お日様みたいなパン。北海道伊達のベーカリー陽

お日様みたいなパン。北海道伊達のベーカリー陽

2019/07/26

ほのぼのと心あたたまる、北海道伊達市のパン屋さん。もっちり感が自慢の食パンなどをご紹介します!

ウェブマガジン「そ・ら・み」

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次の日食べても、もっちり感そのまま! こだわり生地のパン。

棚いっぱいに並ぶ焼きたてパン

2019年1月、伊達市鹿島町にオープンした「Bakery 陽(ベーカリー はる)」は、三角屋根が目印のお店です。
扉を開けると、店内いっぱいに小麦のいい香りが漂っていました。

クリーム色の壁が、どこか食パンを思わせる建物

古民家をリフォームした吹き抜けの店内には、あんぱんや豆パンなどの菓子パンから惣菜パン、バゲットまでずらりと並んでいました。ふっくらと焼きあがったパンを買いに、開店間もない時間から常連のお客さんが訪れます。

ふっくらとおいしそうな焼きそばパン

店主の伊藤昌也さんはこの道20年のパン職人。
室蘭や登別などでパン作りの修行を積んだ後に、伊達市内の福祉作業所で6年ほどパン工房の責任者を務めました。念願の独立を果たした現在は、毎日20〜30種類ものパンをすべて一人で焼き上げています。

ベーカリー陽店主、伊藤昌也さん

仕込みは毎朝3時ごろから始めます。様々な種類のパンを一人で作るので毎日大仕事ですが、伊藤さんは「楽しみながらやっています!」とにっこり。そんな伊藤さんのパンへのこだわりは、「生地の柔らかさ」にあるそうです。

楽しんで選んでもらえるように、様々な味のパンを揃えています

北海道産小麦を使い、配合や製法に研究を重ねた伊藤さん渾身のパン生地は、「次の日に食べてももっちりしておいしい」と評判です。そのこだわりが最もよくわかるのが、食パン。4〜5種類ある食パンの中でも、特に食べてみてほしいのが次の2種類です。

風味と食感が違う2種類の食パン、「ミルク角食」(左)と「絹角」(右)

ミルクの濃い風味を楽しむ「ミルク角食」と、しっとりした食感が味わえる「絹角」。
伊藤さんの妻・未来さんによれば、数あるパンの中でも、こちらの2つは開店以来、不動の人気メニューとなっているそうです。

何もつけず、そのままが一番おいしい伊藤さん自慢の食パン

伊藤さんにパン作りの魅力を伺いました。

伊藤さん
伊藤さん
「同じパンを作っていても、毎日少しずつ違うんですよ。もちろん品質に影響が出るような違いではないのですが、パンは生き物みたいなところがあって、面白いです。
パン職人になる以前の20代の頃は、溶接工をしていました。全く違う業種からパンの世界に飛び込んで、働きながら一からパン作りを覚えました。」
隣町の壮瞥産リンゴを使ったカンパーニ
伊藤さん
伊藤さん
「家族で伊達に引っ越して8年ほどになりますが、『伊達という街で、自分に何ができるのかな?』と考えて、パン屋を始めることにしました。野菜や果物など、地元産の食材を取り入れながら、地域の皆さんに喜ばれるパン作りをしていきたいです。」
ふわふわ生地にクリームたっぷり、ココナッツクリームパン

静かに語る伊藤さん夫妻のお話から、お客さんやパンへのあたたかい思いが伝わってきました。そんな思いがこもっているからでしょうか、ベーカリー陽のパンはお日様の光のように、心あたたまるおいしさです。
ふっくらもちもちのパンを買いに、出かけてみてはいかがでしょうか。

左からフロマージュ、明太ポテト、ロングウインナー

取材メモ/ 筆者のおすすめは食パン! 翌日になってももちもちしていて、トーストも温めもいらずとても美味しかったです。また、毎週土曜日限定で、地元産「だて牛乳」や有精卵を使用したプリン等スイーツも販売しています。

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