意外と知られていない!? 大正のカレー事情【Part2】
2019/09/03
大正といえば、沖縄料理の街…ってなイメージがあるのでは?近頃はカレーの街、と言うちまってもいいぐらい賑わう大正の名店をご紹介するシリーズ第2弾。今回も中毒性が高い点だけ要注意です!
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大阪移住を機に、札幌のパキスタンカリーを独自に伝承
2017年、大阪へ移住することになった、北海道出身の松浦昂信さん。家探し中に立ち寄った『井尻珈琲焙煎所』で紹介してもらったのが、不動産の仕事もしている『ホステルナガヤドオオサカ』のオーナーだった。無事に良い物件が見つかり、大正暮らしを始めるも、前々から「やってみたい」と感じていた自身のカレー熱は増すばかり。独学で極めた無水チキンカレーを『ナガヤド~』のイベントで披露してみたところ、予想以上の大好評! 2018年11月より間借りで営業することになったという。
ルーツは札幌で食べた『カラバト・カリー』のパキスタンカリー。その味に惚れ込んで試行錯誤を繰り返し、大阪で独自の進化を遂げさせた。水を全く使わず仕上げられたカレーの旨味凝縮度はハンパなく、ホロホロの繊維状になった鶏肉がグイグイと口内を魅了。オイリーながらもしつこさゼロで、バスマティライスとの相性もベストカップル賞だ。副菜とぐちゃぐちゃに混ぜながら食べるのもまた一興。…などと言うてる間もまた食べたくなってるから、不定期営業な間借り形態にまんまと翻弄されている。本名(昂信)に由来する店名通り、食すと激烈に昂ぶるカレーなのだ。
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