成城石井の凄腕バイヤーが自腹で買ってる溺愛ベスト5聞いてきた

成城石井の凄腕バイヤーが自腹で買ってる溺愛ベスト5聞いてきた

2019/12/29

テイクアウト需要が加速する昨今、自宅で本格惣菜やデザートを楽しめると老若男女から絶大な支持を得ている成城石井。店舗数もどんどん増えている一方、開発・製造にこだわり抜く姿勢は創業時から変わらない。そんな成城石井でいま買うべきものを一挙大公開!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

成城石井で人気の商品&バイヤー激推し商品をランキング形式で発表!

今回紹介する10品がズラリ。食べたことがある商品はいくつある?

2019年売り上げランキングTOP5に加え、バイヤーが自腹で買ってしまういち押し商品をピックアップ。自宅で楽しめる激うまグルメばかりなので、年末年始のおこもりにぴったり。これさえ押さえておけば間違いなしの10品を紹介する前に、まずは成城石井が人気の理由を簡単におさらいしておこう。

後のランキングに出てくる焼売(激うまです!)

成城石井が人気のワケ

取り扱っている商品は、自社で製造する自家製商品・メーカーさんとつくる自社オリジナル商品・自社輸入商品・仕入れ商品など

成城石井が掲げているのは「良いものをお求めいただきやすく、世界の食品を世界の街角の価格でお届けする」というコンセプト。“味、品質、価格のバランスが良く、価値のあるものを提供したい”そんな想いから仕入れ商品はもちろん、自社オリジナル製品の開発にも力を入れる。メーカーさんとの協業で開発する商品に1年以上かけたり、自社セントラルキッチンにて手作業で自家製の惣菜やパン、スイーツを製造していたりと、こだわりがすごいのだ。人気の理由をもう少し掘り下げていこう。

【理由その1】
「価格に納得! 自家製惣菜は極力手づくり」

左から「りんご酢ときび糖仕立てのキャロットラペ」(299円)1パック、「トマトとモッツァレラチーズ鶏焼売」(499円)6つ、「ポテトサラダ」(380円)1パック ※すべて成城石井自家製

ワンランク上のスーパーのイメージがある成城石井だが、単にいい食材を使っているからではない。素材本来の味を生かした商品の開発に力を入れるために世界・全国各地から素材を厳選。また惣菜やデザートなどの自家製商品はセントラルキッチンにて極力手づくりで製造・加工。原材料や素材のおいしさを引き出すために化学調味料をなるべく使用せず、実際に腕をふるうシェフがメニュー開発も行っているんだとか。

【理由その2】
「パティシエが開発する、スイーツのクオリティーが高すぎる」

プロの味を手ごろに楽しめると人気の自家製スイーツ

スイーツ製造のために、元有名レストランなどで腕をふるっていたパティシエや、和菓子づくりのプロなどのスペシャリストが集結。手軽に本格的なスイーツが味わえると話題を呼び、和テイストのものから、洋菓子まで、多数の大ヒット商品が生まれている

左から「生プレミアムチーズケーキ」(399円)、「4種赤い果実とルビーチョコレートのパルフェ」(359円)、「北海道えびすかぼちゃのパンプキンプリン」(290円)、「モーモーチャーチャー」(399円)

最近では、マレーシアで生まれたココナッツ風味のスイーツ「モーモーチャーチャー」がSNSで大きな話題になるなど、日本ではあまりなじみのない海外発のスイーツに出合えるのも人気のヒミツだ。
※上記写真4点すべて成城石井自家製

【理由その3】
「買い付けだけじゃない、バイヤーの仕事幅と熱量がスゴイ!」

1万種以上もの商品を取り扱う成城石井だが、仕入れに携わるバイヤーは20名程度なのだそう。成城石井ファンを作る商品への強いこだわりは、驚くほどの少数精鋭によって生まれてる。しかも、買い付けだけがバイヤーさんの仕事ではないようで……

\バイヤーを束ねる凄腕バイヤーに直撃/

成城石井を誰よりも愛する男との呼び声も高い
服部吉宏さん

服部吉宏さん

成城石井執行役員商品本部本部長

服部さん
服部さん
「成城石井のバイヤーは買い付けるだけに止まらず、開発、マーケティング、メーカーさんとの商談、輸入管理まですべてを行うのが特徴なんです。バイヤーは時代の「半歩先」を考えて情報収集、買い付けをすることを日々心がけています」
服部さんは約1万種類の商品のほとんどが頭に入っているそう
服部さん
服部さん
「毎年、バイヤーは年に8〜10回は海外へ買い付けに行き、世界の食のトレンドも肌で感じながらさまざまな食文化を現地で学んでいます」

まずは、2019年に成城石井でもっとも売れた商品、売り上げランキングTOP5を確認! その後、成城石井の商品を知り尽くした男、服部さんが自腹で買うというお気に入りの商品をご紹介いただこう。服部さんならではのアレンジテクもあわせてチェック!

