鈴木砂羽も初めて味わう食感、八幡山「くるみ屋dining」

連載

鈴木砂羽の餃子道

2016/09/01

鈴木砂羽も初めて味わう食感、八幡山「くるみ屋dining」

役者仲間や友人たちと「餃子部」を結成するほどの餃子フリークな、女優・鈴木砂羽。おいしい餃子を求めてさまざまな街を食べ歩く連載「鈴木砂羽の餃子道」第11回!

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

沼津餃子をルーツに持つ、独特な皮の食感とは?

こんにちは、鈴木砂羽です。美味しい餃子を探し求めて流れ着いたのは、京王線・八幡山駅。桜上水と千歳烏山の中間にあるこの駅、ワタシ初めて降りました。

アットホームな住宅街といった風情の八幡山で30年近くに渡り営業しているテイクアウト専門の餃子屋さんが「くるみ屋」。こじんまりとした店構えながら、数種類の餃子に加えて点心メニューやサラダ、お惣菜など、忙しいママさんたちの助けになる便利なお店として重宝されてるようです。

「くるみ屋」は町のお惣菜屋さんといった感じのかわいらしいお店でした。
う〜ん、どれも食べたい!

その「くるみ屋」が10年前にオープンしたレストランが、今回訪れる「くるみ屋dining」。改札を出て、高架下のファッションモールを歩いてすぐというアクセスしやすい場所にある、手作り餃子と麻婆豆腐の二枚看板が人気のお店です。

改札を出て雨が降っていても、濡れずに来れちゃう高架下にお店はあります。

「もともと私が中学生ぐらいの頃、母が趣味でテイクアウト専門の餃子屋をはじめたんです」と語るのは「くるみ屋dining」のオーナー佐藤亮祐さん。

「私は大学卒業後、普通に就職するつもりだったんですが、母から店を継がないかと相談されて。もともと母の血が流れているので、私も料理することは好きだったんですね」(佐藤さん)

まずは、お母様の味を受け継ぐ「オリジナル餃子」を注文してみます。

ひだは少なめに包みます。

餡がみっちり詰まった大きめな餃子に、まずはしっかりと焼き目をつけます。こんがりといい色に焼けたところで、たっぷりのお湯を注ぐ。ここが「くるみ屋」オリジナル餃子の独特なポイント。

焼き目をしっかりつけてから、お湯で茹でていく。

「皮をカリっと仕上げないで、茹でて水分を含ませてクタッとさせるんです。実は母が沼津出身なんですが、沼津にこういう餃子が出している老舗があるんです。うちの母が昔からその店の餃子が大好きでしてね。その沼津の餃子をもとに、母が自己流のアイデアを加えながら試行錯誤して作ったのが、当店のオリジナル餃子です」(佐藤さん)

あえて皮をカリッと仕上げない餃子! 静岡県民の私でも沼津にそういう餃子があるのは知りませんでした。では、醤油と酢と一味唐辛子を混ぜたタレでいただきます!

オリジナル餃子(5個・465円)

うわっ! すごい肉汁! 今ね、ワタシ噛んだ瞬間に肉汁吸い上げました(笑)。ぎっしり詰まった餡は、肉の旨味がズシンと迫ってくる。聞けば餡にはキャベツ・わけぎ・長ねぎ、そして豚肉だけじゃなく牛肉も使っているのだとか。このコクは牛肉が入ってるからこそなんですね。少し薄めの皮はツルツルっとしていて、焼き餃子なのに喉ごしがイイってちょっと不思議。うん、これは美味しい!

続いて、私が気になっていた「しそ餃子」をいただきます。

しそ餃子(5個・490円)

おーーっ、これは旨い! 大好きなやつ!(笑)。この肉肉しい餡には、絶対にしその風味が合うと思ってたけど、想像以上に美味しい! 残暑が厳しい季節にはぴったりですよ。

しその風味が抜群に合う!

これはもう餃子だけで完全にいいお食事になっちゃう。ご飯いらないボリューム感!

調子づいてきたので「四川風ごまだれ水餃子」もいっちゃいましょう!

四川風ごまだれ餃子(5個・540円)

ごまの風味の濃厚さがすごい! 水餃子にしてさらにトゥルンとした皮に、自家製辣油を使ったごまだれがまた合うんです。麻辣の風味も程よくて食欲ススムくんでしょう! これまた美味しい餃子だなあ。

八幡山の人たちに長年愛され続けている「くるみ屋」の餃子。その味を受け継ぐ「くるみ屋dining」の餃子も、どこかお母さんの手料理のようにあたたかく優しい気持ちにさせてくれる美味しさがありました。

最後はオーナーの佐藤さんとギョーポー(餃子ポーズ)で記念撮影!

くるみ屋dining

住所:世田谷区上北沢4-36-23 京王リトナード八幡山
アクセス:八幡山駅[出口]から徒歩約1分
上北沢駅[南口]から徒歩約7分
芦花公園駅[南口]から徒歩約11分

電話 03-3304-7551
営業時間:金~水11:00~14:00/17:00~22:00(売切れ次第終了)
定休日:木曜日

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

構成=宮内健、撮影=熊谷直子、ヘアメイク=吉野麻衣子

この記事を書いたライター情報

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

1994年に主演映画「愛の新世界」で注目を集め、同年ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞など多数の映画賞を受賞。以降、映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍。日本テレビ「幸せ!ボンビーガール」出演中。「YOU」 (集英社)にてエッセイ漫画「いよぉ!ボンちゃんZ」連載中。

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