ぷちぷち魚卵づくしの専門店!名物は「海の宝石細工」

ぷちぷち魚卵づくしの専門店!名物は「海の宝石細工」

2019/08/03

牛、豚、フグなどの専門料理店はよく見かけるが、魚卵専門のレストランは珍しい。「魚卵ハウス Eni(エニ)」は、イクラ、数の子、明太子などをメインに扱う異色の店。魚卵は料理のトッピング食材として使う例が多いが、同店では魚卵が主役のアイデア料理が並ぶ。その発想は、何とも斬新だ。

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ミルフィーユがSNSで話題に

オーナーが魚卵好きということから、「魚卵尽くしの店があってもいいだろう」と考え、2013年にオープン。「魚卵の味と食感には独特の魅力があり、ほかに代わるものがない食材」と、鈴木冬真マネージャーは胸を張る。実際、魚卵の魅力は独特で、ハマる人は猛烈にハマる食材だ。

名物メニューの「魚卵屋さんの本気のミルフィーユ」は、SNSでも大きな話題を呼んでいる。トビコや数の子、イクラなどの数種の魚卵とみじん切りにしたアボカド、サーモンを繊細に重ねてミルフィーユ状にした、“海の宝石細工”と称したくなるキラキラの一皿だ。和風だしとレモンドレッシングでマリネにしたアボカド、ワサビ風味を付けたトビコが、味のアクセントになっている。

週末には15食以上を売り上げ、予約客のほぼ100%が注文する、とか。ぷちぷちとした食感がとにかく心地よく、アボカドのコクとワサビの風味に海の香りが絶妙にマッチし、魚卵ファンならずともハマる味わいだ。ビールやワインと合わせて少しずつつまみたくなるが、鈴木マネージャーによると、「女性のお一人客などで、アルコールは飲まずにこの料理をじっくりと味わいにいらっしゃる方も、実は多いんですよ」。

(奥)=いくらは飲みもの! 650円(税抜き)、(手前)=魚卵屋さんの本気のミルフィーユ 1,500円(税抜き)

ふわふわのスフレオムレツの中に明太子を仕込んだ「ふわっトロッ明太スフレオムレツ」もユニーク。泡立てた卵3個分の卵白と、モッツァレラチーズ、オニオン、明太子、クリームを混ぜた黄身を耐熱の器に流し入れて器ごと焼き、見事にふんわりふくらませたインパクトある料理だ。運ばれる様子を見て、つられて注文してしまうお客も多いという。

ふわっトロッ明太スフレオムレツ 850円(税抜き) ふんわりオムレツの中に詰まったたっぷりの明太子がうれしい!

「少量をトッピングするだけでも華がある。味、食感、見た目と、どれをとっても、魚卵はひと言でいうと楽しい食材です」と、鈴木マネージャーは説く。そんな魚卵の魅力を再発見できる店なのだ。

壁面には「魚卵HOUSE」の文字が

●店舗情報
「シーフードビストロ 魚卵ハウス Eni」

所在地=東京都千代田区飯田橋2-9-5
開業=2013年7月
席数=1階12席、2階30席
営業時間=11時30分~15時、17時30分~24時(土・日11時30分~24時)
平均客単価=昼850~1000円、夜4000円
1日平均集客数=昼60~70人、夜約40人

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