香川のお土産に!瀬戸内ブルーが美しい「さぬき庵治石硝子」

香川のお土産に!瀬戸内ブルーが美しい「さぬき庵治石硝子」

2019/07/27

高級石材として有名な香川県の庵治石。それをガラスに溶かし、鮮やかなブルーに発色させる「さぬき庵治石硝子」を紹介します。寒色なのにあたたかみを感じる瀬戸内ブルーをご堪能下さい。

ガーカガワ

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香川の風土と人のあたたかさを表現したい。その思いが結実した「さぬき庵治石硝子」

庵治石の産地、高松市庵治町から望む瀬戸内海

瀬戸内海と言えば、その海と空の蒼色をイメージする人も多いのではないでしょうか?

今回は、その瀬戸内ブルーとも呼ばれる美しい蒼色をガラスに再現した「さぬき庵治石硝子」の工房にお邪魔してきました。
香川県高松市にあるRie Glass Gardenさん。

2Fにあるギャラリー

工房2Fにあるギラリーでは、瀬戸内海の蒼色を思わせる、あたたかみのあるガラス作品が展示販売されています。

美しい蒼色のガラス作品

ガラス作家の杉山利恵さんは、地元香川県で育った生粋のさぬきっ子。
技術の習得のため東京や富山の施設で勉強をされたそうですが、その間に、地元を離れたからこそ分かる香川県の魅力を、ガラスの素材から表現できないかと思うようになり、ガラスに解かせる地場産の素材探しが始まりました。

リストアップした素材の中で、鉱物が一番可能性が高いと仮説し、「ならばまずは庵治石」ということで、石屋の友人に材料を送ってもらい、テスト。
最初はうまくいかなかったものの、色々なヒントを元に、やり方を変えると・・・ なんと、ぼんやり青っぽいガラスに!
そこから試行錯誤を重ね、見る人が瀬戸内海を思い出せるよう、鮮やかで優しいブルーに濃さを調整しました。
その後、地元に戻りガラス工房を設立。

初期の作品であるペーパーウエイト
どこか曲線にあたたかみを感じるグラス

通常、天然の岩石を使うと緑色に発色する事が多いようですが、庵治石を使うとやわらかいブルーに発色。
鉱物に詳しい大学の先生も首を傾げ、成分分析をしてもその決定的な理由は不明なんだそうで、まさに神秘のベールに包まれた庵治石硝子なのです。

使うのが勿体ないくらい美しい食器類
1Fの工房で創作活動をされている杉山さん

ご家庭用としてだけでなく、贈り物や結婚式の引き出物などにも引き合いが多いさぬき庵治石硝子。
自分を育ててくれた香川の土地や風土、そして人々に感謝しつつ、ガラスを通じて香川という土地の空気を多くの人に伝えたい。そして、そんな思いに共感してギャラリーに足を運んでくれる人々と接する事が杉山さんの喜びなんだそうです。

お話しを聞きながら作品を眺めると、ブルーという寒色なのに、なぜか暖色のように感じられるから不思議です。
自然の物がそのまま色に反映され、そして作り手の思いがその形に現れた逸品だと感じました。

随分手がかかっている作品ですが、数千円程度の比較的お求めやすい価格設定となっています。あなたも、ひとつ手に取ってみてはいかがでしょうか?

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