タイ発のスーパーフード!? 芝浦に日本初のソムタム専門店誕生

タイ発のスーパーフード!? 芝浦に日本初のソムタム専門店誕生

2019/11/13

青パパイヤが健康にいいらしいって知ってます? 健康に良くてもどこで食べられるの?とも思いますよね。実は田町にあるんです。青パパイヤのサラダ“ソムタム”をたっぷり食べられるお店が! どうやら青パパイヤにはスゴい力があるらしく…? 日本初(!?)のソムタム専門店に突撃取材しました!

田町新聞

田町新聞

タイ発のスーパーフード!? 芝浦に日本初のソムタム専門店誕生

再開発中の田町エリアでは、2020年に向けてか、続々と新しい店がオープンしていて活気がスゴいですよね。どうしたの田町。

どうも、色んなものが不足して「顔色が悪い」とよく言われる田町新聞のノグゾーンです。
またしても興味深い情報が寄せられました。それは……

芝浦側に日本初(!?)のソムタム専門店なるものができたらしいと。

……。

まず“ソムタム”って何よ?って話ですね。

ソムタムは、日本ではあまり馴染みのない青パパイヤをメインに使って、ナンプラーやライム、唐辛子を加えた甘辛のソースで仕上げたサラダ。発祥の地タイでは国民食として親しまれている料理なんだとか。実はタイ料理屋さんで食べたことがあるという人も多いのでは。

ちなみに、知った風なことを書いていますが、この取材が決まるまでソムタム自体、ノグゾーンは知りませんでした。(毎度のテンプレ)

しかも、ソムタムのメイン食材である青パパイヤが何やらスゴいらしいんです。

田町駅の芝浦口側にお店があるということで、早速行ってみましょう。

ありました。以前パン屋さんがあった場所ですね。

可愛らしい外観です。爽やかさがあります
2階にある小沢理髪店さんときっちり半分ずつの看板も同色系で、妙に整っています
店頭に、早速ウワサの青パパイヤ様が登場

黄色く熟れたパパイヤは食べたことあるんですけど、青パパイヤってどんな感じなんでしょうね? 好奇心をくすぐられます。

店頭の巨大な液晶画面。主張がデカい。そういえば、今ではすっきり痩せたタレントのパパイヤ鈴木さんもかつてはわがままボディでしたね

まだ入店前なんですけど、既に窓にかぶさるほどの大画面から出しすぎ警報が鳴り響いています。

ん? なんかお店の前に、めちゃくちゃ可愛い子がいるんですけど……!

看板犬のジジちゃん(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル/3才/女の子)
ジジちゃんに後ろ髪引かれつつも、お店へ入店。外装はオシャレな感じでしたが、中は……
はいスタイリッシュ―ッ! 素敵―!
壁に、青パパイヤの効能が記されています。んん……? 何だかただならぬ気配がしてきました……
厨房で忙しく働いている女性を発見

ノグゾーン
「お忙しいところ失礼します、田町新聞です! もしや店長さんですか?」

牛窪
「はい、私が店長の牛窪です」

ノグゾーン
「初めまして! オシャレなお店ですね~。いきなり単刀直入ですけど、ソムタム専門店ってかなり珍しくないですか?」

牛窪
「かなり珍しいというか、日本初かもしれませんね(笑)」

店長さんからも“日本初”とな…!? やったーー! 田町に食のパイオニアがキターーーッ!!!

ソムタムカフェ店内のカウンター席。基本はテイクアウト専門店だが、店内でも食べられる
カフェとの名の通り、コーヒーも飲めます

ノグゾーン
「すいません、そもそも青パパイヤって何なんですか? デザートで食べるパパイヤと別の品種ですか?」

牛窪
「熟れてないパパイヤを採ったのが青パパイヤなんですよ」

その多種多様な効能から“メディカルフルーツ”とも呼ばれる青パパイヤ。病院食としても使用されているのだとか

ノグゾーン
「なるほど!(無知) 青パパイヤが何やらスゴいという噂も耳にしていて……。壁にその効能が貼ってありますが、青パパイヤと熟したパパイヤでは効果が違う?」

牛窪
「パパイヤには“パパイン”という強力なタンパク質分解酵素が含まれています。そのパパイン酵素の量が全然違うんです。青パパイヤを剥くと白い汁が出てくるんですけれど、それに多く含まれているんですが熟すとなくなっちゃうんで、未熟な実のほうが体に良いんです」

パパイン酵素……生まれて初めて聞いたわ。

牛窪
「さらに、青パパイヤは、糖質、脂質を分解する酵素も含まれていて、つまりタンパク質・糖質・脂質の三大栄養素を全て分解できちゃうんです。糖質、脂質は分解すると排出しやすくなりますし、タンパク質も分解できるとちゃんと体に入っていくので、青パパイヤを一緒に食べると無駄なものを流しながら、デトックス効果や筋肉に良い効果を得られるんですよ」

何それ最強ですか。

牛窪
「その青パパイヤをたくさん摂りやすいのがソムタムなんですが、朝に食べるとスゴくトイレに行きたくなるんですよ。便秘解消効果というか、お通じ効果があるんです」

店頭の巨大液晶画面に出ていた出過ぎ警報のことですね。便秘で悩んでいる方は多いし、やはり健康的に過ごすためにお通じが良くなるのは必須条件ですから、これはステキ警報発令~~!

