防災マスターに聞いた! 災害時に役立つオススメ100円グッズ

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覚えておきたい防災ライフハック

2016/09/12

防災マスターに聞いた! 災害時に役立つオススメ100円グッズ

台風など自然災害が多いこの季節。大切なことだけれども、「その時考えれば大丈夫でしょ」という油断があったり、「実際に何をどうしたらいいのかわからない」という理由で、災害への備えは後回しになりがち。今回は、防災マスターとして活躍する冨川万美さんオススメの使える100円グッズをご紹介。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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防災対策だって楽しくできる “アクティブ防災®”のススメ

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【アドバイスいただいたのはこの方!】 冨川万美さん/NPO法人MAMA-PLUG副代表。自身も二児の母で、防災力を楽しく身につける「アクティブ防災®」の開発や普及に尽力している

まず、見直してみたいのが防災バッグの中身。「スーパーなどで購入した銀色の非常袋があるから大丈夫でしょ?」というアナタ、どこにしまっておいたかおぼえている? 押し入れの奥でホコリをかぶっていて中身は賞味期限切れ、なんてこともあるかもしれない。防災対策はやっておかなければいけないことだが、面倒でムダになる可能性もあるから、多くの人が尻込みしがち。

そんな防災対策を、もっと楽しいものにして、自然にみんなが備えられる状況を作ろうという考え方が、冨川万美さんが所属するNPO法人「MAMA-PLUG」で考案された“アクティブ防災®”

では、今回は100円ショップで購入できるオススメグッズをまず紹介してもらおう。

◆100均でこれだけ揃う! 便利グッズ

食料(レトルト食品・缶詰・お菓子類)

「エネルギーになり、水分も一緒に摂れるゼリー飲料は特にオススメ。災害時に暗い気持ちにならないためにも、好きな食べ物を入れておきましょう」

シリコンカップや食器類、ラップ

「折り畳み式のシリコンカップはかさばらず便利。食器類は配給されたとしても、同じものを使いまわすことも。ラップは止血の応急処置や暖を取るため、食器に巻いて使い回すなど役立ったという声を多く聞きました」

ソーイングセット

「メモ書きを縫い付けるなど、アイデア次第でいろんな使い方ができます」

ペットボトルの蓋につける簡易シャワー

「簡易ビデや赤ちゃんのおしりを洗うのに便利です」

スリッパ、アイマスク、耳栓、ウェットティッシュ、洗面セットなどの旅行グッズ

「避難所で集団生活を送る際に役立ちます」

LEDライト、ホイッスル、防犯ブザー、応急措置用品など、身の危険を守るグッズ

「ホイッスルは、小さいお子さんがいるなら、一度一緒に使っておきましょう」

携帯用トイレ、アルミシート

「大人なら避難所で衛生的に良くないトイレでも我慢できますが、子どもや高齢者のいる家庭は用意しておいたほうが。アルミシートは単体では温かくありませんが、何かの下に敷くなどすると寒さ対策に使えます」

◆普段から自宅で使っておきたい100円グッズ

ガラス飛散シート、耐震マット、扉ストッパー

「扉ストッパーは赤ちゃん用のものでもOK。地震で食器類が棚から飛び出すのを防ぎます」

実際に被災したママたちの声を集め、本当に災害時に必要な防災グッズを考案

冨川万美さん
冨川万美さん
防災バッグの中身は、家庭によって異なるもの。何がどれだけ必要か、自分の目線で考えることが大切です。例えば、車で大渋滞に巻き込まれたときや、ライフラインの整わない国に海外旅行に行くときに必要なものをイメージしてみると具体的に思い浮かぶと思います。災害時にどれだけ日常生活に近い生活を送れるかによって、ストレスも軽減されます。難しく考えなくてもいい。防災対策は、それぞれのライフスタイルの延長線上にあるものなのです。

冨川さんによると、災害避難時にはいくつか段階があり、それに伴い防災バッグの中身も変わるという。

◆第一次避難バッグ

災害直後に避難所へ持ち出すものを入れる。家族の人数分×約3日分の食料暖を取れるものなど、生き残るために最低限必要なものをコンパクトにまとめよう。一度は必ず持ってみて。

◆第二次避難バッグ

自宅に戻れる状況になり、避難所へ持ち出したり自宅で避難生活を送ったりする際に必要になる「第二次避難バッグ」。ライフラインが止まった状態で生活するのに必要なものを入れよう。子どもがいる場合は月齢に応じて、そして季節に応じて中身の入れ替えを。

冨川万美さん
冨川万美さん
防災バッグはしまい込むのではなく、キッチンやリビングなど身近なところに置いておき、便利バッグとして捉えること。「今日はここからお菓子を取ったから、次を補充しておこう」というようにしておけば、入れ替えも簡単です。

防災対策というと、堅苦しいイメージ。でも、非常時でもいかにストレスなく過ごせるかが大切。自分が気に入るものを揃えてみてはいかがだろうか。

子連れ防災手帖

子連れ防災手帖

被災ママ812人が作った

NPO法人MAMA-PLUGが東日本大震災の援助活動を通し、多くの被災者から体験談を聞き、1冊にまとめたのが『被災ママ812人が作った子連れ防災手帖』。本当に役立つ備えや親子でできる防災訓練などを紹介

取材・文/廣野順子

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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