納涼!スリラーナイト歌舞伎町で怪談ライブバーを体験!

2019/08/11

納涼!スリラーナイト歌舞伎町で怪談ライブバーを体験!

関東は梅雨も明け、連日の雨が嘘のように夏の日差しが降り注ぎ、暑い日々がやってきました。こんな気候で恋しくなるのは、怪談です!今回は、新宿歌舞伎町にある、プロの怪談師による怪談ライブが毎日楽しめる「スリラーナイト歌舞伎町」をご紹介します!寝苦しい熱帯夜の納涼に、怪談はいかがですか?

地球の歩き方ニュース&レポート

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スリラーナイト歌舞伎町

東京随一の歓楽街、歌舞伎町

「スリラーナイト歌舞伎町」は、東京のなかでも不夜城と呼ばれる随一の歓楽街、歌舞伎町にあります。近年では外国人観光客の定番スポットにもなっている、「ロボットレストラン」のある歌舞伎町さくら通りを入り、花道通りにつきあたったら右折、同じく外国人観光客の人気スポット「Samurai Museum」を右手に見て、もう1区画先のプランドビル2246ビルの3Fにあります。

六本木から歌舞伎町に移転した同店

3Fでエレベーターを降りると、立て看板。「スリラーナイト歌舞伎町」では、 プロの怪談師による怪談ライブを夏季シーズンは毎日提供している新感覚のホラーエンターテインメント怪談ライブバー。

扉をあけるとすぐそこにホラーな空間

扉を開けるとすぐそこに非日常のホラー空間が。怪談ライブは、1時間に1本(約15分程度)の怪談噺を聞くことができ、怪談師が実施に体験した体験談や、歌舞伎町だからこそ起こる摩訶不思議な事件などをベースにした、“実話怪談”となります。

店内のあらゆるホラーギミックにも注目

さまざまな怪談師が語る実話怪談は、なんと100話以上。個性的な怪談師のラインナップが多彩なら、話題も豊富。毎日来ても違う怪談を楽しめます。ときには、店内で怪奇現象が起こることも?

牛抱 せん夏さんに聞いた「怪談師」って?

怪談師:牛抱 せん夏さん

「スリラーナイト歌舞伎町」で怪談師として活躍している、牛抱 せん夏(うしだき せんか)さんに、怪談師という謎だけど興味の尽きない職業についてうかがってみました。

「まず、怪談師って、落語家とも講談師とも違って、“師”がいないんですよ、なのでみんな家元。協会もないから、名乗ればだれでも今日から怪談師なんです(笑)」という、(怖)ではなく、(笑)の感じから入った、受け答えのハキハキとした牛抱 せん夏さん。

「でも、もちろん稽古や構成なんかは自分や仲間うち、スタッフに見てもらったりしていますよ。キッカケは、怪談界の大御所、稲川淳二さんの主催する、怪談グランプリ2010のオーディションでした。与えられた5分間で怪談を披露するんですが、役者の一環としてやってみたら、優勝しまして、それから怪談師として今に至ります」と、笑顔で語るので、少し怖い感じでお願いします、と思わず注文を入れてみました。

数珠を握りながら本格的な実話怪談

怪談師になる前には役者ということですが?という問いに、「そうなんです、劇団に所属していまして、役者をしていました」具体的にはどんな役を演じていたのか、なんとなく第六感が働いたのでうかがったところ、「ホラー系の再現VTRの幽霊役とか、妖怪役とかですね、いちばん楽しかったのは、ろくろ首でしょうか」あ、やっぱりそういう役者さんなんですね、と現在の怪談師との縁というのか因縁というのかを感じつつ、さらに深い部分も聞いてみました。

「“実話怪談”の仕入れ元は怪談師によっていろいろなんですが、わたしの場合は、身内や、つきあいのある人たちからの体験談です。5年ほど前までは、毎週(番組のロケで)心霊スポットに行っていたので、自分自身も霊感というか不思議なことがよく起きていたのですが、最近はぱったりと(笑)なので、体験談を聞いて、それを話しています」と語る牛抱さん。ホラー映画の取材などもおこなう筆者でしたが、エピソードのホラー次元が違う内容がぽんぽんと飛び出す現場に正直、面食らいつつ。

目指すは古典怪談の四谷怪談

着物で怪談を語るスタイルについてうかがってみました。

「最初、黒いワンピースを着てやってみようと思っていたんですが、なかなかしっくりこなくて(笑)、着物も浴衣も着たことがなかったんですが、せっかく怪談をやるんだからやってみよう、と今の和装スタイルになりました。この服装だと、スイッチ入るんですよね」どんなスイッチでしょうか?「心霊スイッチですかね(怖)」やる気スイッチならぬ、心霊スイッチの存在が明らかになった瞬間でした。