なお、パパイヤの成分はアレルギー反応を起こす可能性があり、特にゴムアレルギー、果物アレルギー、口腔アレルギー症候群のある方、もともと腸の弱い方は、青パパイヤを一度に大量に摂取するのは注意が必要とのこと

牛窪
「ポリフェノールは赤ワインの7.5倍もあるんです。みんな、抗酸化作用のあるポリフェノールで想像するのが赤ワインじゃないですか? それより含有量が多いんですよ。ビタミンも多く含まれていて、中でもビタミンCが豊富だし、葉酸も多くて…もう本当にスゴいんです!」

効能もスゴいが、店長さんの熱意もスゴい!!!

青パパイヤの効能を熱弁する牛窪店長

ノグゾーン
「そういえば牛窪さん、まるでモデルさんみたいにオシャレですが、以前は何の仕事を?」

牛窪
「前職は放送作家をしていました。このお店のオーナーとはその仕事で知り合ったんです」

えええっ!? 店長さんのオシャレ感は業界人の華やかさか。

ノグゾーン
「なぜ放送作家さんがソムタム専門店を!?」

牛窪
「もともと料理専門の作家を目指していたので、そのネタ作りのために本場タイの料理教室に行き、ソムタムの作り方を学んだのがきっかけでした。現地で食べるタイ料理にハマってしまって、昨年だけでも何度か料理教室に通いましたね」

お店がタイのビーチを連想させるのは、筋金入りでタイ好きな店長さんの趣向ですね

牛窪
「向こうの料理教室って市場を回るのも大体ついていて、スパイスの内容や野菜とか全部教えてもらって。ナスやにんにくが小さいなど、タイの食材で使ってるものが日本と違いすぎて驚きました。タイの料理が何でできているかが完全に分かるのが面白かったですね」

「タイにはソムタム専門店があって現地の人に人気なんですよ。ニューヨークにもあるらしいのですが、日本にはなくて」と、そこに目を付けた牛窪さん

ノグゾーン
「そんなに食材が違うんですね」

牛窪
「それで、日本に帰ってきたんですけど、せっかく習っても日本ではこんな食材ないから家で作れるはずがないと諦めていたんですよ。そしたら、知り合いでめちゃくちゃタイに詳しい方がいて、新大久保のアラブ街に青パパイヤが売っているって教えてくれたんです」

さすが、超多国籍街……

牛窪
「そこで買ってきて、家で作れたのがすごく嬉しかった。せっかく作ったから『青パパイヤってそもそも何だっけ?』と思って、パパイヤを研究した本やネットで調べてみたらスゴい効能がめちゃくちゃ出てきて」

タイ人はそれを知らずに、美味しいから食べているらしいとか。

牛窪
「それで、『タイ料理屋はいっぱいあるけど、ソムタム屋はない。これはみんな知らないからやろう』って(笑)。これだけ健康オタクな日本人が、ほとんどソムタムや青パパイヤのことを知らないのが伸びしろありすぎるなと思って」

ノグゾーン
「メニューは牛窪さんが提案して?」

牛窪
「そうですね。オープンしようと思ってから、ずっと毎朝作って。何が合うかとか試行錯誤した結果、今の4つのメニューに収まったという感じです。結局メニューが多いと回せないし、シンプルがいいっていうのもあったので」

ビジネスプランとして、なるほど感ありすぎる。勉強になります。

メインメニューは、ソムタム、マッスルソムタム、エビとアボカドのソムタム、豚とマンゴーのソムタムの4種類。生春巻きの“ソムタムロール”や、コブミカンの葉で味付けした特製“やみつきタイ唐揚げ”も用意
千切りになった青パパイヤ。これが“天然栄養素”か。実は「安定的に青パパイヤを入荷できないとお店ができないってことにココを契約してから気付いて(笑)。焦りました」と天然店長。一番大事ですけどね、そこ
本場のタイで使われているソムタム専用のピーラー。ソムタム専用なんてあるんですね…! 牛窪さん曰く「私、急いでいると包丁で絶対手を切っちゃいそうなので、これは必須です(笑)」とのこと

牛窪
「現地で教わるまでは、青パパイヤのことはもちろん、タイ料理の中身を本当に知らずに食べていたし、見たことのない調味料や調理器具で作るんだとか知らないことだらけでしたね。ソムタムが作られる過程も見ていて楽しいので、あえて作っているところを見せるようにしています」