これだけはハズせない! 2019年最新版売り上げ商品ベスト5

5位「成城石井自家製 四川山椒ピリ辛麻婆豆腐」(459円)

水切りにも手間暇かけた絞り豆腐のしっかりとした食感が楽しい。一人で食べるのにちょうど良い量

調味料に麻辣醤、豆板醤、甜麺醤、豆鼓醤の4つの醤(ジャン)に加え四川山椒を使用し、しびれるような辛さが味わえる本格的な一品。使用している豚肉は国産で、一度も冷凍させずに挽くこだわりよう。2010年の発売から人気の高い商品だ。

大きめにカットされた豆腐に、4つの醤による赤色が食欲をそそる……!
服部さん
服部さん
「最近人気の“シビ辛”が流行になる前に注目し開発に取り組んだのがこの商品です。かつて中国料理世界大会に日本代表として出場した経験もある、セントラルキッチンのシェフが開発を担当。豆腐の食感にもこだわり、その日の豆腐の状態によって豆腐のカットの大きさや、鍋に入れるタイミングを変えるなど、日々試行錯誤しています。クセになる味付けで、私も無性に食べたくなるときがありますね」

4位「成城石井 スモークサーモンスライス」(990円)

高級感のあるパッケージはお土産にも喜ばれそう!

厳選したサーモンを使用し、丁寧に手作業で味付けを行った贅沢なスモークサーモン。12時間以上乾燥させてから直燻方式でスモークをするため、芳ばしい香りとともに旨味がぎゅっと閉じ込められている。「サーモン本来の旨味と口当たりの良い滑らかな食感がたまらない!」とファンも多い逸品だ。

思わずお酒も進むスモーキーな味わい
服部さん
服部さん
「このままでも十分おいしいですが、さまざまなアレンジができる万能な商品です。ケッパーを散らし、オリーブとクラッカーと一緒に出すとおかわりする人続出で、ホームパーティーの始まりには、欠かさず出しています」

\こんなアレンジ術も/

「成城石井自家製 くるみパン」(290円)にサーモンとレタスをサンド
服部さん
服部さん
「そのまま召し上がるのが一番おすすめですが、私のお気に入りの食べ方はサンドイッチ。成城石井のくるみパンをトーストしてディジョンマスタードを塗り、レタスなどの野菜やクリームチーズと一緒にサンドするだけ。朝食にぴったりですよ」

3位「成城石井自家製 国産豚のジューシー焼売(小)12ヶ」(599円)

贅沢に豚肉が詰められているので一口で食べ応えあり

ロングセラーの焼売は、肉の旨味を味わえるよう1度挽きしかしていないフレッシュな国産の豚肉を使用。淡路島産のタマネギ、干し貝柱と干し椎茸のペースト、クラッシュした干しえびを練り込んだ餡はジューシーさがたまらない。焼売の皮は小麦粉と水のみを使用し、皮をかなり薄めに仕上げているのでお肉の味を存分に味わえる

多くのリピーターを抱える人気商品
服部さん
服部さん
「私が入社した1992年からすでに人気の商品でした。発売当初からずっと変わらない味にこだわっています。かつて改良を行ったこともあったのですが、昔ながらの味わいをご支持くださるお客様が多かったため、伝統の味を守り続けています。“中華街で食べる本格的な焼売のようだ”とお褒めの言葉をいただくことも」

\断面チェック/

中にはお肉がぎっしり。一つひとつ噛みごたえがある一品

電子レンジで温めてもおいしいが、さらにおいしく食べるなら鍋にステンレスのざるを入れ、その上にレタスや白菜を敷いて蒸し器で蒸らすと、ふっくら仕上がるんだとか。しっかり味が付いているのでそのまま食べてもおいしいが、しょうゆやからしを少しつけて食べるのもおすすめ。

2位「成城石井 ミックスナッツ大袋」(1190円)

ジップ付きパッケージなので外出先でも食べられる!

