ミキが東京進出を少しだけ後悔したくなる大阪の溺愛グルメ3選

ミキが東京進出を少しだけ後悔したくなる大阪の溺愛グルメ3選

2019/12/23

若手芸人の中でもトップクラスの人気と実力を誇り、今年ついに大阪から拠点を移して東京進出を果たした兄弟漫才師「ミキ」。次代のお笑い界を担うべく上京したはずの2人をして、「思わず大阪が恋しくなってしまう」オススメの絶品グルメを教えてもらいました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

ミキおすすめ絶品グルメは忘れられない大阪の味

お気に入りの大阪グルメは、ミキの活力源!

今年4月、拠点を大阪から東京へと移し、ついに東京進出と話題になったミキの2人。王道しゃべくり漫才の実力に加え、若い女子たちの出待ちの数も凄まじく、全方位対応の抜かりない人気っぷりで東京に乗り込みました。

さあ、いよいよ天下取りに向けて準備万端……といった2人の出鼻をくじくようで大変アレでどうかと思うのですが、恋しさのあまり東京進出をちょっとだけ後悔してしまうような、大阪の溺愛グルメを教えてもらいましょう。

\ミキの2人が登場!/

2012年結成。兄の昴生さん(右)と弟の亜生さん(左)による兄弟漫才師。王道しゃべくり漫才を武器に「第46回NHK上方漫才コンテスト」優勝に輝くなど、今後さらなる飛躍が期待されている若手実力派コンビ

――上京から半年超……。生活にも慣れて、そろそろ大阪が懐かしくなってきた頃ですよね、やっぱり

亜生さん
亜生さん
「ほうほう・・・」

――???

昴生さん
昴生さん
「いや・・・(言いづらそうに)昨日も僕、大阪だったんすよ。しょっちゅう帰ってんですよ僕ら、ほんまに。昨日は大阪で飲んでて」

――それはやっぱり安らぎの時間だったわけですよね

昨夜の惨劇を語り出す兄の昴生さん
昴生さん
昴生さん
「いや・・・昨日は飲んでて、僕らが席立とうとしたら、となりのカップルの女の子の方が声をかけてきて。『彼氏のモノマネ見てあげてください』って。なんで俺がモノマネ見なあかんねん、お前の(笑)。ってことで断りましたけどね。相当おもんないでしょ、ぜったい

――それ、イメージする大阪っぽいエピソードです! やっぱりそういうの恋しくなったりするんでしょう???

昴生さん
昴生さん
「いやいやいや、あんまり好きじゃないですよ、大阪のそういうの(笑)。大阪のそれ、ほんまにいらない。なんかもう〜(笑)、自分がいちばん面白いと思ってるから、全員(笑)。もう〜それをこっちに投げてくるから(笑)」
亜生さん
亜生さん
「大阪はもうガンガン。東京の人は僕らみたいなもん見ても、(ペコっと会釈する動作)みたいな感じですよね(笑)」

そこそこ帰ってるので懐かしいというほどでもない。・・・逆にこちらが出鼻をくじかれた形となりましたが、週に一度は通っていたという本気リピ店をしっかり聞いてきました。手書きの推しポイントと一緒にチェック!

1.「ENJOY!CAFE」

\推しポイント/

「昼でも夜でも、いつ行っても楽しめます!」(亜生さん)

最初に紹介いただいたのは、堀江にある「ENJOY!CAFE」。こちらは、亜生さん、昴生さん2人そろっておすすめのお店で、現在も大阪で仕事の際は、空き時間に必ず足を運ぶほどのお気に入りなのだとか。

南堀江公園近くのおしゃれエリアに立地。雰囲気を壊すこと無い外観のカラーリング
亜生さん
亜生さん
「ここ、ほんま最高。お昼に行っても夜行っても、どっちでも楽しめるカフェです。みんなで飲んだ後に行ったりとか、お昼ご飯で普通にランチ食べたりもします。カフェ使いするなら、ぜひ食べてほしいのがホットケーキ。もうめちゃくちゃ分厚いんですよ。味付けもバターとメイプルシロップだけでシンプルですけど、めちゃくちゃおいしくて。(スマホの画像を見ながら)はあ~、食べたい!」
「ホットケーキ」(600円 ※ドリンクセットは900円)

こちらが亜生さんおすすめのホットケーキ。あー、パンケーキね~と思われたあなた、そういうことではないんです! なにはともあれ、まず見ていただきたいのが、その大きさ。いちばん分厚いところで7センチはあろうかというボリュームに一瞬ひるみそうになりますが、一口食べれば、ほのかな甘味と、これでもかと言わんばかりのフワフワ食感に口福を禁じえません。

