太古のロマンを感じる勝浦町で恐竜観光

太古のロマンを感じる勝浦町で恐竜観光

2019/10/15

農業が基幹産業の中山間地域・徳島県勝浦郡勝浦町では、1994年に白亜紀前期の地層・立川層の泥岩の中から恐竜・イグアノドンの歯の化石が発見されました。これを機に勝浦町では恐竜にまつわる町おこしに取り組んでいます。勝浦町の新たな魅力を見つけに行ってみませんか?

あわわ

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美しい自然に出会える町・勝浦町

立川渓谷(たづかわけいこく)など山間に流れる美しい清流を眺めることができる

勝浦町の魅力はなんといっても自然の豊かさ。

町の中心部を走る県道16号線を進んでいくと、生い茂る木々と勝浦川水系の透き通る清流が流れる自然の風景を目の当たりにすることができます。

非日常を感じさせてくれる
特に美しい景観の夫婦渕(みょうとぶち)

見どころはたくさんありますが、特に美しいのは那賀町と上勝町の分岐の手前まで進むと現れる夫婦渕(みょうとぶち)。

水量が少なく勢いが弱い雌滝(めだき)と水の勢いが激しく大きい雄滝(おだき)が対になって流れ落ちる姿が、仲よく寄り添う夫婦のようだとこの名前で呼ばれるようになったそう。

勢いよく水が流れていく滝と、おだやかで清らかな水をたたえる渕のコントラストがなんとも美しいスポットです。

この夫婦渕のほかにも、勝浦川沿いを走ると滝が流れる風景や、木々が揺れ動く風景に出会えます。
忙しい毎日を送るあなたの心を清らかにしてくれることでしょう。

約4億年前からのおくりものシルリア紀石灰岩

道中でこんな看板を見つけました

なんでもこの辺りはシルリア紀石灰岩という貴重な石灰岩が豊富に現存しているのだそう。
シルリア紀紅石灰岩ともいわれ、紅色をした石の中にハチノスサンゴの化石やクサリサンゴの化石などが入っていることもあるのだとか。

立川渓谷一帯はこうした珍しい化石含有層が残っているため地質学における学術の谷と称されています。
なおこちらは県の指定天然記念物で一般の方による採掘などは禁止されています。

恐竜がよみがえった!? 恐竜の里

勝浦町の『恐竜の里』にあるステゴサウルスの像

1994年にイグアノドンの歯の化石が発見されたことをきっかけに地元の町おこしグループ「阿波勝浦井戸端塾」のメンバーによって『恐竜の里』という小さなテーマパークがつくられました。

一気に太古の世界へと誘ってくれる『恐竜の里』への入口

恐竜の里には『恐竜大権現』と呼ばれる神社もあります。

恐竜大権現

鳥居の両端には狛犬…ではなく、阿吽の形相の恐竜が佇んでいます。

登龍・昇龍の言葉にちなんだ祈願成就にあやかりたいという願いが込められた『恐竜大権現』は1995年に建立。
学業の成績や企業の業績アップを願って訪れる人もいるのだとか!

写真はステゴサウルス。非常にリアルな仕上がりで、今にも動き出しそう

なかには県外の企業から寄贈された米国製の大型恐竜モニュメントも!

あまりにリアルすぎて、恐竜好きの子どもたちですら思わず怖がってしまうそうです。

迫力満点!

一年中楽しめる観光名所を目指して

『恐竜の里』を運営している阿波勝浦井戸端塾のみなさんにお話を伺いました!

阿波勝浦井戸端塾のメンバーのみなさん

イグアノドンの歯の化石の発見を機にスタートした阿波勝浦井戸端塾。

現在は恐竜の里の運営のほかに、毎年春に行われる[勝浦町ビッグひな祭り]の運営も行っています。『勝浦町人形文化交流館』では事前に電話連絡をしておくと[勝浦町ビッグひな祭り]で展示されているひな人形の一部を見学することができます。

[勝浦町ビッグひな祭り]で展示されているひな人形の一部
活動に参加する国清さん

勝浦町の活性化のために発足当初から活動に参加している国清さんは「日本だけでなく海外からの観光客も年々増えつつあるなかで、グローバル化を意識した活動をこれからも行っていこうと思います。ビッグひな祭りは2月下旬~4月上旬の期間限定行事なので、通年で勝浦町を訪れて楽しんでもらえるように、恐竜の里を含めた恐竜に関する観光事業を充実させていきたいですね」と意気込みを語ってくれました。

実はこの日、阿波勝浦井戸端塾のみなさんが集まっていたのは恐竜の里の新たなモニュメントの制作について話し合うためでした。恐竜の里ができてから来年で25年を迎えるのを記念して、新しいモニュメントの制作を始めるのだそうです。

新たなモニュメントの設計図を見せてくれました

高さ2m50cm、幅6m40cmにも及ぶ新しいモニュメントは所属メンバーの得意分野を生かして設計から組み立て、塗装まですべて自分たちで行います。

毎年秋に行われている[恐竜の里ウォークラリー]でお披露目される予定なので完成をお楽しみに!

新しいモニュメントの完成をお楽しみに!

おみやげにぴったりな恐竜スイーツも見逃せない

勝浦町では化石や恐竜にまつわるグルメやスイーツを提供している飲食店がいくつかあります。

そのなかでも今回は『ケーキハウス みりか』をご紹介します。

ケーキハウス みりか

大阪で修業を積んだ店主が、約20年前にUターンしてはじめたお店です。
店内には甘い香りが漂い、一歩足を踏み入れるだけで幸せな気分になれますよ!

“みりか”という店名は英語で“やまもも”という意味。徳島県の木としておなじみのやまももを店名にかかげる同店には地元愛にあふれた商品が多数並んでいます。

[恐竜のあしあとクッキー]1袋200円

[恐竜のあしあとクッキー](1袋200円)はSNS映えしそうな見た目の可愛らしさが魅力のスイーツ。
中に挟んだ甘さのあるチョコレートクリームとクッキー生地との相性が最高です。

[恐竜の卵ブッセ]1個80円

もともとケーキのデコレーション用に使用していたブッセを見て「化石みたいだな…」と感じていたという店主。

[恐竜の卵ブッセ](1個80円)は、恐竜の卵を模したふわふわのブッセ生地でクリーム(いちご、やまもも、ブルーベリー、みかんの4種)を挟んだ、やさしい味わいの焼き菓子です。

[恐竜の卵]1個160円
おいしいシュークリームです

[恐竜の卵](160円)もブッセ同様にシュー生地のゴツゴツ感とひび割れた見た目が「化石みたい」とインスピレーションを受けたのがきっかけだそう。

中のクリームはあっさりとした味わいなのでいくらでも食べられそう。

勝浦町の恐竜にまつわる施設やおみやげ情報をご紹介してきました。

そのほかにもおいしい・たのしいスポットがまだまだ勝浦町には盛り沢山! 太古のロマンと豊かな自然を感じる心豊かな休日をぜひ楽しんでみてくださいね。

イーストとくしまDMO

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そのほか徳島県・東部地域の宿泊、遊び体験に関する詳しい情報はイーストとくしまDMOのサイトまで。

この記事を書いたライター情報

あわわ

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徳島県内、所狭しと編集者が走り回って、お役立ち徳島ディープネタを毎日配信中のブログメディア『アワログ』を運営する地域密着ローカルメディア集団「あわわ」。 月刊フリーマガジン『あわわfree』、月刊タウンマガジン『Geen』、徳島ママの子育て情報誌『ワイヤーママ』も発行しています。

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