【新潟・三条】金物の街で出会ったキレッキレのお土産3選

【新潟・三条】金物の街で出会ったキレッキレのお土産3選

2019/07/20

洒落た海外ブランドもいいですが、ここは押しも押されぬ技術大国ニッポン。暮らしに寄り添い、それを豊かにするために生まれたモノは、町工場から生まれたモノなのです。今回はモノづくりの町として栄え、刃物・金物の生産が盛んな三条市でお土産に最適な3アイテムをセレクトしました。

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三条で生まれた世界初の発明品。プリンス工業のZ缶切

時は1950年代前半、新潟県三条市で画期的な発明品が生まれました。それがこの缶切り。

プリンス工業の大定番を、山谷産業がプロデュースする金物ブランド「村の鍛冶屋」がリブランディング。ポップなカラバリは、国内外問わず、旅行者のお土産としても人気。「Z缶切」500円(山谷産業)

てこ式を採用した缶切りは、それまで錐などで強引に開けていた缶詰が簡単に開けられる!と爆発的に認知を広げ、記録が残っている昭和40年以降でも5500万個を売り上げているんです。この缶切りとともにスタートしたプリンス工業は、今や国内トップメーカーのパーツ生産を請け負うまでに成長。誕生当時と変わらぬ姿で、今なお同社の顔を張っています。

手作業で鍛えた鋼が生む、抜群の切れ味。タダフサのパン切り

波状の刃が一般的なパン切り包丁ですが、タダフサのそれは違います。

タダフサは三条市で1948年創業。パン切りナイフのハンドルは抗菌炭化加工を施した栗木製。持ちやすく、温もりも感じられる。9500円(庖丁工房タダフサ)

先端だけに波刃を使い、残りはストレートな刃を採用。切れ目のきっかけを波刃で作り、スッと引くだけで、パンを潰すことなく、断面も滑らかになるんです。
秘密は刃の素材にも。SLD鋼をステンレスでサンドした3層構造は、刃の薄さと高い硬度を両立。鋼を薄く仕上げられるのも、職人の技術があればこそ。ひと味違った切れ味は、今までの常識を気持ちよく裏切ってくれるはずです。

機械にはできない、力いらずの刃合わせ。SUWADAのつめ切り

釘の頭を切る「喰切」と呼ばれる道具の製造とともにスタートしたスワダ。その爪切りには、「刃と刃を合わせて切る」ニッパーへの強いこだわりが宿ります。

ハイカーボンステンレス製で、サビにも強いスワダのスタンダードモデル。表面に施された美しいサテン仕上げは、キズが目立ちにくいという特性も。「つめ切りクラシックL」6500円(諏訪田製作所)

まずは寸分違わぬ2枚の刃。職人が一点一点研磨を重ねて仕上げた刃は、握るとビタッと合わさり肉眼では境目さえわからないほど。そしてさらに注目すべきは、研磨による狂いのないヘアライン。職人の力量が美しい仕上げに表れる。まさに見た目を整える道具としてあるべき姿なのかもしれません。

※商品価格は原則として本体価格であり、2019年7月時点のものです。

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