東海道四谷怪談 「神谷伊右エ門 於岩のばうこん」(歌川国芳)

「昔、四谷怪談のドラマを見たときの印象が強烈に残っていまして、大人になってまさか怪談師になるとは思っていませんでしたが、将来、お岩さんをやってみたいな、と今でも実は目標としています」

四谷怪談は、古典怪談に分類される、伝統的な日本古来の怪談噺。
ご存知の方も多いと思いますが、元禄時代に起きた実際の事件を基につくられた怪談で、現在、鬼子母神などがある雑司ヶ谷付近が舞台。江戸の当時はあのあたりは四谷町と呼ばれていて、お岩さんと呼ばれる貞女の復讐劇が主な物語となっています。東海道四谷怪談では、お岩さんが提灯から現れる“ちょうちん抜け”が歌舞伎などの見どころの一つにもなっています。

“額縁の裏”見ちゃう派?気にしない派?

地球の歩き方では、旅行を計画する人が多いですが、旅にまつわる、気を付けたほうがいいこととかありますか?という質問に、「よくある、旅先の部屋にある額縁の裏とか、あんまり見ないほうがいいと思いますね」と語る牛抱さん。そのココロは?「お札があってもなくても、意識してしまって恐怖心がじわじわとくるので、気にしないのがいちばんです。ただ、直感には従ったほうがよくて、入った瞬間に、この部屋なんかおかしいなって思ったときは変えてもらうことをおすすめします」と、とてもタメになるお話。国内、海外問わずだそうです。

「盛り塩なんかは実はあんまり効果なくて、お茶がいいみたいです。うがいしたり撒いてみたり。お酒なんかは逆に寄ってきてしまうので」酔って、ではなく寄ってくる、というあたりに寒気を覚えながら、牛抱さんが必ず持参するものについてもうかがってみました。

「数珠ですね、何かありそうなところには必ず持参します。お寺でお経を入れてもらった強力なやつです、まぁでも、もし旅先で“視えて”しまっても、コンタクトをとろうとしなければ大丈夫ですよ」

ギミックの数々が気になる店内

最後に、牛抱さんの海外×怪談エピソードを教えてください。

「わたし象が好きで、タイのチェンマイとか行ってみたいんですけど」と、格好との相性が謎な象が飛び出してきたと思ったところで、「母と旅行にいったバンコクで不思議なことがあったんです・・」と、心霊スイッチが入った様子。

バンコクで起こった不思議な話

「その日、母親と二人でトゥクトゥクに乗って、バンコク市内で開催されていたお祭りに行こうとしたんです・・ぼんやりと流れるバンコクの夜景を眺めていたら、何か空気がおかしいところがありまして・・、そこには、ポツンと一本、木が立っていたんです。そこにオレンジの袈裟をまとったタイの僧侶が佇んでいたんですね、なんだろう?と思って、近づいてみたら、そのお坊さんが透けていたんです」つまり、この世の者ではないということでしょうか?「ええ、きっと、亡くなってるお坊さん。ただ、亡くなってもお祈りをしている敬虔な姿だったんです」と、仏教国タイらしいお話をしていただきました。

スリラーナイトを120%楽しむには

店内の人形にはそれぞれ名前がついている

「初見さんだと、人も多い19:00から20:00ぐらいがおすすめです!」と話すのは、店長の中嶋さん。「怪奇現象目当てなら、深夜2:00とか3:00のいわゆる丑三つ時ですね!終電を逃したときなんかにぜひ(笑)」と怖いことを爽やかにコメント。スリラーナイトを120%楽しむには、「とにかく無心で」というのが大事だそう。

「真偽をあれこれ考えて構えるよりも、怖がりたい!という気持ちを解放して、聞こえてくる怪談師さんの怪談噺、見えるものをそのまま楽しむことがポイントです!たまにはおもいきっり怖がってみませんか」と爽やかな笑顔で語る店長さんと、牛抱さんのいる「スリラーナイト歌舞伎町」、ひと夏の納涼体験として訪れてみませんか。

北海道でも!「スリラーナイト 札幌」

スリラーナイト 札幌
匠平 すすきの

札幌が誇る歓楽街、すすきのでも、身も凍る怪談を楽しめる、怪談ライブバー、「スリラーナイト 札幌」。札幌観光の夜、味噌バターコーンラーメンを食べたあとの“遊び締め”に、怪談はいかがでしょうか。

納涼!スリラーナイト歌舞伎町で怪談ライブバーを体験!

納涼!スリラーナイト歌舞伎町で怪談ライブバーを体験!

プロの怪談師による怪談ライブが毎日楽しめる「スリラーナイト歌舞伎町」をご紹介。怪談師、牛抱 せん夏さんのインタビューも。

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