都会のオアシス淡路島で、観光も釣りも満喫できる新感覚ホテル

2019/08/27

都会のオアシス淡路島で、観光も釣りも満喫できる新感覚ホテル

都会のオアシスとして、街中からのアクセスは抜群! それでいて、豊かな自然と観光スポットが豊富、食べ物は美味しいしアクティビティにはこと欠かない淡路島。関西圏ではまさに憩いの島だ! 周囲を海に囲まれた淡路島らしく、関西圏では有名な釣り人に優しいホテルがあるのをご存じだろうか?

WEBマガジンHEAT(ヒート)

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都会のオアシス淡路島で、観光も釣りも満喫できる新感覚ホテル

神戸と淡路をつなぐ巨大な建造物として、その堂々たるたたずまいを見せつける「明石海峡大橋」。橋をオートバイで走ってみると、まるで空を飛んでいるかのような錯覚を起こしてしまうほどの高さ。風にあおられながらも、できるだけ道路の真ん中を走ろうと、無意識に肩に力が入ってしまい、少々肝が冷えたのを覚えている。

堂々たるたたずまいは圧巻!の明石海峡大橋

その昔は、淡路島に渡ろうと思えば、「たこフェリー(明石淡路フェリー)」に乗って、明石市街から淡路島を行き来していたそうだ。たこフェリーは、観光だけでなく生活の足、交通の要として大いに活躍していたそう。釣りで淡路島に渡ることを考えると、波に揺られて釣りパラダイスを目指す船旅。さぞワクワクしたのではないかと想像が膨らむ。しかし時代の流れとともに、燃料費の負担や自動車道の通行料の影響から、残念ながら現在は廃線となってしまったため、船旅という素敵なフィッシングトリップを経験できず、チョット寂しいところだ。
(代わりに、現在は高速船「淡路ジェノバライン」が就航しています)

とはいえ、便利な明石海峡大橋を利用して、仕事でもプライベートでも訪れることが多い淡路島。釣りであれば渡ってすぐの岩屋や東浦から津名、洲本などの東海岸だけでなく、やや砂地が多いイメージの西海岸、福良や土生(はぶ)といった南の鳴門側まで、ぐるっと一周釣り天国! しかし最近では、観光業にもずいぶんと力を入れられているようで、家族サービスにもうってつけの観光スポットが目白押しの淡路島。

淡路島SAの観覧車と明石海峡大橋の夜景はとっても綺麗! そして、淡路といえば名産はやはり玉ねぎ!
島の周りはぐるっと一周釣り天国! また、四季折々の花が多いのも見どころの一つだ

そんな都会のオアシス淡路島にあって、私が以前からお邪魔したいと思っていた場所が…。そう、釣り人にやさしいという、あの噂のホテルだ。今回縁あって、私が家族サービスを兼ねて利用させていただいた噂のホテルを、少しだけご紹介したい。

まずは有名観光スポットを見に行こう!

福良港から出船している「うずしおクルーズ」

お出かけ当日。ホテルのチェックインまで時間があるため、観光らしい観光をしようとまず訪れたのは「道の駅 福良」。子どもに迫力満点の「鳴門の渦潮」を見せようと、福良港から出船している「うずしおクルーズ」に乗り込んでみた。
いかにも観光用の遊覧船らしく、帆船を模したスタイルのカッコいい姿。言葉数は多くないが、普段乗ったことのない船に、子どもの顔つきから興味津々といった表情が伺える。天気もよく、港から出船すると潮風はやや肌寒かったくらいだが、ポイントに到着するまでの15分ほどはとても心地よかった。

大鳴門橋に近づくと、瀬戸内海からの潮の流れと太平洋側からの潮の流れがぶつかり、遠めに見てもわかるほど大きく波がうねっている。たまたま訪れた日は、大潮終わりの中潮とあって、なかなかの潮位差。遊覧船が巻き込まれるのではないかというくらいの激しい流れと、大きな渦が渦巻くダイナミックな様子を間近に楽しむことができ、家族全員大満足!! 瀬戸内と太平洋の間の海を、淡路島がうまくふさぐことで海峡ができ、その複雑な地形がゆえに時間差の干満が発生し起こる渦潮。世界でも類を見ないレアな現象を堪能できる、まさに贅沢な観光スポットだ。

これが名物! 鳴門の渦潮だ
潮流がぶつかり合い激しい鳴門海峡。遊覧船が波に飲み込まれてしまいそうで迫力満点だ!

