食べログ評価を覆す美味 肉師が選んで焼く「和肉89BAL」

2019/08/25

食べログ評価を覆す美味 肉師が選んで焼く「和肉89BAL」

週2ペースで都内を中心に焼肉店を探索する「焼肉探検家/Yakiniku Explorer」が、極上の焼肉店と食べ方を紹介します(「日刊ゲンダイ」の連載「キングの焼き肉新作法」からの転載です)

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食べログの評価は決して高くないが……

外観

「恵比寿でおいしい肉を食べたい」というリクエストのある時に薦めるのは、JR恵比寿駅から徒歩8分にある肉バル「和肉89BAL(やくばる)」です。食べログの点数は決して高くはないですが、ここの売りは塊肉を選んで良し焼いて良しの肉師がいること。運が良ければ、関東での入荷がほとんどない熊本県が誇る希少銘柄牛「菊池牛」ともご対面できます。

和牛のたたきじゅうたん

まずは挨拶代わりに「和牛のたたきじゅうたん」から。見よ、この所狭しと、黒毛和牛が敷き詰められた肉じゅうたんを。部位はスネで100グラム程度、黒毛和牛の表面だけをあぶり、うま味をぎゅっと閉じ込めた逸品です。熊本産の甘めのにんにく醤油で、ペロッといただけます。

揚げ出しビーフ

挨拶が済むと、いきなり変化球、揚げ出し豆腐ならぬ「揚げ出しビーフ」です。揚げ出されたお肉にタケノコにトマト! トロトロやないか! これを出されたら、この先は期待感しかありません。

菊池牛のタンとハラミ

次は肉師の“選肉眼”が試される一品、厳選した超希少な菊池牛のタンとハラミです。見事に焼き上げられたタンはセクシーなロゼ色。塩と胡椒、薬味として山葵、柚子胡椒、辛子醤油がありますが、ここはシンプルな味付けのみでいただきます。肉の味が濃く、しっかりしているので、一つ一つの存在感が際立っています。

菊池牛のじゅうたん

この日は菊池牛が入荷されていたので、サガリでじゅうたんをお代わりしました。食感を楽しんで欲しいとのことで、最初に食べた和牛よりも厚切りです。肉に甘味があるので、ポン酢でいただきます。
焼き肉だとガツガツと食いちぎるように食べるのがおいしいですが、このじゅうたんは肉の繊維がほぐれていくような軟らかい食感。九州醤油とポン酢のベストブレンドが酸味が立ち過ぎず、ちょうどいいです。
やはり肉師の“選肉眼”と焼き方によるところが大きいでしょうね。塊肉は5段階で焼くそうで、これまた圧巻でした。火加減と肉を知り尽くした男が選ぶ肉と焼き方。菊池牛の入荷が確認できる時に再訪しようと思います。
2019年5月22日掲載 ※情報は取材時点のものです

 
キング

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焼肉探検家/Yakiniku Explorer

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