ホットケーキの概念を覆すような迫力のルックスですが、フワフワ食感とシンプルな味わいに思わず懐かしさがこみ上げます
「僕らの芸人仲間はみんな世話になっているお店なんですよ。行くとだいたい芸人が誰か一人はいます(笑)」と亜生さん
亜生さん
亜生さん
「この店、僕らの同期(の芸人)がお笑いやりながら店長をしているんです。そんなご縁もあって僕らや他の芸人仲間も昔からよく行かせてもらっています」

いずれのメニューもお手頃価格で、若手芸人さんがこぞって足を運ぶのも納得。堀江のど真ん中ということもあり、お客さんも若い人が多そう。

昴生さん
昴生さん
「僕らがこういう取材でお店のことを話すからか、ファンの方がめっちゃ来るようになって。……めっちゃ行きにくなった(笑)。もうおっきい声でしゃべられへんようになってますね。なんか小声でしゃべらな、みたいな」
亜生さん
亜生さん
「お店で知り合ったファン同士が友達になったりしてるみたいで『ENJOY!CAFEで知り合いましたー』とか言われる時あります。打ち上げとか芸人と来るときは2階席でひっそりと食べてます(笑)」

\ウワサの芸人店長がこちら/

店長の斎藤さんは吉本総合芸能学院(NSC)大阪校の34期生

こちらが店長を務める斎藤二朗さん。吉本興業所属のお笑い芸人で、亜生さんとは同期の間柄。現在もライブなどで活動しながら、こちらでおいしい料理を提供されています。

店長・斎藤さん
店長・斎藤さん
「ミキの2人は昔からよく来てくれていて、大阪で泊まりの際に寄ってくれたり、イベントの打ち上げなんかにも使ってもらっています。亜生くんはスタッフとも仲良くしてくれていて、以前みんなで一緒にバス釣りにでかけたりもしましたよ」

おぉ、なんともほのぼのするエピソードに人柄が感じられます。そして、何やら聞いたところによると、お店には亜生さんしか食べられない特別メニューがあるそうな。

\本邦初公開!亜生スペシャル定食/

食いしん坊大満足な「亜生スペシャル」。メニュー表には載っていない亜生さん以外は注文不可なこちらの定食。食べたくなってしまった人は、すみません・・・
亜生さん
亜生さん
「芸人仲間の特権で、ちょっとわがままを聞いてもらって……。チーズハンバーグとエビフライ、サラダ大盛りが一皿に乗った亜生スペシャルという定食を出してもらうんです。これ食べたらホンマにおなかいっぱいで、他のものは入らないんですよね」
解放感のある店内。堀江のど真ん中という好立地で、ショッピングついでにお茶するにはうってつけ

ミキだけでなく芸人仲間からの信頼も厚い「ENJOY!CAFE」。中休みなしの通し営業なので、ランチやディナーはもちろん、遅めのランチにも対応してくれるなど使い勝手は抜群です。ふと入ったときにくつろぎモードの芸人さんと遭遇なんてこともあるかも?

2.「かこも北浜店」

\推しポイント/

「とにかくそこの店長の鼻がすっごい大きいんすよ」(昴生さん)

続いてのお店は昴生さんイチオシの一軒、「かこも北浜店」。証券会社が多く集まるビジネス街の北浜では、少し珍しい立呑みスタイルで、お酒と料理を楽しむことができるお店なんだとか。

2014年のオープン以降、隠れ家的ロケーションとリーズナブルな価格で、多くの北浜ビジネスパーソンから支持を得ています
昴生さん
昴生さん
「ここはほんまいっつも満パンの人気店です。とにかくそこの店長の鼻がすっごい大きいんすよ。その店長が朝から市場に行って、自分で見てその日おいしいお魚を仕入れてはります。お酒もめっちゃ充実してるんで、お酒好きの人にはたまらないお店」

\店主の目利きで仕入れた魚は絶品!/

「刺身盛り合わせ 7種」(680円・税別)、「コーラ」(200円・税別)

昴生さんイチオシメニューのひとつは「刺身盛り合わせ 7種」。店主の目利きで仕入れた新鮮な魚は、刺身のバリエーションも豊かで飽きさせません。この日の盛り合わせは、ボタンエビ、イワシ、ヒラメ、タチウオ、サバ、ホンマグロトロ、ブリと彩り豊か。目でも楽しませてくれます。