いよいよお目当ての「釣り人にやさしい」と噂のホテルへ

(少々前置きが長くなってしまったが…)鳴門の渦潮を堪能した後は、いよいよお目当てのお宿へ。福良港から北東へ走ること30分強。温泉で有名な洲本市街を目指した。市街に入ると、洲本城跡を横目に大浜海水浴場を過ぎ、海岸線を走るとほどなくして海側に見えてくるホテル。そう、今回のお目当ては、日本一のフィッシングホテルをうたう「淡路島観光ホテル」だ。

日本一のフィッシングホテルをうたう「淡路島観光ホテル」

淡路島観光ホテルは、以前から、釣りができるお宿ということで、私の心をくすぐっていた。全国広しといえども、老舗宿でありながら、ホテルの敷地から釣りが楽しめる施設はなかなか見当たらない。釣りができて、食事やお風呂が楽しめて、しかも泊まれる! ということは、夜遅くまで釣りをしてもしんどくない! やや不純な動機のように思われるかもしれないが、これが行ってみたかった理由だ。

車を駐車し、フロントのスタッフに予約の旨を伝えると、わざわざロビーラウンジの窓際のソファーに案内してくださった。すぐさま目に飛び込んできたのは、大阪・和歌山方面の海が一望できる雄大な大パノラマ。そして眼下には綺麗に整備されたシーサイドプールと、プライベート釣り場で楽しそうに竿を出す宿泊客の姿だった。チェックインの受付以前にすでにテンションが上がってしまう光景。子どもよりも先に窓に張りつき、まじまじと外の景色を眺めてしまった。

ロビーや部屋から見下ろすと釣り場は目の前。そして、ロビーには釣り好きや子どもにやさしい心配りが

チェックインの際も、親切丁寧にホテルスタッフがいろいろと解説してくださる。釣り施設の利用方法も当然ながら、淡路の名産や近くの観光案内まで幅広い。なにやら、淡路島は「吹き戻し」の産地でもあるそうだ。吹くと舌を伸ばすように巻いた紙が伸びる昔ながらの玩具。ちょうど子ども向けに手作り体験もさせてくれるとのことで、わが家にもうってつけだ。みなさん知ってましたか?

無事にチェックイン!

そんなこんなでチェックインを済ませ、本日のお部屋に案内していただいた。釣り人にとって宿泊施設は「ただ寝るだけ!?」かもしれないが、今回は家族での利用。ゆっくりと過ごせるかどうかが気になるところ…。エレベーターを降り、扉を開けて案内された部屋に足を踏み入れてみると、なんとっ! わが家族が今晩お世話になるお部屋は、ロビーと同じく東向きのオーシャンビュー!! 老舗らしく落ち着いた和室と、窓一面に広がる景色を独り占めできるとは、なんとも贅沢な話。早朝に天気がよければ、昇ってくる朝日を存分に眺めることができるそう。いや~明日の朝は早起きして、ぜひとも朝日を拝んでみたいものだ。のっけから期待が高まり過ぎて、すでに満足して旅が終わってしまいそうだった(笑)。

行ってみましょう!! プライベート釣り場へ

プライベート釣り場はお客さんで大賑わい!

さてさて、お部屋にも満足させていただいたところで、早速だがプライベート釣り場へと向かう。夕食まで時間があるので、のんびりと家族で釣りを楽しませていただこうと出発だ。
ロビーを抜けて階段を降り、大浴場の脇を通ると釣り場に到着。釣り場にはとても素敵なシーサイドプールとシーサイドバーがあり、受付で延べ竿を貸していただけた。施設では4.5m、3.6m、2.7mの3種類の延べ竿を無料で借りることができる。しかも、ライフジャケットも無料。オキアミやアミエビのレンガなどのエサはロビーにある売店で購入することができるので、聞いていた通りほぼ手ぶらで釣りが楽しめるというわけだ。綺麗なロケーションと整った設備で釣りが楽しめるなんて、普段から大荷物を抱えて腰痛に苦しみながら釣りをしている私にとっては、ありがたい限り。その上、釣り初心者には現場にいる釣り場スタッフが丁寧にアドバイスをくれるなど、至れり尽くせりだ。

釣り場にあるシーサイドバーに受付が。貸し竿やライフジャケットが無料で借りれる
エサはオキアミやアミエビなど、各種売店で購入できるので心配なし。釣り場は当然マナーを守って、事故やケガがないように楽しもう!

