高尾山で食べたい「なめこ汁」「石窯ピザ」「天狗焼」グルメ3選

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高尾山で日帰り登山を楽しもう!

2016/09/09

高尾山で食べたい「なめこ汁」「石窯ピザ」「天狗焼」グルメ3選

高尾山を代表する名物「とろろそば」。しかし高尾山にあるのはそれだけではない。山頂の隠れ茶屋のなめこ汁から、中腹の売店の天狗焼、麓のレストランのとろろピッツアまで。高尾山が誇る個性豊かなグルメの中から、創意工夫の美味を提供するオススメの3軒を紹介したい。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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【ここに注目!】

1.絶景を眺めながら食べられるなめこ汁
2.ゴロッと大きい黒豆がいい天狗焼
3.とろろとピッツアが奇跡のドッキング

1.具材たっぷり!
「細田屋」のなめこ汁

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店を取り囲む紅葉は初代が植えたもの。一帯は「もみじ台」とも呼ばれている

高尾山頂から、陣馬山へ向かう奥高尾縦走路を歩くこと5分。夏なら青もみじに囲まれた、茶屋風の建物が見えてくる。昭和5年創業の「細田屋」は登山愛好家には知られた店。自家製おにぎりを片手に、名物「なめこ汁」をいただく登山者の姿が、店のあちらこちらに見られる。

「なめこ汁」(350円)。ねぎも三つ葉もたっぷりと。カツオの風味が食欲をそそる。登山で疲れた体への塩分補給の一品としても最適だ

「昔から、茶屋は手弁当のお客に、お茶を提供するのが商売だったんですよ」と3代目店主の細田昇さん。ゆえに今でも持ち込みは可。そんな手弁当のお客をさらに喜ばせたい、と40年前に生まれたのが、具材たっぷりのなめこ汁だ。

天気の良い日は、店から富士山も臨められる眺望。なめこ汁の味と眺めの良さを聞きつけて、最近は登山初心者にも評判の店になっている。

「自分も飲んべえだから、登山後の一献に、つまみになる料理を出したかった」と細田さん。「おでん」(600円)は昆布と塩の味つけ。「ビンビール 500ml」(600円)と合わせて楽しみたい
「ところ天」(350円)。酢のさっぱりした味わいとところてんの冷たいのどごしが、登山で火照った身体の熱を冷ましてくれる
店は奥高尾縦走路に面している。1品以上注文すれば持ち込みも可なので、弁当と水筒持参で来店する登山者も多い
店の入り口。山頂近くに位置するため天気の変動が激しい。悪天候の場合は休業となるので、そこは気をつけたい
店からは富士山が望めることも。この眺望を守るべく、細田さんは草刈りに精を出している
心のこもった料理で、登山者を優しく迎え入れてくれる
店主の細田昇さん。高尾生まれの高尾育ち。ゆえに地元への思いも人一倍。高尾山への尽きることのない愛情を語ってくれる

細田屋

住所:東京都八王子市南浅川町4225
アクセス:ケーブルカー高尾山駅[出口]から徒歩約45分、高尾山口駅[出口]から徒歩約115分
電話:090-9328-9787
営業時間:平日10:00〜15:00、土・日・祝日9:30〜16:00
定休日:不定休(悪天候時は休業)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

2.皮はカリッと餡はもっちり
「香住売店」の天狗焼

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ケーブルカーを降りて、これから登山する人たちが、次々に店舗に吸い込まれていく。昨年、発売8年目にして通算300万個を売り上げた

ケーブルカー高尾山駅を出て、左手に見える「香住売店」。こちらの名物が、「天狗焼」だ。

高尾山薬王院の本尊を護る随身として信仰を集める、烏天狗の型で焼き上げた大判焼は、餡には北海道産黒豆を使用。あえて粒の大きさを揃えない、餡の立体的な食感が、人気の秘密だろう。

「天狗焼」(1個140円)。歩きながら食べやすいよう、紙に挟んで提供してくれる

皮はカリッと、餡はもっちりするように。甘さ控えめに仕上げています」と横山正幸さん。登山の途中に歩きながら食べることができるのも、支持を集める理由だろう。

皮付きのもの、皮が剥がれたもの、潰れたもの。あえて小豆を裏漉ししない、餡の粒を不揃いにすることで、独特の食感を生み出している
惜しみなくたっぷりと餡を入れ、焼き上げていく。ガラス張りの厨房のため、出来上がるまでの工程を眺めることができる
焼きあがったら、次々と売れていく。午後3時頃には売り切れる可能性もあるため、早めの来店を心がけたい

香住売店

住所:八王子市高尾町2205
アクセス:ケーブルカー高尾山駅[出口]からすぐ
電話:042-665-1808
営業時間:9:30~15:30
定休日:不定休

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

3.地元の素材を使い、石窯で
焼く「ふもとや」のピッツア

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エントランス。手前には足湯があり、1人200円で利用できる

京王電鉄高尾山口駅に隣接し、登山前の腹ごしらえに、下山後の一献に便利な一軒。店内で大きな存在を放っているのが、ピッツアの石窯。焼き上がるたび、香ばしい匂いを立てている。

「トロロピッツァ 炭焼き職人風」(1600円)。モッツアレラチーズの濃厚な味わいと、トロロのさっぱりした食感が好相性。耳まで香ばしい

人気の一品が「トロロピッツァ 炭焼き職人風」(1600円)。中央に半熟卵がのった「ビスマルク」といわれるスタイルだが、ソースにとろろが入っている。「玉ねぎをトッピングする、地元の八王子ラーメンから発想を得ました」と料理長の山口智史さんが言うのが、「八王子ナポリタン トロロをのせて高尾山風」。またテイクアウトもできるジェラートは、地元・磯沼牧場の牛乳を使った「ミルクの黄金律」(シングル400円)と、八王子の名産「桑の葉」(シングル400円)が人気。

ピッツア釜を担当する大山昌行さん。生地を成型し始めてから焼き上がるまで約5分と短いが、ゆえに一瞬一瞬の判断が味を大きく左右する
焼き上がったピッツア。釜に入れてから1〜2分で取り出す。高温で一気に焼くからこそ、モチモチの食感が生まれる
「八王子ナポリタン トロロをのせて高尾山風」(1230円)。生パスタを使用。玉ねぎとトロロに加えて、大葉の風味も印象的。八王子産インゲンも用い、和の味わいに仕上げる
「ミルクの黄金律」と「桑の葉」(ダブル500円)。八王子の牛乳と八王子の桑の葉。地元素材が存分に味わえるジェラートだ
テーブル席中心の店内。窓からは、木々からこぼれた柔らかな光が差し込む。奥には団体客用の個室もある
「地元・八王子の野菜をたっぷり使ったイタリアンを楽しんでいってください」と店長の山口智史さん。ワインもイタリア産を中心に、ボトルを多数揃える
昨年新駅舎が完成した京王線の高尾山口駅。2020年東京オリンピックメインスタジアムを手がける隈研吾氏の設計。「ふもとや」は向かって左となりに位置する

地元素材を使い、また八王子の食文化から発想を得たイタリアンの数々は、日帰り登山の思い出に彩りを添えてくれるに違いない。

取材・文/岡野孝次 撮影/岡村隆広

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