野菜の魅力を活かしきる餃子に鈴木砂羽も感激!八幡山「餃子館」

連載

鈴木砂羽の餃子道

2016/10/14

野菜の魅力を活かしきる餃子に鈴木砂羽も感激!八幡山「餃子館」

役者仲間や友人たちと「餃子部」を結成するほどの餃子フリークな、女優・鈴木砂羽。おいしい餃子を求めてさまざまな街を食べ歩く連載「鈴木砂羽の餃子道」第12回!

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

こんにちは、鈴木砂羽です。今回ワタシは八幡山にある「餃子館」にやってきました。甲州街道沿いで19時すぎから午前2時まで営業しているというこのお店は、深夜まで賑わう人気店。このあたりまで餃子を食べに来る機会は少ないけど、遅くまで営業してるなら撮影所帰りに気軽に立ち寄れそう。

19:30オープンで、深夜遅くまで営業しています

店主の須藤明さんと奥様がご夫婦で営まれている「餃子館」は、この場所に移って19年、その前の場所でも10年ほど営業されていたというから、もう30年近く餃子を作り続けていらっしゃるのだそう。それにしても、まるで万博のパビリオンのような「餃子館」って名前はすごいですよね。なんでも仕事終わりの料理人の方などもよくいらっしゃるそうで、料理のプロをも虜にする餃子はどんな味なのか期待が高まります!

カウンター14席のみの店内

店内はカウンターのみ。壁にはずらっと餃子のメニューが貼ってあって、どれにしようか目移りしちゃう。取材に伺ったのは営業時間のちょっと前だったんですが、ご夫婦で仕込みの真っ最中。いろんな種類の餡が作られてて(ラーメン丼に入ってるのがまたいいじゃないですか!)いくつも山積みになってる。きっとこの大量の餡も、1日で捌いちゃうんでしょうね。

ラーメン丼に大量に仕込まれた餡。ちなみに餃子館ではラーメンも食べることができます

「うちの餃子は全部で10種類。たまに定番と違うのも作ったりするけどね。基本は中国の東北地方のスタイルだけど、美味しければなんでも入れちゃう(笑)。一人で全種類食べちゃうお客さんもいますよ」(須藤さん)

野菜を中心とした餃子が常時10種類。左の4つが焼き餃子のメニューです

そしてカウンターの外には道路に面して作業台が設けられていて、餃子の注文を受けるたびに、ママさんが皮から1個ずつ作っていきます。餃子を包んでいく手さばきの鮮やかさは、思わずうっとり見とれちゃうほど。ママさんも営業時間じゅうずっとここに立ちっ放しで餃子を作り続けているそうで、ご夫婦のハードワーカーっぷりには頭が下がります。

道路に面して、餃子を作る作業台が設置してあります
注文を受けてから一つずつ皮から作っていきます
接客もこなしながら、手際よく餃子を包んでいきます

もう我慢できない! まずは水餃子のメニューからいくつか注文してみましょう。

「そのまま食べてみてください」と目の前に運ばれてきたのは「春菊水餃子」。大将の言う通り、何もつけずに食べてみますね。

春菊水餃子(5個・430円)

うーーーーーん! 口に入れてすぐ美味しい餃子ってわかる!(笑)。一口齧ると肉の味わいと春菊の香りや食感がダイレクトに迫ってくる、この感覚は驚きです。続いてやってきた「しそ水餃子」も、しその香りと肉の旨みのバランスが抜群! いやあ、本当に美味しくて、なんだか興奮してきちゃった(笑)。

「ありがとうございます(笑)。中国では基本的には餃子にニンニクは入れないから、ニンニク醤油につけて食べても美味しいですよ。あとはお好みで自家製のラー油つけてね」(ママさん)

野菜がたっぷり入った餡ながら、味はしっかりついてます
今まで味わったことのない春菊餃子の衝撃に、思わず真剣な表情になる砂羽さん

セロリ水餃子」は、歯ごたえがシャキシャキでスープもたっぷり! 「冬瓜水餃子」はマイルドな甘みがあってこれまた美味! どの餃子も、野菜本来の美味しさをすごく大切にしてるのがわかりますね。はぁ美味しい。

「春菊やセロリを普段食べない人でも、うちの水餃子は美味しいってペロリと食べてくれますね。初めて来た人は焼き餃子を注文するけど、一度水餃子を食べたら、次からはだいたい水餃子だね」(須藤さん)

いやー、その気持ちわかる! ここの水餃子、本当に美味しいもん。しかし餃子好きとのワタシとしては、焼き餃子も食べずにはいられません。ということで「ニラ玉餃子」と「大根餃子」をいただきます。

焼き餃子は大きさと包み方も違います
ニラ玉餃子(5個・430円)

見て、この「ニラ玉餃子」の美しさ! 美しい焼き目がついた皮はうっすら翡翠色に染まって、食べるのがもったいないぐらい(食べるけど)。ニラの風味とふわっとやわらかな玉子の甘みが口の中に広がります。

大根餃子(5個・430円)
GLG(グッドルッキング餃子)な大根餃子も召し上がれ

そして、こちらが「大根餃子」。大根の入った餡なんて珍しいよね。ということで、パクッ……えっ、何これ〜!? 皮はカリッと焼けてるんだけど、中の餡がホクホクしてるの! これは新食感ですよ!

「大根は荒く刻んだのを入れてるから、ホクホクの食感になるんですね。ちなみに、水餃子と焼き餃子では皮から違うんですよ。粉は一緒だけど……詳しい違いは秘密!(笑)」(須藤さん)

あまりの美味しさにワタシも全種類いっちゃいそうな勢いだったけど、さすがにこれで打ち止め。あー、食べた食べた! それにしても名店は、いろんな町にあるもんだなぁ。あらためて餃子の奥深さを堪能した八幡山「餃子館」、ごちそうさまでした!

最後はご夫婦揃ってギョーポー(餃子ポーズ)でパチリ!
Yahoo!ロコ餃子館
住所
東京都世田谷区上北沢4-29-19

地図を見る

アクセス
八幡山駅[出口]から徒歩約4分
上北沢駅[南口]から徒歩約7分
芦花公園駅[北口]から徒歩約13分
電話
090-2446-0229
営業時間
火~日 19:30~26:00
定休日
毎週月曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

構成=宮内健、撮影=熊谷直子、ヘアメイク=吉野麻衣子

この記事を書いたライター情報

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

1994年に主演映画「愛の新世界」で注目を集め、同年ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞など多数の映画賞を受賞。以降、映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍。日本テレビ「幸せ!ボンビーガール」出演中。「YOU」 (集英社)にてエッセイ漫画「いよぉ!ボンちゃんZ」連載中。

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