ラーメンの聖地で餃子一本勝負!「野方餃子」で餃子呑み
2019/08/02
環状七号線にほど近い、静かな商店街が広がる閑静な街・野方。だが、環七のラーメン人気を生んだ野方ホープのお膝元のラーメンの街でもある。そんな野方にうまい餃子を出す餃子専門店があるというので行ってみることに。結果、ラーメンという主役を食う旨さの餃子が「野方餃子」にはありました。
ゴールデン横丁
ラーメンの街で、あえての餃子専門店!野方餃子の実力は?
環七ラーメンの人気に火をつけた立役者と言われる野方ホープが生まれた、ある意味、ラーメン好きにとっての聖地ともいえる野方の街。しかし降りてみると、めちゃくちゃ閑静で、なんとも住みやすそうないい街である。
そんなラーメンの街・野方で、あえてラーメンでなく餃子で勝負に挑んでいるお店が「野方餃子」だ。
野方餃子があるのは環七沿い…ではなく新青梅街道沿い。道路に面した場所にあるちょっとおしゃれな外観のお店が野方餃子だ。
こちらのお店は野方餃子というどストレートな名前の通り、メニューはとにかく餃子中心!まさに餃子を楽しむためにできたお店なのだ。
そんな野方餃子のうまいメニューをこれから紹介していこうと思う。
餃子の前のおつまみも絶品!
まずは餃子を迎え入れるための前菜となるおつまみがこちら。ダブルチーズポテトサラダ・金胡麻ダレキュウリ・肉味噌もやしの3品。
餃子のお店だが、こうしたツマミも劇的にうまい!
ダブルチーズポテサラの名に反しないチーズ感はくせになるし、キュウリ・もやしという味を壊さないけど食感に秀でた食材をベースにした2品も、それだけにソースのうまさが際立っていた。特に金胡麻ダレは絶品で、これだけで調味料として売ってほしいくらいだ...。
そして、このあとに登場するのはひたすらに餃子。
まずはオーソドックスな焼餃子。野方餃子の餃子は皮が薄めで、それをしっかりパリパリに焼き上げて、とてもクリスピーというのが第一印象。それを噛みしめるとパリパリ、のあとにジュワ~っという肉汁のうまさが襲ってくる。
野方餃子は通常の餃子ダレに加えて、酢と胡椒でいただく食べ方を推奨しているのだが、これが野方餃子の餃子にはとてもよく合うのだ!
続いてはその焼餃子にチーズをinしたチーズ餃子。皮と餡の味わいはそのままに、そこにチーズのトロ~リ感が加わる。そして、チーズの濃厚さが酢胡椒のタレとベストマッチだ。
酢の酸味はちょっとお腹が重たいときでもパクパクと食べられる軽さを食べ物に与えてくれるので、呑み終わりの一品としては最適なのかもしれない。
そして、水餃子。水餃子というと厚めの皮を思い浮かべるが、野方餃子は水餃子もやはり薄いまま。だが、よほどしっかりした皮なのだろう。その薄さにもかかわらず、しっかり中の餡と肉汁を閉じ込めている。厚手の皮に邪魔されることもなく、ただ茹でたときのうまさを実感できる、新しいタイプの水餃子だと感じた。
自慢の餃子を大胆アレンジ!「麻辣担々餃子」がうまい!
それがこの麻辣担々餃子。先程の水餃子に、特製の金胡麻ダレとひき肉やにんにく、ラー油を合わせて炒めたソースを絡ませたもの。キュウリにかかっていたおいしい金胡麻ダレが、ちょっと辛味をまとって再登場したというわけだ。
プリップリの水餃子とピリ辛で旨味にあふれたソースはよく合い、辛味も相まってビールがとても進む。これまでの餃子よりも味付けが濃いが、いい具合に上にたっぷり乗った三つ葉が中和してくれるので、それもまた良し。
結局、この日はこの麻辣担々餃子を計3つも注文してしまったほどである(笑)
締めにはお腹に優しい中華粥もあるのでおすすめ。ここでも特製のトッピングがいい味だしている。
ラーメン激戦区にあって、ラーメンのお供という印象の強い餃子で勝負する野方餃子。そんな挑発的な姿勢はこの餃子に自信がなければ到底できないだろう。
野方ホープの存在が環七をラーメン街道に変えたように、もしかしたら野方餃子の存在が、新青梅街道をいつの日か餃子街道に変える日がやってくるかもしれない。
ラーメン好きのオヤジも、酒好きのオヤジも、野方に来たらラーメン、ではなく餃子をファーストチョイスにしてみてはいかがだろうか?
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