この日、小さな子供がいるわが家のお世話をしてくださったのは、なんと平松伸章プロ!! エギング黎明期から「日中エギングの火付け役」として、エギング界を盛り上げてくださった釣りのエキスパートだ! 実は平松プロは、数年前からここ淡路島観光ホテルの常駐スタッフなのである。そんな平松プロから釣りを教わるなんて、うちの子どもはなんて贅沢なんだ…と、少々申し訳ない気持ちを抱きつつ、足元を泳ぐスズメダイやベラ、クジメなどを狙って竿を出す。

お世話をしてくださった平松伸章プロ!

玉ウキとオモリ、マスバリがセットされたシンプルな延べ竿に、エサとなるオキアミやアミエビをハリにぶら下げて、ほとんどサイトフィッシング(魚が食いつく様を見ながらの釣り)状態で狙ってみる。平松プロにアドバイスをもらいつつ一生懸命に竿をにぎり、何度もエサを付け替えて魚信を待つわが子。

エサをついばむような小さなアタリはあるものの、この日は魚の食いがやや渋いらしく、まして、集中力があまり続かない子どもが竿を出しているせいで、残念ながら、魚を釣り上げることはできなかった…。それでも夕食までの時間、子どもにとっては十分に楽しめたようで、わが家の「ほのぼの海釣り体験」は見事達成できた。

写真中央のウキの下に、たくさん魚がいるの見えますか?

海の幸に舌鼓(したつづみ)! もちろんイイお湯も堪能させていただきましたよ!

釣りをのんびりと楽しんだ後は、ペコペコのお腹を満たすお食事と、疲れを癒すお風呂の時間。
レストランでの夕食は、新鮮な海の幸やご当地の食材をふんだんに食べれるビュッフェスタイルで、何から食べたらいいか迷ってしまうほど。見た目にも美味しそうなので、ついつい取り皿いっぱいに種類をとってしまったが、私も奥様も大満足。やっぱり美味しい料理を食べると、自然と幸せな気分になれるものだ。ちなみに、お昼の釣りでもしお魚が釣れたら、夕食に提供(有料)してくださるとのこと。ガシラ(カサゴ)でも釣っておけば、家族にもカッコつけることができてよかったのになぁ…と、今更ながらに悔やんだ次第だ…。

美味しいお料理も堪能! 夕食はビュッフェスタイル

食事の後には、地下約1,500メートルから掘り当てたという、しっとりすべすべ肌になるアルカリ性泉質の温泉を堪能。なんだかんだ釣り場で汗をかき、子どもの相手をして疲れた身体には心地よい。思わずウットリ、このまま寝てしまってもいいかな…と瞳を閉じてしまいそうだったが、いやいや、私にはさらなる楽しみな時間、そう「夜の部の釣り」が待っていると、せっかくのお湯を鬼の心で後にした(笑)。

窓からの眺めもよく、アルカリ性泉質の温泉でお肌も気持ちもリラックス!

再び釣り場へ! 楽しみな夜の部です

昼間は家族に孝行したからと、子どもを(半ば強引に)奥様に預け、いざ再びプライベート釣り場へ。昼間とは異なり、駐車場からマイ竿とヘッドライト、アジ・メバル用のジグヘッドとワームを携えて、鼻息荒く釣り場へと向かっていった。

夜のプライベート釣り場

ここ最近、家族への建前でなかなか夜釣りが難しい。以前は仕事帰りに自宅近くの漁港に遊びに行っていたものだが、それもまた懐かしい話。ホテルに泊まって、帰る時間を気にせず夜釣りが楽しめるなんて、なんて楽チンなんだろう! と、久しぶりのチャンスにウキウキで夜の部をスタートした。

久しぶりのチャンスにウキウキで夜の部をスタート

狙うはアジかメバルかガシラかセイゴか…、いやいやこの際なんでもイイ。釣りができるだけで嬉しい! 釣り場には同様に釣りをのんびり楽しむご夫婦や、意外にも女性アングラーもチラホラいる。そんななか、私は足元から沖までくまなくキャストを繰り返してみた。嬉しいことに、常夜灯が煌々(こうこう)と点いているので、光の明暗部分もできて余計に狙いやすい。あえて明かりの中を探ってみたり、明暗部の境を狙ってみたりと、ただ漫然と釣りをしているよりも戦略が立てやすいといった環境だ。