本場タイ直伝というソムタムのソースは、ナンプラーにニンニクとライム、ココナッツシュガー、香辛料などを加えて仕上げたもの。油は一切使ってないそう

牛窪
「辛さは唐辛子で、ウチは最後に調節します。辛さ0でも後からピリッときますよ。ちなみに、本場のタイ人は1人前のソムタムに唐辛子を6~10本入れるのが当たり前なんですけど、そこはお客様の好みで選べるようにしています」

辛さも選択可能。ちょっと辛いほうがいい人は「辛さ1」で。「辛さ2」でもかなり舌がピリピリしたので、「辛さ2」以上は辛いのが得意な人におすすめ。「辛さ10」の激辛ソムタムは、挑戦者をお待ちしております
千切りにした青パパイヤに特製ソースをかけたら
青パパイヤを叩いて潰して、味をしみ込ませます
タイでは、青パパイヤにトマトやピーナッツ、いんげん豆を入れたものが主流だそうですが、「ウチでは現地でよく使われるインゲン豆の代わりに、栄養価が高くて健康にいいアボカドを加えています」とのこと
しっかり混ぜ合わせたら、はい出来上がり!

牛窪
「田町は健康志向のビジネスパーソンが多そうなので、そこは狙っています(笑)。それに、この辺りは子育て世代がとても多くて、そういう方々にも食べてもらえたら嬉しいなと思っています」

牛窪さん「完成です」
筋トレ中の人やアスリートにおすすめの「マッスルソムタム」(1,000円/税別)。具材に甘辛のソースがよく絡んで、もち米のご飯が進む! 歯ごたえは残しつつも、しんなり柔らかい青パパイヤの食感がクセになる

牛窪
「マッスルソムタムは、現地にはないメニューでアレンジしています。青パパイヤのパパイン酵素がタンパク質を分解・吸収してくれるので、脂肪の少ない鶏肉と一緒に食べることで筋トレしている人は効果的に栄養を吸収できます。ゆくゆくは、スポーツ系ジムとコラボして、ジムに当店を併設してもらいたいですね」

溢れ出す事業プラン。

牛窪
「“ソムタムティー”としてパパイヤのリーフティーというのも出しているんですけれども、青パパイヤの実と同じように胃の中に残ったものを流してくれる作用があります」

なかなかお目にかからないソムタムティー(300円/税別)。濃い緑茶好きのノグゾーンとしてはすっきりして好みでしたが、かなり苦めです

牛窪
「これも効能がスゴすぎるのに売ってるところがないから、最初はペットボトルでウチのお茶として売ろうかと思ってたくらいなんですけど」

商品化計画へのやる気もスゴいんじゃ。

店長おすすめ「ランチセット」(1,000円/税別)のお弁当は“やみつきタイ唐揚げ”入り。ドリンクも付く
「タイ料理全般となると、数あるタイ料理屋さんに勝てる気がしなかったんですけど、一個に絞ったら絶対勝てるんじゃないかって思ったんですよ(笑)」と意欲に燃える店長
モデルみたいな店長さんとモデル犬みたいな看板犬ちゃん

ノグゾーン
「日本初のソムタム専門店から、最後に一言どうぞ!」

牛窪
「強気で言っちゃえば、青パパイヤこんなに食べられるなんてラッキーですよ、普通食べれないですからって言いたいです(笑)。専門店っていうのはまずないので、ウチでしか提供できませんし、これだけ習慣化して食べられる環境というのはないと思います。私も毎日食べていて体調良いんで、本当に皆さんに食べてほしいです」

ノグゾーン
「実体験も込みで。青パパイヤを買うところから大変ですもんね」

牛窪
「本当に売ってるところが少ないんです。ソムタムだってウチで初めて食べたって人も結構多いですし、認知がないのでお店に置いても売れないからだと思うんですよね。青パパイヤがスーパーに並ぶまでやりたいです」

とにかくやる気がスゴいんじゃ。

というわけで、店長さんのお話によると、どうやらとんでもなく健康に良さそうな青パパイヤ。これは田町発で全国へ大きく広がっていきそうな予感がします! Uber Eatsも始まったそうなので自宅や職場から注文できるとのこと。有名店になっちゃう前に、日本初のソムタム専門店『ソムタムカフェ』で美味しく健康を先取りしちゃいましょう~!


―――――――
SOM TUM CAFFE(ソムタムカフェ)
東京都港区芝浦3-12-16 金生谷ビル 1階
TEL: 070-3768-0691
営業時間:11:00~14:00(月~土)、週4日(不定期)17:30~19:30
営業日:月~土
定休日:日・祝祭日
http://somtumcaffe.com/
―――――――

田町新聞

田町新聞

田町新聞は東京・田町(三田、芝浦)の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

この記事を書いたライター情報

田町新聞

田町新聞

東京・田町(三田、芝浦)の粋な情報を発信するWEBマガジンです。田町に住んでいる人、通っている人、立ち寄った人、田町に関わるすべての人が、どうしたら「田町っていいなぁ」「田町ってなんか好きだなぁ」と思えるか。そんなことを考えながら記事を執筆しています。

田町新聞 が最近書いた記事

おすすめのコンテンツ

連載