昴生さん
昴生さん
「僕はお酒飲めないんでコーラと刺身で(笑)。いや、コーラと刺身これがぜんぜん合わない。でも、料理はめちゃくちゃおいしい」
シックな内装で、隠れ家的空間を演出。17時を過ぎれば、会社帰りで訪れるビジネスパーソンをはじめ北浜界隈の住人が、カウンターに集います
鼻のでかい店長との心温まる懐かしエピソードを披露する昴生さん
昴生さん
昴生さん
「鼻のでかい店主は元・芸人で、僕が京都から大阪に出てきたときに引っ越しを手伝ってもらったりして、めっちゃお世話になっている人なんです。元々『ふきあげ』ってコンビやったんですけど。解散直前になぜか『ピーナッツボーイズ』って名前に改名して。ピーナッツボーイズいうときながらもう30代後半で、唯一のネタが小学校の席替えネタっていう(笑)」
亜生さん
亜生さん
「ワハハハ(笑)」
昴生さん
昴生さん
「おもしろい人なんですけど、もう見てられんくて(笑)。でも料理は抜群にうまい! それで当時の相方さんとやっていたお店に僕もいりびたっていました。うちの嫁ともそこで出会ったんです。(嫁が)そこの常連やったんで」

\魚以外にも上品なメニューの数々!/

左から「若鶏つみれと大根炊き合わせ」(380円・税別)、「小芋のポテトサラダ」(180円・税別)、「イチジクとサンマの天ぷら」(380円・税別)、「宮崎黒毛和牛もも肉たたき」(680円・税別)

日によって異なるおすすめメニューも昴生さんのお気に入り。おまかせで注文し、この日用意していただいたのは、小鉢から揚げ物までバリエーション豊かな4品。昴生さんが「めちゃくちゃ料理がおいしい」と大推薦するだけあって、出されたメニューにハズレなし。特に「小芋のポテトサラダ」は、粘り気のある食感が未体験の味わい。またイチジクを天ぷらにするなど、アグレッシブなメニューにも目からウロコ。さらに驚きはリーズナブルな価格設定で、北浜界隈でこの価格はただごとではなく、ファンが多いのも納得です。

おまかせメニューのひとつ「若鶏つみれと大根炊き合わせ」。鶏のダシを大根がしっかり含んでいて、ひとつ口に入れるとなんとも言えない口福感が駆け巡る~

店長さんの確かな腕のあとは、せっかくなので顔にも注目してほしいと昴生さんは熱弁を振るいます。

昴生さん
昴生さん
「もう、ほとんど鼻です、顔のほとんど。鼻。最初、なんか鼻だけの人なんかな、と思って、出会った時。すっごい鼻ですね。確かめにいってほしい、ほんまに」

ということで・・・

\お待たせしました、店主のご尊顔です/

店主の尾鷹さんと奥様の絵美さん。お2人とも素敵な笑顔!

お待たせしました! 昴生さんがゲラゲラ笑いながら鼻のデカさを強調する店主のご尊顔って……アレ、昴生さん? 

店主・尾鷹さん
店主・尾鷹さん
「いや、普通でしょ? 顔のほとんどが鼻? アイツ、なんでそんなこと言うてるんですか! 失礼なやっちゃなぁ~(笑)」
念の為、別角度から。いたって普通

たしかに! ワタクシ情報をお二人からいただいた時、完全に「お茶の水博士」のようなお鼻を想像していました。ジャッキー・チェンっぽいお鼻の形ですが、なんとも親しみやすい柔和なお顔。さすが元・芸人さんだけあって人当たりの良さも抜群です。

店主・尾鷹さん
店主・尾鷹さん
「芸人では僕が4〜5年先輩なんです。当時の相方と昴生が同居していて、そこに行くと相方とは話しせずに、昴生とサッカーゲームばっかりやっていました(笑)」
下戸の昴生さんはもっぱらコーラ。「かこも北浜店」は瓶ペプシで渋い!

昴生さんと奥様を出会わせたデカ鼻のキューピットがいる「かこも北浜店」。北浜に訪れた際は、ぜひ覗いてみてはいかがでしょうか? 素敵な出会いがあるかもしれませんよ。

3.「ごはんとコーヒー nim.」

\推しポイント/

「手作りのおばんざいで健康になれちゃうんです!」(亜生さん)「“なれちゃう”って、ちょっと茶目っ気出してるやん!」(昴生さん)

最後に登場したのは、谷町六丁目の食事処「ごはんとコーヒー nim.」。近年、レトロかつおしゃれな町として注目を集めている谷六で、手作りのおばんざい(京都の言葉でお惣菜の意)やお酒を存分に楽しめる店としてファンを増やしています。