アーモンド、くるみ、カシューナッツ、マカダミアナッツの4種類の人気のナッツが入ったお得な商品。素材そのままのおいしさを生かすために食塩・植物油不使用にこだわった。油を使わないドライロースト法で仕上げてから12時間以内に袋詰め。マカダミアナッツの味わいを存分に楽しんでもらうため、配合比率を極力高めているのもこだわりだ。

食塩・オイル不使用だから素材の味を楽しめる
服部さん
服部さん
「スーパーフードがはやり出す前から、いち早くナッツに目をつけて開発したのがこの商品。特に4種のナッツの配合割合にこだわり、他のナッツよりも人気で高価なマカダミアナッツを多く配合しているのが自慢です! 小腹が空いたときやおつまみにもぴったり」

1位「成城石井自家製 プレミアムチーズケーキ」(790円)

開発・店舗スタッフ、みんなでつくりあげた大ヒット商品なんだそう

フレンチの名店として知られるマキシム・ド・パリでも腕をふるったパティシエが開発した超看板スイーツがやはり今年も1位に君臨! 最大のこだわりは3層仕立ての生地にある。下層はきび砂糖を使用した優しい甘さのスポンジ。中層はクリームチーズをベースに、丁寧にローストしたアーモンドとレーズンをと加えた濃厚なチーズケーキ。上層にはアーモンドとバターがたっぷりとトッピングされている。商品誕生は10年以上前にさかのぼるが、口コミで人気が広がった。

ぎっしり詰まった3層の生地の断面図は美しい……
服部さん
服部さん
年間約100万本を売り上げる、成城石井“不動の売上No.1商品”です。看板商品をつくるべく、食べ飽きないおいしさを追求して開発しました。発売当初から変わらない味わいです。トッピングのアーモンドはパリパリとした食感を大事にしているので、毎日1時間かけてローストしていたりと、かなりの手間をかけています。なので、一日に生産できる個数が限られているんです」

成城石井のバイヤーたちが自腹で購入「実はもっと売れてもいいと思っている」溺愛ベスト5

商品の話になると、我が子の話でもするかのように顔がほころぶ服部さん

国内外で買い付けをするバイヤーはまさに目利きのプロ。おいしいものを知り尽くした達人たちがついプライベートで買ってしまうオススメの商品とは!?

1.「成城石井 白菜キムチ徳用」(699円)

辛すぎない味付けでご飯が進む進む

韓国での本格的な作り方を再現しつつ、日本人の口に合う辛さに仕上げたキムチ。沖縄産のシママースと英陽(ヨンヤン)産の唐辛子を使用したヤンニャムを、白菜一枚一枚に手作業ですり込む。半株を丸ごと漬け込む作業に3日間もかけるというこだわりの製法を貫いている。パックに詰める直前にカットすることで、白菜の旨味や水分を逃がすことなく素材を活かせるんだとか。

シャキッとした食感の白菜はやみつきに
服部さん
服部さん
我が家に常備している商品のひとつです。毎年の唐辛子や白菜の出来によって味わいが変わらないよう、その都度調整するなどかなりの手間暇をかけてつくっています。一度テレビで紹介された際、生産が追いつかなくなったことがあるのですが、我が家の食卓でもとても困りました(笑)」

2.「成城石井 2種のトリュフ香るミックスナッツ」(600円)

袋を開けた瞬間からトリュフの香りがパ〜ッと広がる

アーモンド、クルミ、マカダミア、ピスタチオの4種類のナッツを贅沢に使用。味付けには自社輸入のイタリア産白トリュフオイルと、黒トリュフ入りのフランス・ゲランドの塩を使っており、トリュフの濃厚な香りが楽しめる。トリュフの本場イタリアでヒントを得て、トリュフと相性抜群のピスタチオを採用。トリュフオイルと塩の配合比にもこだわっており、芳醇な味わいがたまらない逸品だ。

自分へのご褒美として買いやすい価格設定もこの商品の魅力。頑張った日はご褒美としてナッツもグレードアップしてみては?
服部さん
服部さん
「イタリアのトリュフメーカーさんにおすすめしていただいたピスタチオ配合しています。売り上げランキング2位の『ミックスナッツ大袋』とは違うナッツを使っているのもこだわりですね。内容量も風味を損なわないで食べきれる量を追求し90gにしました。トリュフのベストな量を決めるため、繰り返し試作を行ってたどり着いた自信作です」

