遺跡1000カ所以上!土偶キャラクターも登場

2019/08/21

遺跡1000カ所以上!土偶キャラクターも登場

町田市には、1000カ所以上の遺跡があり、特に縄文時代の発掘資料は全国でも有数の質と量を誇ります。このことをPRしようと、同市で出土した希少な土偶頭部に「まっくう」と愛称をつけ、キャラクター化した絵本も登場。市内図書館等に配布されています。

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遺跡1000カ所以上!土偶キャラクターも登場

遺跡が多く、優れた縄文土器が多数出土している町田市。そのうちの一つ、まっくうは、町田市指定有形文化財の中空土偶頭部。都指定史跡となっている町田市小山町の田端環状積石遺構からほど近い、田端東遺跡で発見されました。非常に珍しい形をした土偶で約3400年前のものと推定され、周辺では出土例がなく、北海道で発見された国宝の土偶「茅空(カックウ)」に類似しています。

中空土偶頭部「まっくう」。町田市指定有形文化財

同市では、希少で顔の表情が可愛らしいこの土偶をキャラクター化。“まち”だで発見されたちゅう“くう”土偶からまっくうと名づけられ、今年3月には絵本「まっくうの森」を制作。キャラクターデザインと文、下絵を教育委員会学芸員の貴志さんが手がけ、市立図書館や小学校図書室に配布されています。

キャラクターのまっくうは絵本で活躍

まっくう等出土資料は、普段は考古資料や発掘調査に関する記録類を収蔵、保管する収蔵庫の町田市考古資料室に保管されています。同資料室では、室内の一部約30平方メートルを展示室として公開。開室日には縄文時代を中心に約200点の資料を閲覧することができます。

まっくうは9月23日まで、町田市民文学館ことばらんどで行われている縄文資料展「縄文土器をよむ―文字のない時代からのメッセージ」で展示中。もともと調理道具だった土器の形に過剰ともいえる装飾が施された縄文土器に注目し、縄文人が土器の形で表現したかったメッセージ、いわば町田での“最古のことば”を探ろうとする企画で、観覧は無料です。
=編集町田

ことばらんどで展示中の実物大敷石住居跡レプリカ

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