【郡山】レバニラに赤ワインを合わせる食堂ならではの至福時間

【郡山】レバニラに赤ワインを合わせる食堂ならではの至福時間

2020/01/07

今回の取材は、新年の「定食初め」ですから、少し足を延ばして郡山市まで食堂遠征です。郡山市でも特にお気に入りの食堂のひとつ。駅前大通り沿いに昭和27年創業の老舗『三松会館』さん。一度決めていたオーダーを再度惑わす魅惑のショーケースにしばらく見惚れます。

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『ふくしま定食部』部長・東野

『ふくしま定食部』部長・東野

【郡山】レバニラに赤ワインを合わせる食堂ならではの至福時間

駅前通りから路地へ曲がると現れる三松食堂さんの外観
ショーケースに並ぶ料理サンプルと共に、ずらりと並ぶワインボトルも魅力的

黒の暖簾に白字で書かれた綜合食堂の文字に招き入れられるように入店です。

『綜合食堂』の文字が印象的な暖簾も味わい深い

小上がりも落ち着いていて好みですが、今日はおひとり入店。レジ前の2人掛けテーブルに案内していただきました。お冷を置きに来ていただいたタイミングで、「レバニラ炒めとハムエッグを単品で。それと赤ワインをグラスでお願いします」。

最近お気に入りのオーダーをお願いすると、番号札8番をいただきました。

今日の番号札は8番。胃袋が∞と見抜かれたような気がします

三松会館さんは日本酒、焼酎も豊富ですが、東京から仕入れているワインもリーズナブルでおいしいんです。

それにしても平日の午後2時でこの賑わい。出張帰りのビジネスマンや常連と思われる年配の方、大学生でほぼ満席です。人気、時代のニーズに応じてメニューを増やし、和・洋・中、定食から丼もの、麺類など品数は100以上。まさに 綜合食堂 の暖簾に偽りなし。

創業者の松崎三治さんのお名前をとって三松会館さん。当時は食堂もたくさんあった郡山駅前に、テーブル2席でスタートし、人気と共に拡張してきました。

今回の取材を申し込んだ際も、ご主人が「うちは特別なネギとか、こだわりの逸品とか使ってないよ!」と仰いましたが、毎日でも通いたくなるホッとする味。温かくてボリュームもあって、この雰囲気。堪らなく魅力的です。

待つこと5分。先行して赤ワインとお通しの枝豆が到着です。

イタリア産の赤ワインに枝豆の組み合わせは食堂ならでは。しかも合う!(赤ワイン450円)

貼られたポスターのおかげで、向かいは空席なのに、あたかも福山雅治と乾杯している気分です。

枝豆がはかどったあたりで、レバニラ炒めが湯気と香りを纏ってやってきました。

レバニラ炒めと赤ワインのマリアージュにハマること必至(レバニラ炒め単品600円)

しっかりと炒められた主張のあるレバーと、もやしやニラの食感は食べ応えあり。たっぷりと汁を含んで旨みが溢れます。そこに赤ワインを滑り込ませると、その絶妙な味わいに堪らなく幸せです。

ワイングラスの中にお店の方を入れたようにしてみたり……

続いて、皿から零れ落ちないのが不思議なくらいのハムエッグが、あたかも卵の殻を割ったようなビジュアルで運ばれてきました。

ハムエッグ単品(600円)

ここは、すぐに黄身に手を付けず、ポテサラやキャベツを楽しんで自分自身をじらします。

さて、いよいよ目玉焼きと向き合うことに。箸先でぷつんと割ると、白身とハムに絡むちょうど良い塩梅の黄身が流出。

絡めてくださいと言わんばかりの黄身具合

そろそろ白ワインかなと思ったあたりで、〆に麺類をいただきたくなりました。

メニューの「めん類」のページだけでも26種類。決めかねてページを捲ると「焼きそば類」も6種類ですから迷います。

また寒い中を帰ることを考え「あんかけ焼きそば」で温まることにしましょう。せっかくなので、110円追加で五目に変更です。

「めん類」メニューはワンタンも含めて26種
「焼きそば類」は6種、「中華丼類」も6種の豊富さ

ワインの余韻と賑やかな雰囲気で心地よくなっていると、今日の〆、あんかけ焼きそばと白ワインが一緒に運ばれてきました。

あんかけ焼きそば(700円)、五目トッピング(110円)。本日の白ワインは南フランス産(450円)

終盤にきて、思っていたよりひと回り大きな焼きそばに驚きましたが、餡という大海原に漕ぎ出した一艘の小舟のようなゆで卵に、番号札∞の胃袋。再度食欲を掻き立てられます。

本日2.5個目の玉子は、あつあつ餡の荒海に漕ぎ出した小舟のよう

サッと焼かれた細麺の喉ごしもよく、あつあつの餡を麺でジャッカルして口の中へ。余韻の残るうちに白ワインをいただくと再び訪れる幸せな時間。

餡と絡むために生まれてきた小麦なんじゃないかとさえ思える麺

胃も心も満腹になった郡山での食堂時間。次回は洋食もいただきに伺いますね。

ごちそうさまでした。

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