常夜灯のおかげで光の明暗部分もでき、狙いやすい環境

釣り場の端のテトラ付近や岸際、ちょっとずつ移動しながら釣り船が発着する小さな港の中、その隣の小規模な堤防と釣り歩く。使っているジグヘッドは1.25~1.5gのジグ単(ジグヘッドとワームのみのシンプルなリグ)で、十分に海底の起伏も感じ取れる状態。途中、足元で恐らくガシラと思われるアタリがあったが、のんびりしていたせいで根に潜られ、その後バラシてしまった…。結局この日は、私の期待とは裏腹に会心の1尾を釣ることができなかったが、それでも久しぶりの一人自由な夜釣りを堪能できてよかった。

感動的で素晴らしい朝日とオーシャンビュー

翌朝、予定通り早朝に起床。前日にちゃんと日の出時刻を調べていたので、天気がよければ朝日を拝めると、期待して窓の外を眺めてみた。素晴らしいことに天気は良好! うっすらとわずかな雲が薄暗い水平線の上に浮かんではいるものの、徐々にオレンジ色に染まる綺麗な空が見える。ボーっとそのまま眺めていると、ほどなくして神々しく輝く美しい朝日が顔をのぞかせはじめた。釣りの方は今一つだったが、こんな素敵な日の出を見ることができるなんて、本当にラッキー! そして、オーシャンビューのお部屋を用意してくださった淡路島観光ホテルさんに心から感謝だ。

東の海から昇ってくる、金色に輝く美しい朝日

今回お世話になった「淡路島観光ホテル」さん。スタッフの丁寧な接客、食事にお風呂に釣り施設にと楽しめるサービスはもちろん、釣り好きなオーナーのこだわりと「楽しんでもらいたい」という、おもてなしの心意気が随所に見られ、本当に休日を楽しく過ごさせていただいた。
釣りでお世話になった平松プロ、そして、プライベートにもかかわらずいろいろと便宜を図ってくださった広報ご担当さん、そのほかのスタッフの方に家族で御礼を告げ、心軽やかホックホクでチェックアウトさせていただいた。ぜひまた機会があれば、至れり尽くせりなまさに「グラマラス」と呼ぶにふさわしいサービスを堪能すべく、当フィッシングホテルに再びお邪魔させていただきたい。

売店ではお土産だけでなく、釣り道具も多く販売している。ちなみにHEATのチラシも置いてくださっていた。ありがたい!
オーナーの釣りへのこだわりが伺えるホテル内の展示がオシャレ。釣りに関する蔵書も多いようだ
釣り場やお風呂へ向かう階段には魚のイラストがたくさん。ロビーでは今どきの「インスタ映え」を意識した記念撮影用パネルが。訪れたら楽しまないとね

観光のオ・マ・ケ…

ホテルをチェックアウトし、気持ち晴れやかなわが家が向かったのは、ホテルのスタッフに教えていただいた手作り体験ができる「吹き戻しの里」「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」

吹き戻しの里

吹き戻しの里では、大人(高校生以上)たったの500円、子ども(3歳から中学生)300円で手作り体験が楽しめる。しかも、カラフルな素材から自由に選んで6本も作れてしまうお手軽さ。シンプルな仕組みではありながら、いろいろな吹き方が楽しめ、子どもも飽きないところがイイ。最近では、吹き戻しを吹くことで腹式呼吸や口腔周囲筋のトレーニングにもなり、医療や美容の面でも注目されているそうだ。

伊弉諾神宮

伊弉諾神宮へは、淡路島が「国生み神話」の舞台でもあり、イザナギノミコトとイザナミノミコトが夫婦の契りを結び、初めて生んだ島ということにあやかって訪れてみた。淡路でよく聞く「オノコロ」も、この国生み神話に出てくる名称で、淡路島ができる以前に二人の神が降り立ったところがおのころ島という場所。おのころ島は「絵島」や「友ヶ島」「沼島」など、いろいろな説があるが、これら神話や歴史を学ぶことができるのも、また淡路島の魅力ではないだろうか。

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