【福島市】老舗寿司店『喜久寿し』で、鮮度抜群の刺身定食を戴く

【福島市】老舗寿司店『喜久寿し』で、鮮度抜群の刺身定食を戴く

2019/11/11

取材日は秋晴れ。「こんな穏やかな日は、お寿司屋さんやお蕎麦屋さんでゆったりと定食を楽しみたい」と思い立ち、訪問させていただいたのは、福島市渡利の老舗『喜久寿し』さん。

シティ情報ふくしま

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『ふくしま定食部』部長・東野

『ふくしま定食部』部長・東野

【福島市】老舗寿司店『喜久寿し』で、鮮度抜群の刺身定食を戴く

『喜久寿し』外観。おひとり様から法事まで幅広いニーズを受け止めていただける懐の深いお店
雰囲気のある木彫りの看板はインパクト大

52年の歴史を持つこの老舗は、二本松駅前にあった「喜久家」の支店として、現店主のお父様が創業。また、同じくエンドーチェーン(※)の9階にあった、「レストランレインボー」も支店の一つであったと聞くと、長く福島市の飲食業をリードしてきたことが分かります。

ガラリと引き戸を開けて入店。清潔感のある明るい店内と、『いらっしゃいませ!』という元気な声に迎えられ、それだけでも魚の活きのよさが伝わります。

今日はカウンターが運よく空いていました。滑り込むように着席すると、大きな湯呑みのお茶が供され、テンションが上がります。

※福島駅近く、現在の「街なか広場」に1991年まであった商業施設

一枚板のカウンターに映える湯呑みはお寿司屋さんならでは
ランチメニュー5種。 どれもバリュープライス!

鮮魚の並ぶショーケースに、ワクワクが止まりませんが、ここはまずお目当ての刺身定食を、瓶ビールと共にオーダーです。

2階の宴席の支度を小気味よくこなす板前さんと、合間合間に交わす会話も楽しい。これもカウンターの醍醐味ですね。

ショーケースの間にそっと飾られた起き上がり小法師に癒されます

先行して瓶ビールが到着です。

カウンターには瓶ビールがよく似合います

今日は特別に自家製の塩辛もサービスしていただいちゃいました。

サービスの自家製塩辛も絶品。お酒が欲しくなります
板前さんの手捌きに見惚れつつビールが進みます

ビールが3分の1ほど減ったあたりで、刺身定食が到着です。

刺身定食(770円)

刺身4種(マグロ、平目、甘エビ、帆立)に小鉢も付いて、お寿司換算なら770円はありえないですね。

まずは、マグロの赤身から。ワサビをのせていただくと、程よい歯ごたえと赤身のコク。追いかけるようにご飯を頬張ると、たちまち幸福感が。

角の立った赤身は味わい十分

平目は、醤油にちょんちょんと浸してからご飯の上にオン。透き通るような身の色は鮮やか。食欲を掻き立てるビジュアルです。

鮮やかな平目は醤油の琥珀ごとご飯にオン

ひと呼吸おいて、今日の小鉢は茄子の炒め煮。ホッとする味で、これもご飯が進みます。

ここまででご飯を完食。ビールに戻って、刺身をアテに続行です。

プリッとした帆立や甘エビはもちろん、大葉やワサビもまた最高のアテとなるわけです。

ここで改めてメニューを眺めてみると、やはり宴席も人気のお店ですから、天ぷらや焼き魚をはじめとした料理も充実。

しかし、ここは追加で何貫か握っていただくことにします。

気になった赤貝は、運よく宮城県の閖上(ゆりあげ)産が入っているとのこと。それと中トロ、もう一貫はおまかせの3種を。おのずと宮城の地酒「あたごのまつ」を添えることに。

お酒が届いて間もなく、スーパーカーの展示イベントのごとく整然と、華やかに握られた寿司がカウンターから差し出されました。

眩いほどの中トロ(770円)、赤貝(660円)、赤貝のヒモ、煮穴子(440円)

閖上赤貝は身も厚く味も濃くて、身とヒモを分けて2貫で楽しめるのがうれしいですね。

閖上赤貝が入っている日はラッキー
型抜きのように、鯛の形に慎重に醤油を注ぎたい

斬新な飾り包丁に驚く中トロは、食感に変化が出て、なによりかっこいい!

おまかせは煮穴子。ほろりとした穴子に、よーく煮詰められた甘いタレの濃厚さ。ゴール後のビスマルクのように目を閉じて余韻を楽しみます。

お寿司屋さんのカウンターでいただいた刺身定食で火がついて、気付けば追加オーダー。この地域に愛された老舗の雰囲気、信頼できる板前さんの人柄現れる味わい。

日曜のお昼に、たまの贅沢も必要だなと思えた素晴らしい時間でした。今度は夜におじゃまします。ごちそうさまでした。

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