名店「なかはら」のDNAを引き継ぐ「炭火焼肉ふちおか」

2019/08/25

名店「なかはら」のDNAを引き継ぐ「炭火焼肉ふちおか」

週2ペースで都内を中心に焼肉店を探索する「焼肉探検家/Yakiniku Explorer」が、極上の焼肉店と食べ方を紹介します(「日刊ゲンダイ」の連載「キングの焼き肉新作法」からの転載です)

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2017年に経堂の商店街にオープンした手切りカットにこだわりをもつ焼肉店

名店から独立

東京・市谷にある名店「炭火焼肉なかはら」から独立し、2017年5月に経堂の商店街にオープンしたスタイリッシュでカジュアルな焼き肉店。手切りカットにこだわりをもち、炭火焼きで肉のポテンシャルを引き上げる。肉の味を生かす味付けにも、こだわっています。

定番のタンがスターター

この日は通常コース(6800円)ではなく、あえて事前予約の特別コース(9800円)をいただきました。まずは、定番のタンがスターターとしてスタンバイ。シンプルに塩で味付けした薄切りと厚切りで、食感の違いを楽しめます。

2品目がサーロイン

2品目に登場したのが名物のサーロインです。コース序盤にもかかわらず美しく盛られたスター部位の登場とあって、ちょっと度肝を抜かれました。1・5ミリ程度にカットされた肉は、3秒焼いてから裏返して2秒というさっと焼きで、げん骨のスープをベースにしたタレにつけていただきます。インスタ映え必至のセクシーミートですね。

シンシン。カメノコウ

続くのは、カットにこだわったタレ肉。仕入れ状況によりますが、基本は赤身肉を使用し、訪問当日はシンシン、カメノコウでした。

ミスジとウワミスジ

その後に続くのはミスジとウワミスジ(写真)で、この2種が凄かった。
ミスジは大判で頬張ってこその肉のうま味が味わえる逸品。ウワミスジは弾力があり、ミスジと食べ比べて歯ごたえの違いを楽しめます。近い部位なのに、これほどまでに違うものかと実感させられました。

ヒレ耳焼き

分厚く切ったヒレ耳は、猫の枕くらいにはなりそうな太さ。ヒレの中では弾力がある部位になりますが、外側カリッと中はレアめで焼き、2口でおいしくいただきます。

特別コースのメイン、ヒレカツ
冷麺 もさっぱりとおいしい

そして満を持して登場するのは特別コースのメイン、ヒレカツです。サクサクに揚がったヒレカツは絶妙に味付けされ、パンにサンドされて登場します。パンは地元・経堂の専門店「onkä」から仕入れています。通常コースだとメンチカツになりますが、惜しまれつつクローズした名店「七厘」の味を受け継ぐ伝統あるメニューなので、十分に楽しめます。
さすがのDNAで肉質、カット、タレの味付けとも大いに満足。また経堂の商店街をくぐって、再訪すべきだと感じました。
2019年6月19日掲載 ※情報は取材時点のものです

キング

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焼肉探検家/Yakiniku Explorer

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