南アルプスあぷとラインで日本唯一のアプト式列車に乗る

2016/09/21

南アルプスあぷとラインで日本唯一のアプト式列車に乗る

南アルプスあぷとラインを走る『アプト式列車』は、もともと大井川水系のダム建設のために作られた鉄道。現在は観光列車として奥大井の自然豊かな渓谷を走っています。「奥大井湖上駅」が恋人の日の6月12日より「奥大井恋錠駅」に愛称を大変身! 恋人達が「永遠の愛を誓う場所」となっています。

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赤い列車に乗って、奥大井の自然を満喫!

奥泉駅〜アプトいちしろ駅間で泉大橋の下をくぐる。 雄大なパノラマが広がる山々に架かる、高さ約70mの泉大橋の下を通過。山の緑に赤がよく映えます

千頭駅~井川駅間の南アルプスあぷとライン(井川線)を走る日本唯一のアプト式列車は、90パーミルという急勾配や、最近リニューアルした「奥大井湖上駅」など見どころ満載です!

※現在、接岨峡温泉駅~井川駅間は土砂崩れのため運休。運行再開は2017年1月頃になる見込みです。

色使いも形もキュート!

アプト式とは、アプト式電気機関車に取り付けた「ラックホイール」(歯車)と、線路の真ん中に敷設された「ラックレール」を噛み合わせて坂道を上り下りする鉄道システムのことです。現在、日本でアプト式列車に乗ることができるのは、この大井川鐵道の南アルプスあぷとラインのみとなっています。

カラフルでかわいい運転席
一般車両に比べて幅が狭く、車体も低いアプト式列車。ドアは車掌さんが手動で開けてくれます

千頭駅~奥大井湖上駅間を走る列車の旅スタート!

① 千頭駅  千頭駅から井川線に乗り換えて、可愛いトロッコ列車に乗車

もともと資材運搬用鉄道として建設されたため、山間を縫うように走るカーブ箇所が多く、トンネルも小さいので、車両サイズも小さめ。小さな列車が車輪をきしませながら山間を走る様子はかなりスリリング!

②「沢間駅」付近では茶畑が広がります。 古くからお茶の栽培が盛んに行われてきた大井川流域。初夏には柔らかなもえぎ色の茶畑が見られ、お茶はお土産としても大人気
③川根小山駅
④奥泉駅〜アプトいちしろ駅間  停車駅はすべて秘境駅!? 森の中を列車は力強く進みます。 大自然の中を、ゆっくり進んでいけば、気分はアドベンチャー!
⑤車窓からは大自然が織り成す美しい風景が望めます。大井川に沿って上流へ進むと、木々の緑がより一層鮮やかに。まるで絵画のような風景に思わずうっとり
⑥アプトいちしろ駅に到着
⑦「アプトいちしろ駅」でアプト式電気機関車と連結!

急な坂を上るため、歯車の付いたアプト式電気機関車を列車の最後尾に連結します。列車から降りて、連結の様子を見学することもできますよ!

⑧アプトいちしろ駅~長島ダム駅  普通鉄道日本一の急勾配を歯車を噛み合わせながら上がります

1000分の90という急勾配を、ゴトゴトと音を立てながらゆっくり上っていきます。その様子に、思わず「頑張って!」と列車へ心の中でエールを送ってしまいます。

⑨長島ダム駅  電気機関車はここで切り離します。大迫力のダムがお出迎え! 深い山間に突如姿を現す「長島ダム」の大迫力の放水の様子は、車窓からも眺めることができます
⑩ひらんだ駅〜奥大井湖上駅  「レインボーブリッジ」でエメラルドグリーンの湖を横断! ダム湖を走る鉄橋は、「奥大井湖上駅」を挟んで長さ約474m、湖底からの高さは約70m
⑪奥大井湖上駅  湖の上に浮かぶような不思議な駅「奥大井湖上駅」を散策。接岨湖(せっそこ)に浮かぶように見える「奥大井湖上駅」。接岨峡温泉よりのレインボーブリッジは歩いて渡ることもできます

「奥大井湖上駅」が「奥大井恋錠駅」に愛称を大変身!

「奥大井湖上駅」はダム湖に突き出した半島状の場所にあり、湖に浮かぶように見えることから「不思議な駅」、「秘境駅」と言われています。

そんな「奥大井湖上駅」が恋人の日である6月12日(日)より「奥大井恋錠駅」に愛称を大変身!

愛称の「奥大井恋錠駅」にちなんで『愛の恋錠』と『恋のかけ橋記念切符』のセットが販売されるようになりました。

『愛の恋錠』と『恋のかけ橋記念切符』のセット 950円(税込)

奥大井湖上駅は静岡県が県民から広く募集した「恋愛・結婚・子宝」にまつわる噂のスポット「ふじのくにエンゼルパワースポット」に登録されていて、同駅では何度も結婚式が行われているとのこと。さらにホームには幸せを呼ぶ鐘「ハッピー・ハッピー・ベル」があることからも恋人たちが「愛を確かめ合う場所」 「永遠の愛を誓う場所」となっているそうです。

奥大井湖上駅からのびる線路。スケールの大きさと美しい景観は圧巻!

大井川鐵道(おおいがわてつどう)アプト式列車の旅

停車駅:大井川鐵道 千頭駅~井川駅間 ※但し現在は、接岨峡温泉駅~井川駅間は運休中です。
アクセス:新東名高速道路島田金谷ICより車で約60分(千頭駅へのアクセス)
電話:0547-45-4112(営業部SLセンター)
運行日:毎日運行
料金:乗車運賃のみ
※詳しい旅行条件等はHPにて確認を

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※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

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