世界初“泊まれる茶室”に宿泊!hotel zen tokyo

2019/07/12

世界初“泊まれる茶室”に宿泊!hotel zen tokyo

2019年3月に開業し、世界初の“泊まれる茶室” として話題を集める「hotel zen tokyo(ホテル ゼン トーキョー)」。その“禅”をテーマにした、ミニマリズム×和モダンの美しさと豊かさを実際に宿泊してリポートします!

TABIZINE(タビジン)

TABIZINE(タビジン)

竹×黒の連子格子が都心の中に風情を届ける

hotel zen tokyo 外観

進化著しいカプセルホテルやキャビン型ホテルですが、その中でどこにもないデザインとして誕生したのが、日本独自の茶室をベースに据えた「hotel zen tokyo」。そのミニマリズムの空間の居心地は・・・

hotel zen tokyo エントランス

東京・人形町駅を出ると、雑居ビルが立ち並ぶ中でひときわ際立つ竹と黒格子が連なるファサード。白い暖簾が風に揺れる、草庵を思わす佇まいに心が惹かれます! 暖簾をくぐるとすぐ左手にフロントがあり、これまた非常にミニマル。カードキーを受け取り、自分の宿泊フロアにしか入室できないセキュリティシステムになっています。 

京の町屋か⁉ 雨に濡れた黒い露地に連なる“泊まれる茶室”

hotel zen tokyo 内観

宿泊フロアに入ると、黒い露地に見立てた通路の両側に、白壁と木肌が美しい“泊まれる茶室”が並びます。本物の黒い玉砂利の演出があるのも驚き! 飾り窓を模した意匠も素敵で、藍の暖簾が下がるにじり口をくぐると、今日泊まる客室が待っています。

hotel zen tokyo 客室

開業してから間もないこともあり、木の香りが仄かにする、BGMなどもない静かな空間。幅1.2m、天井高2mの客室(ポッド)は、白木の木肌と砂壁から優しいぬくもりが伝わってくるよう。立つことができるので、圧迫感を感じることもなく、デュペタイプのベッドでゆっくりと眠れそうです。

実は、フロントなどの壁面はコンクリート、客室フロアの壁面は砂壁などのイメージで造られ、都会の喧騒の中にある山奥のような「市中の山居」というコンセプトが、館内すべてに行き届いています。

茶室の要素が散りばめられた白木造りのミニマル空間

ミニマルながらもセーフティーボックスや2つの電源コンセント、USBジャックが備えられている

全部で5種類の客室(ポッド)があるのですが、宿泊したのは畳のスペースがある「sakura」。広さは約3平方メートル。畳がポッドの入口とベッド脇に敷かれている2つのタイプがあり、畳の遊びが少しでもあると、広さに余裕が生まれる印象。にじり口や行燈に見立てたライト、床の間に見立てたヘッドボードには掛け軸を思わせる日本画が飾られ、茶室の要素が散りばめられています。

パソコンが入る大き目のセーフティーボックスや2つの電源コンセント、USBジャックに加え、ポッド内の熱を逃がしてくれるエアファンが備わるうれしい配慮も。茶室をイメージしているだけあって、テレビや時計などはないのでご注意を! ただこのようなものがないから、禅のミニマルな空間をダイレクトに感じとれます。

お風呂バッグを片手に地下2階のシャワールームへ!

パウダールーム
ワークスペース

5階建ての各フロアには、キャリーバッグが入るロッカールームやトイレ、パウダールームが備わり、1階と5階は女性専用フロア。地下1階にはバーラウンジ、地下2階にはワークスペースも設けられています。

アメニティー

地下2階のシャワールームへは、客室にある黒いお風呂バッグを。バスタオルやフェイスタオル、ウォッシュタオルのほか、歯ブラシや綿棒、スリッパなどのアメニティーがそろっています。室内着は300円でレンタル可能。シャワールームにはシャンプーやコンディショナー、ボディーソープに加え、洗顔フォームやクレンジングがあるのも好印象! レインシャワーも楽しめます。

料亭だったビルをリノベーションして現代に生まれ変わった“泊まれる茶室”。千利休が16世紀後半に生み出した2畳の茶室「妙喜庵(待庵)」をオマージュさせる特別な空間は、海外からの旅行者を含めて素敵な体験ができそうです。

[All Photos by tawawa]

この記事を書いたライター情報

TABIZINE(タビジン)

TABIZINE(タビジン)

「人生に旅心を」。旅と自由をテーマにした、オフタイムWEBマガジン。旅の情報や小ネタを通して、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案。読者のみなさんが何にもとらわれることなく、自由で、冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

TABIZINE(タビジン) が最近書いた記事

SPECIAL

SERIES