3.「成城石井スパークリングワイン」(各399円)

(左)ブラン(右)ロゼ。パッケージもかわいいので持ち運んでも◎

今年4月に発売された成城石井初となる缶ワインは、ワイン愛好家からの支持も高い成城石井クオリティーが光る商品だ。金賞を多数受賞するチリ・プエルタス社のワインを輸入。自社農園で採れたブドウだけでつくられる原酒から厳選しているそう。シャルドネ100%でつくられたブランと、シャルドネ・カベルネソーヴィニヨンとブレンドしたロゼの2種ともに、フレッシュな香りとクリアな酸味が味わえると評判だ。290mlの飲みきりサイズもうれしい

定温管理できるリーファーコンテナで輸送し、日本で充填後にボトリング。その後も定温定湿倉庫で保管し、徹底的な温度管理を行うなど、こだわりがすごい 
服部さん
服部さん
最近のトレンドであるワインの外飲みにぴったりの商品です。缶ワインなので持ち運びもしやすくピクニックやお花見はもちろん、バーベキューやキャンプといったアウトドアシーンに持って行かれる方も。気軽に飲める缶ワインですが、高品質にこだわっており、私はグラスに注いで家飲みしています。売り上げランキング2位の『ミックスナッツ大袋』との相性もいいですよ」

4.「成城石井自家製 シンガポール風ラクサ」(599円)

化学調味料は不使用&野菜もたっぷりなのがうれしい

シンガポールやマレーシアで定番の屋台料理として知られる“ラクサ”は、ココナッツベースのカレー麺。フォー・ガーなどエスニック惣菜のヒットや人気の高まりを受け誕生したメニューで、「お弁当・お惣菜大賞2015」(主催:新日本スーパーマーケット協会)では麺部門で1位に選ばれたこともある実力派。

商品の入れ替えで休売すると、必ず問い合わせが入るほどの人気商品

コクと甘さを引き出すためにココナッツミルクではなくココナッツクリームを使用。本場のナンプラーやスパイスを掛け合わせた濃厚なカレースープに、あっさりとした味わいで人気が高い。麺もシンガポールで定番の米麺(クイッティオ)を使用し本場の味を追求しているんだとか。

服部さん
服部さん
「セントラルキッチンのエスニック料理長が、シンガポールでラクサに出合い衝撃を受け、商品開発がスタート。厚揚げのほか、自家製の蒸し鶏、香菜、ゆで卵、トマトなど具だくさんなところも魅力。隠し味に日本人になじみの深いゴマ油やみりんを使っているので、より丸みのある食べやすい味に仕上げられています。シンガポールに行かなくても本場の味を楽しめるので、私もラクサファンのひとりです」

5.「成城石井 国産素材六種でつくっただしの素徳用」(1190円)

ティーパックタイプで使いやすい!

日本の食材にこだわってつくられた6種のだしパックは、かつお節、こんぶ、さば節、いわし煮干、椎茸はすべて国産素材を使用。食塩も化学調味料も使っていないだしパックは珍しいと人気が高い。しょうゆを加えて好みの味に調整できる使い勝手の良さもポイントだ。

服部さん
服部さん
構想から1年……かつおだしをベースにしてバランスを考えた独自の配合を追求しました。成城石井は輸入食品に強いというイメージを持つ方も多くいらっしゃるかと思いますが、実は和食材の開発にも力を入れています。私は大きな鍋で一度にたくさんだしをつくり、冷凍庫でストックしています。使いたいときに、そのまま鍋に入れられるのでとても便利ですよ」

「成城石井に行けば何かおいしいものに出合える」という信頼感は、商品に関わる人々の並々ならぬ情熱の結実だった

これまで食べたことがあるメニューは、いくつランクインしていただろうか。全10品、いずれも成城石井クオリティーを象徴するマスターピースばかり。おうちでゆったり過ごす年末年始のおこもりシーズン、一気に買い込んでコンプリートしてみては。

取材メモ/プレミアムチーズケーキを買うと、一度に3分の2はぺろりしてしまう筆者。今回の取材でめちゃくちゃ手間暇がかかっていることを知り、さらにファンに。いつも同じものばかり買ってしまうけど、自分だけのお気に入り商品を見つけるのも楽しそうだなぁ。

取材・文・撮影=Roaster

\年末年始のおこもりグルメガイド/

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

おすすめのコンテンツ

連載