとりもっちりという弾力ある食感。皮まで柔らかいふっくらとした小豆と至福のハーモニーを奏でていました。全体的に甘さが抑えられているので、あっさり軽やか。まさに暑気払いにふさわしい和菓子でした!

ちなみに出町ふたばでは7月以降も水無月を販売するとのこと。さらに秋には栗入りのものも登場するようです。これからうだるような暑さが続く夏の京都。ぜひ水無月を味わって暑さを和らげてみてはいかがでしょうか?

[Photo by Nao]

TABIZINE

TABIZINE

~人生に旅心を~

TABIZINEは旅と自由をテーマにしたライフスタイル系メディアです。 日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。

この記事を書いたライター情報

TABIZINE(タビジン)

TABIZINE(タビジン)

「人生に旅心を」。旅と自由をテーマにした、オフタイムWEBマガジン。旅の情報や小ネタを通して、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案。読者のみなさんが何にもとらわれることなく、自由で、冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

TABIZINE(タビジン) が最近書いた記事

おすすめのコンテンツ

SERIES