【発見!札幌】ガッカリなんて言わせない!札幌のシンボル時計台

【発見!札幌】ガッカリなんて言わせない!札幌のシンボル時計台

2019/07/25

好感度トップクラスを誇る札幌市。なのに「札幌の観光」というと、どこに行ったらいいのかわからないという声をよく聞きます。そこで、地元から全国へ北海道の魅力を発信する「北海道生活」が札幌で発見できる観光ポイントをご紹介します。

北海道生活

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時計台が小さいのではない、まちが大きくなった。

札幌市のシンボル・時計台

札幌に来たら、まずは足を運んでみます時計台。
大通公園に面した、札幌市役所の庁舎の裏手にあります。

正確には「札幌市時計台」という

ビルの間にたつ建物をみて「なーんだ、ちっちゃい」と言われ、ガッカリ名所などと揶揄されることもありました。
しかし、時計台は明治の北海道開拓期のシンボル。当時は何もない原っぱに、このような素敵な洋風建築が現れたのですから当時の人々は驚いたことでしょう。
時計台が小さいのではなく、まわりにどんどんビルができて、札幌というまちが大きくなったのです。

時計台の2階のフロア

時計台のもとは、札幌市農学校(現在の北海道大学)の演武場。
2階に上がると、ミントグリーンのさわやかな壁にベンチが並び、まるで小さな教会のようです。

クラーク博士と一緒に記念撮影

さて、ここにインスタスポットがあります。
「クラーク博士と2ショット撮影しよう!」
あの羊が丘展望台にある、指をさしているクラーク博士は、この札幌農学校の教頭先生だったのですね。
羊が丘で一緒に指差して記念撮影した方も多いかもしれません。今は、ここですよ!

現在、時計台の時計の管理をしている館長の下村さん

実はこの時計台、しばらくは動かない古時計だった時代があります。札幌の時計屋さん・井上さんが内部がさびてボロボロだったのを自らの手で直し、以後息子さんと2代にわたってボランティアで時計を維持し続けたのです。
今では、井上さんから受け継いだ下村さんと助手の方が時計の保持・点検をしています。それは1日に1秒と狂いません。

毎朝9:15におもりの巻き上げを見ることができる

時計台の塔の中には一般の方は入れませんが、その代わり時計の模型があり、毎朝9:15に昔ながらのおもりの巻き上げ式で時計が動く様子が実演してもらえます。
少し早めに2階に来て、9時の時報をゆっくり聞いてから実演を見るのもおすすめです。
「時計の鐘の音は外にいるほうがきれいに響きますが、内部で振動を感じるのもおもしろいですよ」と館長の下村さん。

ボタンを押すと世界の鐘が聞きくらべできる

時計台の1階は資料室になっており、ここでは世界の鐘の音を聞きくらべることもできるんですよ。

時計台にも道庁にもサッポロビールにもある赤い星は北海道開拓のマーク

資料室は貴重な資料の宝庫! 時計台のことを知らない人には歴史やなりたちを、見る人が見ればわかるマニアックなものもあり、中にはほとんど動かないで資料のひとつひとつに見入っている人もいるそうです。

あの日、あの人と時計台を訪れた……

また、過去に訪れた方の写真をずっと預かっているので、画面で昔の写真を見ることができます。
前に写真を送った方は久しぶりに見に来て喜んでもらえますし、今でも写真を送るとこのように資料館で見ることができるんですよ。

2018年にお色直しをした時計台

誰もが知っている札幌市時計台ですが、外から写真を撮って帰るだけではもったいない。
ガッカリ名所なんて言わせない、たくさんの見どころがあるんです。
どうぞ歴史に思いを馳せて、じっくりと見学してみてくださいね!

全国誌「北海道生活」72号

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この記事を書いたライター情報

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北海道で編集し、全国で発売している雑誌『北海道生活』は、「ほっかいどうが好きなすべての人へ」をテーマとした“北海道LOVEマガジン”。一般的な観光ガイドブックにはない身近な旅の情報から、暮らし、移住まで、地元目線で取材した記事が評判。北海道の“本当の”魅力が見つかります。

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