チクフル(築古)物件をカフェ使用にリノベーション。老若男女立ち寄りやすい店構え
亜生さん
亜生さん
「僕、おばんざいがいっぱい並んでいる中からあれこれ選んで食べるのが好きなんやけど、僕ら世代でも気軽に行けるお店で、そういうのやってるところが意外とないんですよね。だから、ここはめちゃくちゃ貴重な存在です」
昴生さん
昴生さん
「夫婦でやってはるとこやんな?」
亜生さん
亜生さん
「違う」
昴生さん
昴生さん
「違う・・!(しゅん)」

\通い詰めたくなる手作りの味/

「焼き魚」(580円)に定食セット(300円)、「小鉢の肉じゃが」(420円)をプラス

メニューはその日の仕入れ状況により変化はありますが、亜生さんおすすめの一品は焼き魚。取材に訪れたこの日も、程よく脂の乗ったさんまが入ったということで、ごはん、味噌汁、漬物が付いた定食セットに小鉢の肉じゃがをプラスして、亜生さんがよく食べている焼き魚の定食を再現していただきました。

京都出身だからおばんざいが好きというわけでもないそう。「めっちゃ品数ある中からおばんざいを選ぶとかあんなん好きなんですよね」(亜生さん)
亜生さん
亜生さん
「なに食べてもヘルシーでおいしいんですけど、特に味噌汁が格別。オリジナルブレンドのダシで“ニムのおだし”って商品としても売っているんですけど塩加減が本当に絶妙。最高です」
昴生さん
昴生さん
「・・・谷町六丁目なんて、もうめちゃくちゃ坂上がらなあかんのですわ。となると、行ってる段階でなれてるから、健康に。別にヘルシーなもん食べんでも、行ってる段階で健康を手に入れてる」

行動範囲は「家から200m以内かつ劇場と直線状になっている場所」という超めんどくさがりの昴生さんですが、この店へ足を運びにくいのには、なにやら他にも理由があるそうで・・・。

昴生さん
昴生さん
「いや、外観からしてめちゃくちゃおしゃれでしょ。僕なんかが一人で行って、『おまえ、入ってくるんかい!』とか『いや亜生やったらわかるけど昴生入ってくる?』とか思われたら、もうどないしてええのかわからん! 嫁と一緒じゃないと絶対に無理」

\おしゃれな店のおしゃれな店主さんがこちら/

こちらが店主の竹林はるかさん。かっぽう着がよくお似合いです
店主・竹林さん
店主・竹林さん
「亜生さんとはもともと友だちだったんですけど、店をオープンしてからもよく来てもらっています。先日も番組収録の合間に覗きにきてくれました。いつも結構な量を食べて飲んで、最後は玉子かけご飯で締めるのが定番コースです。ミキの漫才も大好きでよく見ています。私は特にお兄ちゃん推しなので、昴生さんにはおしゃれだからとか言わず、ぜひ食べに来ていただきたいです!」
手作りのおばんざいは、常時20種類以上が用意されています
カウンターとテーブル席でゆっくりとくつろげる店内。もともとカラオケ喫茶だったものをフルリノベーションしたのだそう

おばんざいは、酒の肴にしたいアテ的なものから、しっかり食べたいオカズ的なものまで種類も豊富。最近では、新メニュー「家カレー」も好評だそうで、一口いただいたワタクシも懐かしい味に思わず「そう、これ!」とうなってしまいました。おしゃれなのに実家でご飯を食べているかのような居心地を感じさせてくれますよ。

大阪の美味を語り尽くして・・・

東京へ引っ越した今もなお大阪は大切な場所
亜生さん
亜生さん
「しょっちゅう帰っているとはいえ、やっぱり帰るたびにほっとするんですよね。帰るたびに『いいわぁ〜』って言いますもん。やっぱり劇場とか帰って『ええなあああ〜やっぱり』とか言うてまう」
昴生さん
昴生さん
「亜生はでももう口癖なんですよ、それが。京都帰った時も言うんで。京都の出町柳の駅降りたら、僕に『・・・わかる?この風・・』みたいな(笑)」
亜生さん
亜生さん
「匂いがええんよな〜」
昴生さん
昴生さん
「もう、わからん(笑)一緒、一緒! 『この風、京都やわ〜』っていうけど、大阪から吹いてる風かもしれんし
亜生さん
亜生さん
「いや、感じたい。僕は空気に敏感でありたい。東北に行ったならやっぱり東北の風を感じたいし」
昴生さん
昴生さん
「亜生くんは浸りたいタイプやから(笑)。でも、帰ってきたい街がたくさんあるっていうのは、幸せなことですよね」
漫才でよく見るやつ、お願いしたらやってくれました。楽しいインタビュー、ありがとうございました!!

取材・文=伊東孝晃、堀 俊夫(クエストルーム)、写真=岡本卓大、櫟原慎平

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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